Monster Allocation Center Movie Award Climax 2012
◆2012年度モンスター配備センター映画大賞



◆各部門賞

○監督賞

受賞

次点

次点

(昨年度受賞)

内田けんじ

伊藤匡史

園子温

(アレクサンドル・アジャ)

「鍵泥棒のメソッド」

「カラスの親指」

「ヒミズ」

(「ピラニア3D」)


’08年に前作「アフタースクール」で受賞した内田けんじ監督が二度目の受賞。前作と作風を変えて、それでもなお面白かったし。
「カラスの親指」の伊藤監督はまだ様子見。
「ヒミズ」、「恋の罪」、「希望の国」と年間3作観賞した園子温監督は、「希望の国」がなければ受賞だったような気も…。




○主演男優賞

受賞

次点

次点

(昨年度受賞)

伊藤英明

阿部寛

染谷将太

(ジェイク・ギレンホール)

「悪の教典」

「テルマエ・ロマエ」

「ヒミズ」

(「ミッション:8ミニッツ」)


いけしゃあしゃあと普通にローマ人役を演じきった濃ゆい顔の阿部寛が、「カラスの親指」の好演もあり受賞かと思いきや、最後の最後に
強烈なサイコパスを演じた伊藤英明が鮮やかに差し切り勝ち

今までの「海猿」なんかの
明朗快活な好青年のイメージを180度覆したインパクトのある役を、これが私の本当の姿ですと言わんばかりに
演じきった

「ヒミズ」で主演を張り、他にもいろいろな映画にちょろちょろ顔を出した染谷将太の将来に期待大。




○主演女優賞

受賞

次点

次点

(昨年度受賞)

二階堂ふみ

橋本愛

能年玲奈

(クロエ・グレース・モレッツ)

「ヒミズ」

「桐島、部活やめるんだってよ」

「カラスの親指」

(「キック・アス」)


「ヒミズ」、「指輪をはめたい」、「悪の教典」の二階堂ふみ「桐島(ry」、「Another」、「ツナグ」の橋本愛二人の新進気鋭のかわい子
ちゃんの熾烈なマッチレース
甲乙つけ難いかわいさだったが、ショートカットというアドバンテージのある二階堂ふみに賞を。
最初は宮崎あおいの量産型とか思ってすまなんだ
橋本愛は難儀な役ばかりだよなあ。そして次回作の「さよならドビュッシー」も例に漏れず…。
3位の能年玲奈もこれまた若手有望株。
太もも大賞があったらぶっちぎり1位だった。FSS!



○助演男優賞

受賞

次点

次点

(昨年度受賞)

渡辺哲

小日向文世

浅野忠信

(でんでん)

「ヒミズ」

「アウトレイジ ビヨンド」

「黄金を抱いて翔べ」

(「冷たい熱帯魚」)


「ヒミズ」で一世一代の名演技を見せた渡辺哲が受賞。オイラにとっては、「TRICK」の「哲、この部屋」の人でしかなかったので、衝撃だった。
次点の小日向文世は珍しく悪役で、物語をめちゃめちゃに攪乱する大活躍。
もう一人、浅野忠信は「黄金を抱いて翔べ」、「終の信託」と
ゲス野郎役が似合っていたので。あ、「バトルシップ」なんてのもあったっけ。



○助演女優賞

受賞

次点

次点

(昨年度受賞)

大方斐紗子

江原由夏

大野いと

(ミシェル・ロドリゲス)

「恋の罪」

「夢売るふたり」

「愛と誠」

(「マチェーテ」)


もう「恋の罪」のきったねえクソババアしかないわ。クソババアというのはこの役のために作られた言葉なんじゃないかと思うほど
次点もインパクト大な人たちが。本職かと思ったらちゃんと俳優だった「夢売るふたり」のあの子と、たぶん意図的なんだろうけど、棒読み演技
が頭痛かった「愛と誠」のあの子
奇人変人大賞じゃないですよ?

しかし、見事に全員日本人で埋まっちまったなあ。







・ベスト10

・最下位〜11位

・総括