Diaries 2001 April

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4月2日(月)

・TOPIC1

〜アルバム東京ラブソングを聴いてすごく好きになり、横浜のライブ行きましたが、最近は遠くで行けません、、、〜

ってゆう名前のないメールを頂く。
多分新横浜でのライブへ来てくれた16才の人だろう。
アンケートが印象に残っている。
んん、横浜ねえ。最近ライブしてなかったなあ。

・TOPIC2

ワカメ完了。
トヨ母からの届けもの。10kg。
いやあ、、美味かった。
ワカメのありがたみがわかった。
海は広いな大きいな。である。
友だちらに分けたけど、それでも沢山だった。
海は美味いなおいしいな。


4月3日(火)

千葉中央公園にてイベント”さくらチバ音楽祭”に出演。様々なロックバンドと。
全体的にいいバンドが出てた。
9日間だったかにわたりこの場所で演奏が行なわれていて、この3日の火曜はいつも世話んなってるライブハウスのANGAがプロデュースする日。

よく出てるANGAだが、初めて会うミュージシャンばかり。店のスタッフの関ミスターサウダージ氏が司会者で饒舌に場を盛り上げる。あたたかでいい。
それぞれ15分ずつ演奏。ボクはギター一本で「砂漠の中のくじら」「真っ赤なゼリー」「東京ラブソング」をのけぞい歌いギターをストロークした。
野外はキモチイイ。拍手が心地よい。

日が暮れると肌寒い風が吹いた。
屋台はほとんど閉まわれたが、一件の焼きそば屋が営業しながら演奏者への拍手をしていたのが印象的だった。

帰ろうと千葉駅前に着いたとき署名とチラシ配りをしている人がいた。なんか話しかけてきた。なんか立ち話。
チラシの内容は、チェルノブイリ15周年救援コンサート〜悲しみを越える歌声〜とある。千葉市民会館であるらしい。4月21日とある。誘われるが千葉は遠い。
東京もあるっていう。4月24日・九段会館とある。
筑紫哲也さんや加藤登喜子さんらたくさんの人たちの名前が呼びかけ人として名前を連ねてある。

随分前だが脱原発祭りだとかでボクも歌った。
でも今だにチェルノブイリだって終わってない。
日本では東海村JCOの事件があった。臨界に達して犠牲者も出てそれがもたらした被ばくの数値、それははたして本当か?という国の発表を疑問視する声もある。

そのボクに声をかけてきた人は、放射能汚染ここまで大丈夫っていう距離の数値は隣り村とJCOとの距離であり隣り村を安心納得させるためのものでしかなく実際はそんなもんじゃないはずだと言う。放射能の性質上、JCOの事故・事件の結果というのは何年も経たないとわからない。だからその補償を万全にして頂きたい。という署名用紙に署名して、「ライブハウスやレコード屋さんにチラシ置いてもらえばいいよ。じゃあ身体に氣をつけて。」とわかれる。

家路。


4月4日(水)

素晴らしい。平安隆&ボブ・ブロウズマンの『キーブルダッチャーミュージック』。昨年のアルバム。
喜納昌吉さんのバンドでギターで活躍してた沖縄の平安氏と、ハワイのシリル・パヒヌイとの共演CDが素晴らしいギタリストのボブ・ブロウズマン(スゲーイイ〜)の2枚目の共演盤。
ってもこれボクにとっては初めて聴くアルバム。
テレビで2曲だけ演奏を聴いてほれる。
なんか知らんがいいのよ。

あとBSでOAされたライブも素晴らしかったティンパン(細野晴臣・鈴木茂・林たつお)のアルバムも美しい。
そしてトータスの前作『TNT』。美しい。宇宙。斬新。
過激に静かで美しいインスト。
いいねえ。


4月6日(金)

下北沢LOFTへ。LOUさんのCD発売記念ライブ。

入り口でそのLOUさんのアルバム『SEARCH&LOVE』をプロデュースした鳥井賀句さんに迎えられる。久し振り。お招き感謝。
「絵里奈ちゃん来てるよ!」「えっホント?」
奥にいた。久し振り。昨年レコーディングのコーラス手伝ってもらって以来。LOUさんもそう。
ちょい会話。そうしてるうちに始まる。

いきなり1曲目でベースアンプのトラブルにより中断。「いいスタートを切れて嬉しいです。」とLOU。
仕切り直し。以前よりロックンロールの硬質な感触。
それでも途中幾つか挟んだソフトな歌は浮遊感をも感じさせた。

始めスターパインで『東京ラブソング』の発売記念のとき対バンだったLOUさんだが、ナラを聴きに来てた賀句さんがそん時知り合ってから親交続きプロデュースするに致った。
因みに今回MIDI Creativeより発売されたアルバムはUAやフィッシュマンズのサポートで知られるHONZIというスペーシーで素晴らしいバイオリン弾きやレッド・ウォーリアーズのVo&Gが参加している。

この日、旧橋くんも以前参加していたインストインプロホーンバンド(今でいうJAM系かな?)のピート福島くんや先に触れたHONZIさんも客演。
『熱情』という曲はプログレッシブに盛り上がり、湧かせた。HONZIさんは、天然ビートの頃2度程リクオんとき対バンしたが、そんときも素晴らしかったが今のほうがだんぜんシャープで宇宙へいってるかんじ。

CDで聴かせてもらったときにスキだった曲がやはりライブでもよかった。CDだと2曲目の「RIKA」や3曲目の.「苦い約束」、10曲目の「Lke A Little Child」などなど。
他のもいいけどね。
アンコールではパティ・スミスの「Because the night」をピアノで弾き語り。
熱のこもったライブだった。

さて終演後、MIDIの大蔵さんとちょい話す。キリがつかず場所をラカーニャへ移し、なぜだか政治情勢の話しなど。もちろん音楽の話しもね。
ついつい長くなって気がつけば深夜1:00。
そこへ鳥井賀句さんやLOUバンドが登場、合流。
またもや長丁場。BGMはカエターノやジョアンでイイカンジ。
もう新聞屋が活動しそうな頃、うちへ戻る。


4月7日(土)

いよいよマイマシーンをゲット!!
まっまっまっまっまっまっまっま、マーイ・チャリンコー!!
(ナックのマイ・シャローナのメロで)

安さと実用性と雰囲気でチョイス。
カッコいいのは他にもあったがサドルがレザーってのがブーだったり、カゴやドロヨケやがなかったり。

で、まあ、よくあるようなかんじだが黒のシティー・サイクル。
最近は借り物サイクルの前にも後ろにもカゴのあるデカイやつだったので、もう、渋谷へでも行こうもんなら「誰やねん?こいつ?」みたいな視線を受けて、この頃ボクのビビッドだったグリーンな髪の毛も段々とパステルグリーン、そしてグレーへと色を変えてった。
でもOK。マーイ自転車!バッチリチャリンコ!リンガリンガリン。
宇宙へロード、リンガリンガリン!!!!


4月11日(水)

東京では久々のアコースティック・ソロ・ライブ。
at吉祥寺曼荼羅。

リハまで時間つぶし。先日MIDIの大蔵さんが中古CD屋やそこで買うこととその意識の問題点を言ってて、それが引っかかって中古CD屋に入っても買う気になれなかった。
ってゆうか欲しいものって最近ハッキリしてきててってこともあるけども。
ただ、自分のこと思うとたしかに新品を買うことでミュージシャンやその周りの人に金銭が派生して結果音楽・文化そしてそれらの人たちを守ることになるんだよねえ。

さて曼荼羅へ戻る。
カメラの村田と会話。
そしてリハ。

久し振りに歌う、、というか新しく作り直した曲『宇宙のハーモニー』、これをやるときはミキサーさんに活躍してもらうことになる。
まっ、つうか単に曲の後半からエフェクトしてもらうんだけどそこいらを何度か重点的に。

さて、共演するYUZO&ZOVANのVoの人がどっかで会ったことあるような、でも思い出せない。
気のせいか過去生かデジャブか、誰かに似てるだけなんか。

さてこの日は出番最初。
で、人の入りは今イチだがそれでもいつも来てくれるTさんや、久々のNさんや、ライブは初めてだけどCDでずうっと聴いてて気に入ってくれてたという人、、が訪ねて来てくれてありがたかった。

さあ、SEサム・クックで登場。
1曲目「僕らの日々」でゆらりとスタート。続いて「僕らのしるし」と”僕ら”シリーズ。

3曲目は本邦初公開のニューソング「(仮)このまま」。
しかし、ちょうどいいテンポよりも少し速すぎたかもしれない。歌詞はつまり気味だからホントはもう少しゆったりしたらよかったであろう。
Aメロがラップのようなトーキン・ブルースのようなでサビはこれ、けっこう'70sのカンジでなかなかいいんだ。
ボクの中ではこの曲はフェンダーのローズ・ピアノとキンキーなエレキが鳴ってるんだけどみんなにはどう響いたんだろう。

さて、4曲目は「inoriuta」。うん、いい歌だね。
この曲のアレンジはいろいろ出来るけれど今んとこアコギ一本がいい。それでも最初は部屋で多重でいろいろ試したりした。
最近は沖縄の三線あるいはバンジョーやマンドリン、あるいはインドのトラディッショナルな楽器、ストリングス、子どものコーラス隊、、まあとにかくいろんなアイディアが浮かんだりしている。
その「inoriuta」はやはり反応よかった気がする。

そして「虫のうた」。今日はかなりアップテンポ気味にした。続けてハープとワンコードのギターカッティングで始まる「真っ赤なゼリー」で飛ばす。拍手は強く大きい。

が、ここで誰か客席で携帯で話し出したようだ。着信したのだろう。ボクはその彼に話しかける。
「なんの話しだい?」
「えっ?イヤッ、、あの、こっちの話し、、。」
「いいよ。どうぞ話して。みんなで聞くから。」
そして「なんならステージで話して、、」って言いかけたがもう彼は外へ出たのか会話は聞こえなくなった。
ステージからはそっちは逆光でよく見えないから様子はよく分からなかった。

と、気を取り直してこの日ボクが一番歌うのを楽しみにしてた「新・宇宙のハーモニー」。
リハ通りに後半エフェクトで宇宙へ飛ぶ。
ミラーボールが回転、ボクの上半身も首も回転。
気分はアンビエントでプログレで宇宙トリップ。

そしてラスト「東京ラブソング」でしめる。ラストはストロークシャワーでエンディング。
来てくれた人、ありがとう。
ライブ後ちょっと会話したり。和む。

この日出演したYUZO&ZOVANもなかなかイイカンジ。ギターはオールマン・歌はフォークロック。'70sなムード。

さて次の5月8日の曼荼羅でのライブはバンドで登場。こうご期待。「宇宙のハーモニー」も演る予定。

帰り際、吉祥寺駅前でケンカ発生。
どうも肩がぶつかったとかなんとかで。チンピラだろうか。イライラしてるんだろう。それは程なく仲裁が入り収まった。
以前、誰かが「都会は人を狂わせる。都市で生活している70%の人はどこかが狂っている。」と、言っていた。たしか松沢呉一さんという知り合いのライターで日記家の人だったな。もうここ数年会っていないが元気だろうか。

まあとにかく、こういう現場に居合わすとその場のバイブレーションが悪くなるのが見えて、う〜んてかんじ。平和がいいなあ。
ワンラブ・ワンミュージック。


4月28日(土)

横浜ベイサイドマリーナへ。横浜っつうても横浜駅よりさらに遠い。世田谷のボクんちから2時間もかかる。シーサイドラインという線に乗る。到着。まにあう。

この日のイベントへと声をかけてくれたFM横浜で番組しているDJの福原尚虎くんがいた。彼は今日は司会でなく裏方のようだ。ボクの歌うときのPAをしてくれた。 FM横浜のイベントなのにこの手作り感覚、いいねえ。
すでに演奏してる女性ボーカルのアコースティックなラジオヘッドってカンジのバンドの次がボクだ。
ここは昨年11月もやったがショッピングモールで、その通行人を相手に歌うっていうほとんど路上ライブのようなシチュエーション。キライじゃない。

前のバンドの演奏が終わり、ナラステージ第一部は
1.僕らの日々 2.虫のうた 3.日曜日 4.真っ赤なゼリー 5.東京ラブソング
中学か高校生の二人組みの女の子がずうっと聴いててくれた。あとはけっこう大人の人たちが多かったかな。

ここでCD『東京ラブソング』をかけてワンクッション。

そして第二部は
1.砂漠の中のくじら 2.inoriuta 3.僕らの日々 4.真っ赤なゼリー 5.東京ラブソング、、たしかこんなカンジ。
ラストの東京ラブソングはしっとりと。

FM横浜の峰村さんという女性がCD『東京ラブソング』を買ってくれた。あとでここから生中継するらしい。

DJ福原氏は自分の番組で数度『東京ラブソング』をオンエアしてくれたらしい。彼のことは前も書いたが、渋谷公園通りでの路上ライブを初めてまもない頃よく聴きに来てくれていた。
当時学生でその頃もミニFMでDJしてたが今はなんか出世して幾つかのFM局で番組を持ったり制作してりするようになった人。
で、今もナラを応援してくれている。DJになるとやたらと早口のマシンガントークで引きつける。

その福原くんやスタッフに挨拶して神奈川のはじっこから世田谷のボクんちへ。

15:00頃からの2回ステージを終え話しをしたりして17:00をまわった。

家でまたリハの準備をして梅ヶ丘のRinky Dink Studioへ。
久々にみんなと顔をあわせる。いつもの曲をチェックして、本日のメインイベント「宇宙のハーモニー」を。
アンビエントな気分でということ、宇宙な感じ、、などと言いながらあとは具体的なとこを伝えて段々いい曲になってゆく。

しかし曲はいろいろあってどの曲もみないい出来。ライブではこれを数曲にしぼる。
う〜ん、難しい、、。


4月29日(日)

新宿のロシア料理屋チャイカにて友人の結婚パーティー。久し振りにカヤとふたりで演奏。
カヤ、彼にしては正装、オレ普段着。

カヤのクルマで会場へ向かう車中 流れてたカヤ所有の、割に最近のパンクのCDをとめて、ボクのお気に入りのCD「キーブルダッチャーミュージック/平安隆&ボブ・ブロッズマン」とノンサッチ・レーベルのサンプラーCD民族音楽フィールドレコーディングのやつをかけてもらって盛り上がる。いろいろ話す。

道がえらく混んでて約束の時間より遅れてしまったが、かるくリハできた。

今日の主役、新婦がボクラのよく知る紀子ちゃん。舞台女優である。そんで新郎がボクは最近知り合った演劇の照明さんである石田氏。彼は夜遅く毎日のように「東京ラブソング」をヘビーローテーションだったということ。大きな音で耳タコな程らしく新婦は迷惑してるらしい。いい話だ。

で、この日ボクラを呼んで「東京ラブソング」の演奏をリクエストとなったわけだが、ふたりの門出を祝うような曲、、かどうか、、。
まあでももう一曲「僕らのしるし」もやるし、歌い方や演奏の仕方で祝福の歌になる。

さてパーティ。外は雨だが中はホット。空が部屋の中から外へと駆け回る賑やかさ。料理はボクの口に出来るものはほとんどないのでジュースとパン。でもこの日は素晴らしい。いい風が吹いてるようなそんなカンジ。にこやかな気分だ。

お色直しもありの立食。ロシアの演劇人も参加していてスピーチしたり、ロシア音楽の歌とピアノが披露されたりと宴もたけなわ。

そんで最後のアトラクションでオレとカヤ。
まず「東京ラブソング」
で盛り上がる。はじめはかるーく演るつもりだったがそうもいかない。はじまると盛り上がってしまう。門出を祝う歌になったかと思う。
ラストはゴスペルなカンジかな。あとで聞いたらこの曲をずっと新郎は歌ってたらしい。

とにかく絶好調。歌う相手が明確、これはいいことだ。そんで「僕らのしるし」。後半のリフレーンでふたりをステージへ呼び込んで歌ってもらって盛り上がる。宇宙が応援してくれてるのをひしひしと感じた。いいライブだった。いやいや、ホント、いいパーティーだった。

このあと主役のふたりの挨拶とキス。そんでオヒラキ。
これから先、日々を美しく過ごしていければいいなと思った。彼らもボクも。

いい日だった。