Diaries 2001 October
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10月7日(日) わりに近所の羽根木公演で雑居祭りというお祭りに出かけた。 フィナーレへ突入。ジョンのイマジンのメッセージが紹介されて戦争反対と平和がメッセージされる。 阪神大震災へのフォローも忘れない。震災以来、震災のあった地域からも出店が毎年あって、震災を忘れずに、そして共に生きていこうという姿勢が見える。 打ち鳴らされるサンバのビートで会場は最高潮に盛り上がる。司会のひとりの男性は車イスを上手に使ってダンスしてるようだし、もうひとりの司会の女性はステージ上で走りながらどんどん盛り上げてゆく。 みんな笑顔でハッピ−でハイで会場はメロコアのモッシュのようだ。ジャンプしたり走ったり。輪になって踊る人!人!人!感動的だった。もうほんとうに戦争なんかこの世から戦争も憎しみもなくなってしまうかのようだった。 この日の夜、アメリカのアフガニスタンへの空爆が始まった。 10月11日(木) 曼荼羅でライブ。しかし昼頃FAXありfrom旧橋くん。”高熱でとっても具合いが悪く今日のライブは無理そう、、”ってあった。う〜ん、そうかあ、。 この日対バンの前島ゆうすけシンガーは以前にもROOSTERかどっかで一緒だったヒキガタリスト。ほかの出演者たちとも話す。 リハ終えて吉祥寺駅前で”報復戦争に反対する”署名を集めてる人たち発見。署名して、少し話す。 さて、開場したころだった。旧橋くん現る。ふらふらだ。 「いやあ〜、富樫(春生)さんに電話したら、、這ってでも行くのがミュージシャンだって言われて、、。」 う〜ん、さすが富樫さん。そして旧橋くんも偉い。感謝。無理をおして来てくれたのだ。顔色は、悪いが。 さて、3組の演奏のあとボクラの出番がきた。アメリカでは放送禁止だか自粛だかになってるジョン・レノンの曲をBGにしてスタンバイ。イマジン、平和を我らに、ハッピークリスマス戦争は終わった、など。 さ、始まる。かるく挨拶して『かんたんにいこう』から。きもちいい。拍手も心地よい。今日はいろんな人が見てくれてる。
ひとりで『甘夏』を優しく大きく歌う。これは自分でもきもちいい。 終演後見てくれてた人から感想もらったり話したり。
帰りのクルマでカヤといろいろ話す。実はカヤもうナラとやるのはやり尽くした感があるので抜けるって話だったが、ちょっと休んで又やはりやろうって言う。OKOK。でもまあテツ君ともやるけど。毎回じゃなくても、お互いいい時に、ね。 10月18日(木) 千葉ANGAでライブ、SOLO。ここで先日ボヤ騒ぎがあって新聞にも出てたらしい。そのあと初めてのライブ。スタッフ関さんとちょい話す。しかし、ごみの分別がしっかりされるようになっていて改善されてる。消火は粉だったってことで機材は大丈夫だったらしい。 しかしその出来事でANGAは強くなったって気がする。 リハ後、久々に合うLIONHEARTのVoと話す。 この人50才ロックマン、音カッコイイ。はっきり言って日本でも指折りのパブロック。とくにVo&Gのトーンと声はぶりぶりブリティッシュ。狙って出せる音じゃあない。血に染み込んでるロックの色だ。 ほか、アゲインストマンと長いバンド名の十代のバンドが出演、熱演。 さて本番。 10月27日(金) 音楽ライターの野田誠司さんの関係でのライブ。 久し振りに会う笹山さん。でもなんかずっと会ってなかったって気がしなかった。Eメールのやりとりがあったからか。彼はドイツ、ベルリン、パリ、インド、チェコ、パキスタン、、、、もうほんといろいろな場所で歌ったり騒いだり出逢いなどの経験をして帰ってきた。相変わらずの笑顔で元気そうで何よりだった。 ちなみに今日はいつものカヤと旧橋くんに800ランプというバンドが活動休止中で初期トモフスキーや初期青ジャージ(800の前身バンド)でも活動していた中安てつろう君がスネアとフロアタムふたつで参加。そしてこれから一緒にやってゆく。それに久し振りのバグース木村が『名曲1』で参加。ちなみにカヤはこの日のあと少し休む、が、別にまたすぐやることもありえる。 さてこのお茶の水のOCCアイリーンホールという場所なんだけど、お茶の水の教会の地下にある。まあきれいな場所で、ナラ昨年はお寺でライブして今年はキリスト教会。今度はモスク(これは無理か、、、)やヒンドゥーの寺院や日本の神社でもやりたいなあ。宗教いろいろあれど本来対立するべきものじゃあなく、どれも基本的には愛・慈悲を説く平和なものだからそうゆう意味でひとつのワンラブだっていう意味も込めて。 さて、中川さんトップバッターを自ら引受けてくれての演奏は、サイケでゆらめく音像のかっこいいアコースティックブルース。ジョン・フェイヒーを思い出す。 そして我らだ。カヤとふたりで『かんたんにいこう』ひとりで『甘夏』、後半はさっきの4人で『歩く男、朝陽を目指す。』『真っ赤なゼリー』『虫のうた』そしてさらにバグース木村も加わり『名曲1』、ラストは『宇宙のハーモニー』でループ・スペーシーにエンディング。 そして笹山さん&バグース木村。旅のことも話してた。最近ボクがライブでよく着てるガネーシャTシャツのことにも触れ、象の顔のインドの神さまって紹介した。それと彼は自分の歌の中で「オーム・ナマ・シバーヤ〜」とインドでよく歌われる神の賛歌バジャンを挟み、オレ乗り出す。自分がインドへ行ったのを思い出した。 ライブは楽しく終わって少し話したり。和太鼓の菊池さんも来てくれて話したり。 あとでコバチンさんがメールでアンケートをくれて「奈良さんの歌は心のコアに響いてくる。それはなぜだろう?」とある。思うに、ボクもコバチンさんもこの生きるという旅で何か同じものを求めそしてそこへ向かうっていう旅の途中でこうして歌が縁が出来て出会い、円になってってるっていうことなんでは、と。。。 さて、音はとりづらかったが、楽しくのって出来たライブであった。 |