Monster Allocation Center Movie Award Climax 2012
◆2012年度モンスター配備センター映画大賞
▼ワースト3:コメント字数制限無しでけなす。
63位:「ワイルド7」
新年一発目に観た映画が最下位。マンガの実写化については少しは実績のあった羽住英一郎だが、見事にやらかしてしまった。
何が悪いかって、ワイルド7があんま格好良くないのがなあ。ワイルド7よりもワイルド7の上司とかワイルド7を乗せてきたトレーラーの方が
格好いいって、問題ありすぎだろう。7人いて、3人くらいしかキャラが立ってないのも大いに問題。
唯一褒められるところは、ヒロインのフカキョンのウェイトレス姿がかわええこと。
フカキョンはここ数年、「こち亀」やら「セカンドバージン」やら「夜明けの街で」やら「豆腐小僧」やら、香ばしい映画にばかり出ていて不憫。
きっとディレクターやプロデューサーどもが無能なだけでフカキョンは決して悪くないに違いない。
62位:「トテチータ・チキチータ」
まあ半分自主制作映画みたいなもんだからなあ。
わざわざ震災後のフクシマを舞台としているのに、避けては通れないはずの放射能の問題を見事に避けて通ってしまっているチキン映画。
線量低い地域でばっかでロケしてやがる。
これで物語の核となるようぢょがかわええならまだ褒められるのだが、それすらも…。
つーわけで福島県民が知っているロケ地を見てニヤニヤするための映画。
61位:「るろうに剣心」
本当は60位の映画の方がつまらん気がするのだが、こっちの方がより文句を言いたかったので。
佐藤健の剣心役は白眉だったのだが、それ以外のキャスティングがいちいち挙げてられないほど原作と乖離していて壊滅で、これ考えた
ヤツはフタエノキワミ、アーッ!
ちなみに展開も冗長。
▼60位〜56位:寸評5文字で十分だてめえら!
60位:「Black & White」/逆塩谷瞬。
59位:「劇場版 テンペスト3D」/ガクトェ…。
58位:「プロメテウス」/題名違う。
57位:「希望の国」/設定破綻。
56位:「伏 鉄砲娘の捕物帖」/物足りず。
▼55位〜51位:寸評10文字で十分だてめえら!
55位:「メランコリア」/納得がいくラスト。
54位:「ダークナイト・ライジング」/前作が力作すぎた。
53位:「終の信託」/無自覚の罪に腹立つ。
52位:「のぼうの城」/合戦カットが解せぬ。
51位:「ペントハウス」/コメディじゃなかった。
▼50位〜41位:寸評15文字で十分だてめえら!
50位:「しあわせのパン」/雰囲気だけにも程がある。
49位:「愛と誠」/妻夫木が宇都宮隆にクリソツ。
48位:「新少林寺」/まさかの全滅エンド諸行無常。
47位:「はやぶさ 遙かなる帰還」/三兄弟の次男はただただ地味。
46位:「Another」/アニメ版の劇場版でよかったのに。
45位:「リンカーン/秘密の書」/バカ映画になりきってほしかった。
44位:「ベニスに死す(ニュープリント版)」/セーラー美少年と白塗りおっさん。
43位:「名探偵コナン 11人目のストライカー」/遠藤遠藤アーンド遠藤。
42位:「タイタンの逆襲」/前作と比べると遙かに進歩。
41位:「テルマエ・ロマエ」/後半の失速がたいへん惜しい。
▼40位〜31位:折り返し地点。寸評20文字。
40位:「おかえり、はやぶさ」/三兄弟の三男が強いて言えば一番マシか。
39位:「指輪をはめたい」/おにゃのこかわいいが後味が今ひとつ。
38位:「黒部の太陽」/実話ベース故のリアル獲得とカタルシス喪失。
37位:「バトルシップ」/良くも悪くも典型的ハリウッドのバカ映画。
36位:「天地明察」/原作カットしすぎ、謎の歴史改変すんな。
35位:「宇宙人ポール」/シニカルな宇宙人の演技がgood。
34位:「僕達急行 A列車で行こう」/平成の世とは、21世紀とは思えん演出。
33位:「崖っぷちの男」/アイディア一発勝負、ではなかったが。
32位:「ヒューゴの不思議な発明」/少年がかわいくない。ロボットこっち見んな。
31位:「Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」/奇天烈な舞台がすげえ。一度観てみたい。
▼30位〜21位:寸評25文字。どこかしらは抜きん出ている作品群。
30位:「アイアンスカイ」/存外にしっかり作り込まれたブラックコメディ。
29位:「アーティスト」/確かにいい映画だけど、オスカー取るほどかなあ。
28位:「コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた」/まあOVAなんだけどね。戦闘シーンが熱かった。
27位:「劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning」/半分総集編半分新作。脇キャラが目立ててよかった。
26位:「黄金を抱いて翔べ」/意外にエンタメ。浅野忠信の悲鳴が耳に残って困る。
25位:「ツナグ」/原作付き作品の映像化のお手本のような良作。GJ。
24位:「おおかみこどもの雨と雪」/こんな当たり障りのない内容、ジブリにやらせろよ。
23位:「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」/完結するまで正式な評価は保留せざるを得ない。
22位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]はじまりの物語」/ぐうの音も出ないほど総集編。お前こそが総集編。
21位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語」/前編に引き続きまして、びっくりするほど総集編。
▼20位〜11位:寸評30文字。惜しくもトップ10入りならず。
20位:「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」/わかりやすく下品で低俗で、かつ風刺が効いていてよろしい。
19位:「キツツキと雨」/若者と老人とゾンビの、互いを高め合える素敵で幸運な出会い。
18位:「灼熱の魂」/1+1=1?ある一人の女性の灼熱すぎる人生とその魂の救済。
17位:「アウトレイジ ビヨンド」/まさかの続編で、あんな俳優やこんな俳優までもがまさかの悪役を。
16位:「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」/ガイ・リッチー節健在。前作で免疫ついたので楽しく観られた。
15位:「最強のふたり」/障害者だろうが人生楽しんだら勝ち。ただし金持ちに限る。
14位:「恋の罪」/もうあの小汚いThat’sクソババアのインパクトに尽きる。
13位:「ロボット」/ラジニ映画としては物足りないが、映画としては十分狂っている。
12位:「ストライクウィッチーズ劇場版」/良くも悪くもテレビ版の延長。安定の変態アングル。第3期はよ。
11位:「悪の教典」/前後編で作ってくれれば後半の絶望感と爽快感が増したのに。
・ベスト10
・各部門賞
・総括