Monster Allocation Center Movie Award Climax 2009
◆2009年度モンスター配備センター映画大賞





▼ワースト7コメント字数制限無しでけなす
42位:「DRAGONBALL EVOLUTION」
 まあ公開前から予想はできていたことだが、案の定最下位
 なんで
悟空がいじめられっ子の高校生なんて設定なのとかなんでチョウ・ユンファの叔父貴が亀仙人やってんの&エロジジイ描写少ねえし
 とかそのくせ
悟空がエロ目当てで張り切ってかめはめ波習得ってどうよ(ぜってぇ筋斗雲乗れねえよコイツ)とかヤムチャ韓国人とかヤムチャ
 おにゃのこ二人の決闘を
背後から狙撃汚いさすがヤムチャきたないとか、原作の「かめはめ波を後ろに撃って反動で前方に飛んで体当たり」
 をやろうとして、
「かめはめ波を前方に撃って反動で前方に飛ぶ」という頭のおかしい演出になってるのはどれだけ馬鹿なの?とか、ツッコミ
 どころしかないのだがツッコんでもそんなに面白くない
ただただどうしようもない駄作
 日本では鳥山明「原作とは別物として見ればいいんじゃね?」といったコメントを残し、アメリカでは酷評を恐れて試写会を開かなかった
 ため話題にすらならず興行的に大コケし
、とまさに
誰得?を体現。



41位:「感染列島」
 ワースト2。ここからのワースト勢はどんぐりの背比べ。
 この後の新型インフルエンザのパンデミックを予言していたかのような展開はちょっと興味深いが、
話を盛り上げるためだけに無駄に人を
 殺しすぎる
のがあまりに腹立たしかったのでこの位置。あと金麦ヒロインがケツアゴ


40位:「鴨川ホルモー」
 原作小説はすっとぼけた感じが実に楽しく、原作通りに映画化すれば盤石の面白さだろうと安心して観に行ったら原作のいいところが台無しに
 されていてブチ切れですよ

 沖縄の映画祭でグランプリを取ったというのだが、
この映画とその映画祭のスポンサーが同一というからくりで、ガッカリ。
 何をどうして栗山千明に大木凡人似のヒロインをやらせようと考えたのか




39位:「RED CLIF PART.U 未来への最終決戦」
 PART.Tは’08年のベスト5だったというのに、何この竜頭蛇尾?
 無双バカアクション大作だった前編からうってかわって戦争の悲惨さと曹操のボンクラぶりを長々と描く盛り上がらない大作に。
 三国志ファンとしては
美女にコロリと騙され覇権を棒に振るエロオヤジにまで曹操を貶められるのはいくらなんでも我慢がならない
 物語全体の中では折り返し点くらいだというのに「未来への最終決戦」という副題は酷い。




38位:「GOEMON」
 ’00年代ワースト10に入るであろう「CASSHERN」以来の宇多田の元ダンナの監督第2作
 前作よりはちょっとは進歩が伺えるようなそうでもないような気もするが、前作ほどのインパクトはなし。つーか俺ジナルな設定・脚本も、肝心のウリの
 CG
も、こんなもんだったら
PS2で「BASARA」とか「無双」とかやってりゃ十分だな、というレベル



37位:「鈍獣」
 脚本クドカン!主演アサチュウ!共演北村一輝&ユースケ・サンタマリア!なのにつまらん!!!
 挿入されるアニメが無駄にクオリティが高く無駄に声優が豪華なのがかえって腹が立つ。
 浅野忠信が珍しく演技しているのにねえ。




36位:「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
 劇場版第6作。なんだかここ数作はケツの方の常連だの
 ラス前ということでそこそこ盛り上がるはずなのだが、膨大な量の原作の消化にいっぱいいっぱいな感がありイマイチ
 今までの話でハリーの想い人という伏線を張れないでいたので今作で急にピックアップしてきたのが痛々しい。




▼35位〜31位寸評5文字で十分だてめえら!
35位:「ロボゲイシャ」
/安かろう。
34位:
「2012」/脚本酷すぎ。
33位:
「なくもんか」/笑うもんか。
32位:
「重力ピエロ」/消化不良。
31位:
「K−20 怪人20面相・伝」/三次創作。



▼30位〜26位寸評10文字で十分だてめえら!
30位:「宇宙へ。」
/なんつーか、あっさり。
29位:
「しんぼる」/監督が主演でなければ。
28位:
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」/ブラック会社肯定映画。
27位:
「少年メリケンサック」/あおいタン堪能映画。
26位:
「N43°」/全員揃い踏みが少ない。



▼25位〜21位寸評15文字。折り返し地点。
25位:
「悪夢のエレベーター」/初監督作品としてはまずまず。
24位:
「ヤッターマン」/親子で一緒に観ない方がいいです。
23位:
「スラムドッグ$ミリオネア」/もっとインドインドしてほしかった。
22位:
「カイジ 人生逆転ゲーム」/まさかの上位躍進。ざわざわ…。
21位:
「レスラー」/しがみつけるものひとつ。



▼20位〜16位寸評20文字。何かしら魅力的な作品。
20位:
「フィッシュストーリー」/稚拙な水増しを俳優の魅力でなんとかカバー。
19位:
「ザ・スピリット」/ハードボイルドと見せかけて地味にバカ映画。
18位:
「劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」/可もなく不可もなく。元がいいんで高位置。
17位:
「ノウイング」/蓋を開ければシャマラン風トンデモ超大作。
16位:
「劔岳 点の記/大自然に挑む監督と巻き込まれた俳優たち。



▼15位〜11位寸評25文字。惜しくもトップ10入りならず。
15位:
「チェンジリング」/母は強し、官憲は汚し。息子のチンコチェックは大事。
14位:
「インスタント沼」/いつものダメ人間応援歌。行き詰まったら蛇口を捻れ!
13位:
「クヒオ大佐」/今が旬の堺雅人にこんな役をやらせてしまう妙。
12位:
「イングロリアス・バスターズ」/看板に偽りありだが面白い。タラやん巨匠の風格。
11位:
「トランスフォーマー:リベンジ」/不満は多いが、空飛ぶコンボイの勇姿が格好良すぎ。



▼10位〜 5位寸評30文字。トップ10なれど今年は観た本数が少なかったためこの扱いに。
10位:「グラン・トリノ」/イーストウッド翁の俳優引退作。これが遺作になってもいい出来。
 9位:「ウォッチメン」/全裸ハゲ白目青光りの全能の超能力者の存在感が全て、うははは。
 8位:「名探偵コナン 漆黒の追跡者」/例によってファン限定で高評価。予想の斜め上を行く派手な展開。
 7位:「クローズZERO U」/少年マンガの王道を行く展開に中学生魂は震えずにはいられない。
 6位:「チョコレート・ファイター」/萌え美少女によるガチ格闘!ジージャーたんになら蹴られたい!





・ベスト5

・各部門賞

・総括