Diaries '99 Octber

 
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10月1日(金) 深夜

チラシ完成、toyoの強力な協力に感謝します。近々送られるでしょう、みんなに。ところでtoyoからメールをもらったんだけど、昨日・今日の事件について記してあった。で、東海のあの事故の件では同じこと思ってた(オウムの件もね、まあこれは一口で言えないことだけど。)

とにかく東海の事故だけど、少なくとも広瀬隆の本読んだことある人だったり、原子力の本を読んだりした人だったら、事後の対策が手緩すぎるってみんな思うと思う。風向きも関係するけど、窓もドアも締めて自宅待機なんてノンビリしたこと言ってないで遠くへ行ったほうがいい。特に子どもや妊婦はすぐに遠くへ離れるべきだし、国や自治体はそう提言すべきだったろう、すぐに。今まで強引に原子力政策を推しすすめてきていながら、いざって時に役立たないどころか結果、人体実験になってしまったってことになりはしないのか。放射能はあとあとクル。例えばそれは、時間が経ってとか、間接的に子供へとか。

あと事件後の対応のまずさ。阪神の震災のときもそうだった。大事なときに遅れてる。そのくせもっと慎重に審議して「本当の意味」での議会政治をするべきところをスッポリ外して、カタチだけのカラッポな審議で数を揃えて無理矢理通す時だけは素早い。
愛がないね。いつだってそうなんだ。何か事件とか問題が起こるときって、愛が足りないんだね。全くなかったり、、ね。

愛こそすべてbyBEATLES。愛が足りないことが問題の根底つまりすべて。逆説的に響くフレーズにするにはもったいない。あの曲好きなんだ。BEATLES好きなんだよね。

きっとみんな政治家やその他の権力機構を信頼しなくなってきてるだろうし本当の意味で認めてないし、政治家も口先の「国民のため」だ。愛の冷えきった夫婦みたいだ。でも人々は政治家とは結婚してはいない。
あえて言うなら、このままならばきっと甘〜く緩〜い奴隷制度だ。
でもさあ、人はそこまで愚かだとは思えない。日本の音楽のマーケット、変わってきてるって思う 。それはいろんな分野で起こってるらしい、どうも。
まだ、少しずつってとこかも知れない、けど、そこに光明を見るボクは単なる楽天家だろうか。夢想家だろうか。、、、、、いや、それを光明として生きたいね。音楽は文化、芸術、娯楽、、こうゆうのって政治なんかより先いってるってゆうか、時代を読んでたりする。

Everything gonna' be alright(by BOB MARLEY)ってもしみんなが歩きはじめたらさ、それはそれはすごいエネルギーになるんじゃないかな。今まで(現在)のように権力で誰かが通そうってしても、「何それ。愛がないじゃん。だっせー。認めナイヨ〜ン!」っていう、そうゆうふうにまず、ひとりひとりが思い始めた時、、、、。それには、、、、、、

思うに結局ひとりひとりが真剣に生きること、本当の意味のハッピーライフを少しでもし始めなきゃ 、いろんな面はよくならずにそのままかもしれない。
人々の思いって必ず世界に反映するって感じてる。だからこそって思うし、それにはもうそろそろ 、、。眠くなってきた。そろそろ朝だもんな。ここいらで一休みだ。おやすみ。


10月9日(土)

新横浜BELL'Sにてライブ。リハの後、対バンの方々と話す。
まずリハをみて気に入ったバンドがSHUFFLES。VOが仲井戸麗市のTシャツを着ている。そうゆう雰囲気もありつつ曲がポップ。ハープ専門(コーラスもとる)の人がいい。メロがいい。
あとのバンドはリハ見てない(本番は少し見た)。

キャンプファイアーズはメンバーに久し振りの顔が。前にナラとライブハウス屋根裏との共同企画「RADICAL ACOUSTIC NIGHT」というイベントを月イチでやってたときに出てくれていたタイラーズのメンバー。
この企画には前の日記にも出てきたドミンゴスのVOがやってた「山田と吉田」や鳥井賀句、と、今は解散してヒックスヴィルとGREAT3という二つのバンドに分かれた「ロッテンハッツ」ってバンドや「いとうとうこ」や「青ジャージ(現800ランプ)」「ワタナベマモル」「鬼頭径吾」その他いいミュージシャンが出てた。今思うに面白い面々が出てたなあ。とにかく古い話に花を咲かせたりして 誰々は今どうしてるなんて話したり、 、。

あともう一つ今日の対バンは「夢」。「夢工場」ってバンドだった人たちのユニットだという。これってその昔「タッチ」「陽あたり良好」ってアニメの主題歌をやってチャートインしたこともあるバンドらしい。で、思い出す。
オレ、その夢工場と13年前にイベントで一緒だったことある。そうかそうか 、今日も再会二組かい。(本番をすこし聴いて聴き憶えのある曲も少々。あの頃なんか特にオレチャートに入ってる曲なんて聴いてないはずなのに、憶えてるってことはどっかで、、、。いやあ、ヒット曲ってすごいねえ。どっかで耳にしちゃってるんだねえ。)

さて、本番はイイノリでやれたよ。「日曜日」でスタート。「砂漠の中のくじら」「僕らの日々」「虫のうた」「真っ赤なゼリー」「東京ラブソング」。
全編ハイモードよ。

「砂漠の中のくじら」を聴いて終演後「わたし高校のとき朝のFMヨコハマのカレッジチャートでクジラのうた聴きました。」って言いに来てくれた女の子もいて嬉しきことよ。すごくノリのいい反応があってライブ楽しかったのだがその子だったようだ。
ちょっとその女の子と話し対バンと話しつつ今日のライブもよかったと家路。


10月12日(火)

15:00大阪はファンダンゴへ入る。いや、正確には15:16ぐらいやね。ほんま。せやなあ。何ゆうとんねん、ボケ。とかゆう会話をすることもなく「ジャッカル」って京都の骨太ハードフォークロックバンドのリハが終わったらナラのリハ。「砂漠の中のくじら」をミキサーさんにDUB処理で遊んでもらうんでそのCHECKも。ほぼ「真っ赤なゼリー」のためだけと言ってもいいぐらいのギブソンJ-160EはFENDERのTWIN REVERBでず太い音にセッティングなどなど。ボクのリハの次は「ばるぼら」ってバンドのVOの「ぼけろう」。ギター一本でディランのパロっぽい曲やロバート・ジョンソンSTYLEのブルースなんかを歌う。ユニークなムード。ちょっとどんとを思い出す。だってこの人鼻もでかいんだ。
まあとにかく本番を待つ。

街を歩く。風俗産業が集中してるらしく呼び込みが道のあちこちに。
CDショップを覗きチラシを渡しCDを置いてくれるように挨拶。なかなかオレも図々しくなった。コンビニでミネラルウォーターを購入、ファンダンゴへ戻る。ジャッカルの演奏が30分ぐらいオシで始まった。オレも用意、、、、、。

さあて、本番。今夜はVAN MORRISONの「愛さずにはいられない」のSEで登場。一曲目「日曜日」、機械的DUB効果と肉体的DUB処理(弾き方と歌い方でDUBっぽくする)の「砂漠の中のくじら」「キスしたい」、初公開の曲「君の声が聞きたい」(なかなかの好評)、「僕らの日々」「虫のうた」「真っ赤のゼリー」「東京ラブソング」でおわり。なかなかのハイテンションだった。

「アンコール!!」の声もあったが、続きは明日ベアーズで、と答える。CDも売れたようで嬉しい。アンケートも集まる。大阪で自分のホームページをやっててその中でナラをも紹介してる女の子もきてくれて明日も来てくれるらしい、ありがたい。差入れもありがたいし。
キモチよくいいライブが出来た。対バンもイイカンジだった。ありがとう大阪ファンダンゴ。

10/12.tue.FANDANGOセットリスト
1.日曜日
2.砂漠の中のくじら
3.キスしたい'99
4.君の声が聞きたい(新曲、初公開)
5.僕らの日々
6.虫のうた
7真っ赤なゼリー
8,東京ラブソング


10月13日(水)

15:30BEARS前へ到着。16:00入りなので30分待つ。
今日は関西ライブツアー2日目。大阪のユニークなバンドを育てていると言っても過言ではないだろうライブハウスBEARS。ボアダムス、想い出波止場のギタリストの山本さんが店長をしていて昔からユニークなバンドが出演してるってことで知られてて、どうも噂ではパンクバンド(主にハードコア)の聖地となったとか。

ボクは天然ビートのとき以来3年振り。初めにソロ奈良和雄として出てからは8〜9年来のおつきあい。

店へ入る。久し振りの顔。そして何と言っても久し振りなのは三沢君。彼は九州出身で東京でギターバンドをしてて現OZレーベルの企画で対バンもやったりした。この間BEARSへ電話したら彼が出たのでびっくりした。
三沢君のバンド「ラブクライ」がタワーレコードの雑誌bounceに紹介されてたのを読んで「こうゆうバンドやってたんだあ」って思ったばっかりだったし。

まあノンビリ話しながらリハの用意。
リハはゆっくりやれたがギブソンのアコギの弦が切れる。まあ本番じゃなくってよかった。実はこのギブソンはほとんど「真っ赤なゼリー」でしか使ってないしってのと、節約の意味もあって3ライブ目に入った弦だった。

そうしたらギブソン君はそれを許さなかった。古い弦の音って好きなんだけどね。レコーディングではghsのビンテージブロンズって弦をあえて2週間ぐらい使ったものが張られたマーチンD-28を使用したぐらいだもの。まあとにかくリハのあと弦をチェンジ。ギブソンにはいつもならギルドを張るのだが今日はマーチンのマーキス・ファスファーブロンズ。

ところで以前大阪と東京でも一緒にペインティングライブをした絵描きの常(つね)が来てくれた。
いろいろと話し、今日のライブもやろうかって思って誘ってみた。が用意してんかったしと遠慮がち。ならばと明日の京都磔磔でやろうということに。

とにかく本番を待つ。対バンはアンチェリというピアニカとギターののどかなデュオ。それと「かきつばた」というプログレっぽいニューウェーブなカンジのインストバンド。なかなかかっこいい。アンチェリとかきつばたの演奏は終わりボクの番。ベニーグッドマンの「sing sing sing」をBGMにステージの上へ楽器などをセット。

そしてサムクックをSEに再度登場。今夜の1曲目「砂漠の中のくじら」リバーブとディレイが思ってたより効いてない。でも一人DUB効果で人力DUB。後半を盛り上げて2曲目「虫のうた」おとなしいが拍手はイイカンジ。
3曲目は新曲でタイトルが決まってない「(仮)ヘイ ヘイヘイ」反応いいじゃない。で、昨日来た大阪でホームページをしててナラを紹介してる女の子黒澤さんからのリクエストがあったので曲順も考え直してこの曲「寒い朝」。久しぶりで少し忘れてたが、後半いい演奏が出来た。特にハープ。で5曲目「僕らの日々」6曲目は「日曜日」そして7曲目「真っ赤なゼリー」。途中ストラップが外れてしまうというアクシデント。でもそのまま突っ切る。支えながら歌った。で、ラスト「東京ラブソング」で終わる筈だったが思い付きでマイクレスの「おやすみ」でエンド。

終演後来てくれた人、久し振りの友人などなどとゆっくり話した。前述の現実質BEARS店長みたいになってる三沢君のバンド「ラブクライ」のNEWCDとナラのCD「東京ラブソング」を交換。そしてボクは明日もライブあるので帰る。

さあ磔磔だ。そして常とのペインティングライブだ。


10月14日(木)

今日は京都の老舗ライブハウス「磔磔」にてライブ。春は加奈崎芳太郎さんとツアーでここへ来た。今回は一人。ギター二本とCDとチラシと着替えと機材を詰めたデカイ鞄との一人ツアー。15:30頃磔磔到着。挨拶などしながらリハの準備。順番を決めてくれというので今日は先にやらしてもらうことに。

で、リハをして外へ買い物。藤井大丸デパートの地下でパンとジュース、あとミネラルウォーター。

磔磔へ戻ると昨日BEARSへ来てくれて今日は一緒にペインティングライブをしようって言ってた絵描きの常ちゃんから電話があったらしく「腹が痛くって来れない」とのこと。う〜んそうか残念。

しかし本番が近づくもお客が来ないなあ。あっ!客第1号、知り合いの京都在住高島夫婦(夫は漫画家)だ。ややあって挨拶。で2階の楽屋へ一人で上がる。今日は彼ら夫婦に捧げる曲をって思う。曲順を練り直す。長距離恋愛だった彼らにと2曲目から長距離恋愛3部作にすることに。
と、しばらくして階下を覗くとオー、人がいるいる。

今日は人が少なくっても、いやだからこそ寂しくならないようなご機嫌のライブをって思ってた矢先。

そこに「そろそろ、、」ってミキサーさん。

少し時間をもらってサム・クックのSEで登場。気分が高まる。1曲目「日曜日」いいノリ。終わってメチャメチャ反応いい。拍手があつい。ついオレ「いやあ嬉しいなあ。反応いいなあ。ちょうど昨日あたり{京都はいいけどお客さん地味で反応ないよねえ。}て話してたばかりなんだけど、いやあ、こんな盛り上がってくれるなんて、京都では初めてだよ。固定観念はいかんいかん 反省だよなあ。」って言ってしまう。

2曲目、長距離恋愛3部作のその1「君の声が聞きたい」これも反応いい。遠くに住む君の声が聞きたいってゆう曲だ。
3部作の第2、新曲「二人で暮らそう」 これはタイトルどうりの曲。そんで第3はCDの中から「僕らの日々 」途中弦が切れるがすべて暖かい拍手に支えられてボクもどんどんノリがよくなる。ギターチェンジ。

5曲目「寒い朝」6曲目「虫のうた」次は「砂漠のくじら」これはミキサーにDUBっぽく遊んでもらう、一人で。やあ盛り上がる。8曲目「真っ赤なゼリー 」めちゃめちゃ反応よい。オタケビ付き。
そして最後9曲目「東京ラブソング」。チューニングは狂ったがドッシリと歌い、ホントにHOTな拍手に支えられとってもキモチいいライブをすることができた。大好きになったよ 京都。せっかくのアンコールも応えれなかったが嬉しかった。

で、なかなかカッコイイロックンロールバンド「YOUNG BOOGIES」の演奏 。ちょっと山口富士夫やゆらゆら帝国を思い出すイイバンド。彼らの演奏も終わり、CDも売れて精算。ありがたき。
精算をしてくれたツルさんって女性がボクの前のCDを持っててくれてるってことでこれもありがたい。アンケートもいっぱい返ってきたし。

満員じゃあなかったけど今夜は磔磔に居合わせた人たちありがとう。

又来る。

友人夫婦と この辺りのいい店ってとこに案内されて少し食し帰る。
明日は青森。関西、いいライブ旅だった。

出会った人、関わった人たち、みんなに感謝!!


10月15日(金)

関西空港へ行くには海の真ん中を通るレールの上をビューンと走る特急はるかで。これなかなかキモチいい。 ギター2本と機材なんかを持ってると深夜バスにも敬遠される。新幹線は高い。在来線だと間にあわない。 で結局飛行機。空港の土産屋で吉本新喜劇のしゃべる人形を発見。これ面白い。アホの坂田と西川きよしを購入。坂田は「アーリガトサーン!あんたバカねー!、、」きよし西川は「大きなことは出来ませんが、小さなことからコツコツと!」って叫ぶ。氣にいった。

ところで少し遅れて青森到着。空の上から明日歌う場所であるJUSCOサンロード青森が見えた。 実家へ。先頃90才になったばかりの祖母が倒れて入院していて意識がないということを聞く。う〜む。

近くの自然食店でパンと野菜を購入。して、スーパーで六甲のおいしい水購入。帰り際そこで古くからの知人とバッタリ。いつもなら自転車なのだがパンクしてて歩いて調度このタイミング。向こうは向こうで子供がどうしてもスーパーへ行くってきかず仕方なくこの時間に散歩がてらに来たっていう。いつもならこんな時間には来ないとも言う。会う人には会うってことか。

ちなみに彼はボクよりずっと年上の、ボクが高校生で生まれて初めてライブハウスで歌ったときのドラマーだった。懐かしい顔。彼の子供は二人で名前はレイラとアキラ。隕をふんでる。この人ビートルズの来日を見てる人。やああいいなあ。

家で明日の準備


10月16日(土)

朝、電話の音。入院中の祖母の容体に変化あったという。病院へ。やはり意識はなく目をつむったまま。しかしホントに意識がないのかはわからない。だってボク自身身体から離れて上に浮き上がったことあるし、、。目は開かないし言葉は話せなくとも意識のある可能性もあるんじゃあ。一度目を開けて何か話したそうにしたが又目を閉じてそのまま。 

昼過ぎ頃家へ戻り準備、声を出したり。軽く食事してJUSCOサンロード青森へ。よく演歌歌手が営業で歌うこのステージ2回目だ(大川栄策やシャ乱Qもやってるらしい)。CDショップ音楽堂のスタッフへ挨拶してリハ。今日も明日もこの音楽堂のシキリだ。お世話になっている。用意を済ませ待機。

SEが流れ登場。急に冷え込んだこともあってこの店自体この日お客が少なかった。ステージ前で座る人もぼちぼちってとこ。
1曲目「日曜日」。曲を知ってるような反応が嬉しいね。前に座る女の子二人が顔見合わせニコニコしてる。昨日、飛行機の上から見えたこのJUSCOサンロードで歌っている。歌いながら見上げると、迫り出した2Fからも数人聴いてくれている。

2曲目「砂漠の中のくじら」今回のアルバムに収録されてないこの曲、最近歌いたくってよく演っている。 いろいろあったからかな。ちなみにこの曲は10年前のアルバムに収録されていて、当時FMのチャートで6位にもなった思い出深い曲。 いい反応だった。左側の髪の長い女性が大拍手。

で、「僕らの日々」「虫のうた」と続けて、「真っ赤なゼリー」でハイテンション。人はそんなに多くなくてもあったかく熱い拍手に包まれる。 
ラストはアルバムタイトルチューン「東京ラブソング」。ざっくり歌った。感謝をみんなへ伝えてステージを降りる。数人CDを購入してってくれた。ありがたい。 明日の打ち合わせを少々。サンロードを出る。雨だ、今にも雪か霙になりそうなやつ。家へ。

軽く食事をしてるとこへ電話。祖母の血圧がかなり下がり危険とのこと、病院へ。しばらくいたがどうも落ちついたようで又家へ戻り明日のライブの用意、明日に備える。


10月17日(日)

午前10:00東青森駅発。みぞれ混じりの雨降る青森の景色を窓越しに時折り眺めつつ本を読みつつ。
前はクルマに乗っけてってもらったが今回はゆっくり列車で。これも又たのし。今日はイオン下田ショッピングセンターのステージでCD即売会。2度目だが下田駅は初めて。イオンショッピングセンター(以下イオン)のデカイって印象があったのでもっと大きい駅かと思ってたらやけに小さい。今日の即売をしてくれる音楽堂下田店に電話、迎えに来てもらった。

12:00前イオン到着、控え室へ。弁当を出して頂くが肉系多く やはりこれはハンパに手をつけて残すのもなんなので今日観に来ると言っていた妹にあげることにする。で、チューニングしたりして、同じビルにある(ちなみにここは、やたらとデカイJUSCO系ショッピングセンター)スーパーJUSCOでパンと水を購入。かるくつまんでリハ。今日は三沢米軍基地のバンドもボクと交代でやる。彼らはもう一度目のステージを終えている。

音チェックしつつもう一度曲順を練る。以前世話になったイオンの木村さんが現れ挨拶を交わす。今はイオンを辞めてイベント企画をしていて、外部としてここに係わるとのこと。ミキサーも前と一緒の人。もちろん音楽堂店長も。
控え室へ戻り又用意。そうこうしてるうちに本番の時間14:00。2〜3分時間もらって集中、で、ステージへ。ステージ前にはまあまあお客さんがいる。挨拶して一発目「日曜日」。少しずつお客さんが増えてゆくのが嬉しい。

いい拍手をもらい「砂漠の中のくじら」。これは、CD「東京ラブソング」に収録されてないけど最近これを歌いたくなって、よくやってる曲で前に出したCDに入ってる。バージョンは随分違うけど。もうこれ、一人DUBってカンジ。
途中弦が切れが続行。「僕らの日々」この曲の反応いい。通り過ぎてく人もいっぱいいるがそれでも立ち止まり聴いてくれる人は増えている。

そしてハープとギターで盛り上げて「真っ赤ゼリー」これはやはりイイ反応。この曲は知ってくれてる人もいるようだった。スゲー盛り上がる。スゲー拍手。初回のステージのラスト「東京ラブソング」
時々マイクなしで吠えるオレ。野生な気分だった。

とってもいいムードの中でやれる。CDも売れた。サインも書いた。中には三沢の基地のアメリカ人がいてやたらと褒めてくれる。いやあヨカッタヨカッタ。彼にもサインをした(彼は自分のホームページがあってそこでナラを紹介してくれてるようです。サンキュー)。
FM青森で曲聴いて来てくれた人も何人かいてくれたようでありがたい。そんな彼らと少し話す。
そして汗ビッショリのシャツを着替えて16:00からの本番へとそなえる。弦をかえる。

[2部ステージ]

「いやあ、時計持ってないもんで、、。」ちょっとぶらぶらしてみたらもうこんな時間。控え室へ戻って深呼吸、集中。ヨッシッ!!ステージへ。

あれ?先っきより人少ないかな、、ちょっと先っき盛り上がりすぎたかなあ、、今度ももっと、、などとココロの中。でもなんだかんだ考えても仕方ないというか、考えずにスコーンってやった方がいいステージになることを知ってるので、ココロを一度まっさらに。

「こんにちは。さっきに引き続き第2部いきますナラカズヲです、、、」挨拶をして1曲目「虫のうた」。
人々が集まり出す。何てここは反応が早いんだ。健康的な街の路上か公園って趣がある。なんか天井がないようなムード。外は結局晴れたし出かけて来てる人も多そうだし。二人の学校前だろう子供が手拍子。リズムはあってないがヨシとしよう。2曲目「日曜日」。

この吹きぬけみたいになった(天井はあるが)場所の、迫り出した2Fにも ぐるりと覗き込む人たち。いいムード。そして、こうゆう場ではスローナンバーは冒険だが、あえて「寒い朝」。でもみんなちゃんと聴いてくれていた。シーンとしてた空間へあつい拍手。いいなあ。

4曲目「僕らの日々」、ますますイイ。5曲目の始めはハープとギターのアドリブで盛り上がってホンチャンへ。「真っ赤なゼリー」1コーラス目の途中で弦切れる。パワー不足かと想うだろうがそんなこともない。激しくストローク。歌いたたみかける勢いで。ファンキーにロックにサンキューを連呼。子供も老いも若きも両手を上げて拍手拍手拍手。2Fからのりだして拍手する人も。

そしてラストナンバー「東京ラブソング」。又盛りあがる。ラストはオレなにやったのか、、つうくらいに。若いヒトはステージへ近づき年配の多くは遠くから、あぜんとしてるってカンジ。マイクから外れ生声で歌ったり吠えたり。とにかく反応よし。エンディングのストロークシャワーでも盛り上がる。おわり。
その場に居合わせた人々に生声でありがとうをあっちにもそっちにもこっちにも伝える。

ステージをおりて又サインさせてもらったり話したり、、、。
いやあイイキモチ。ホントイイキモチ!!

また来ます。サンキューイオン下田ショッピングセンター。


10月18日(月)

この間大阪は難波のBEARSでライブした時、現在BEARSのブッキングをしている三沢君と久し振りに会って互いのCD交換をしたのだけど、その三沢君のユニットのCD「平凡/LABCRY」を聴いた。いやあ、ヨカッタ。

彼の歌はホント久し振りに聴いた。三沢君が前にやってたスプールフィンガーズ以来だから7年ぐらい振り。進化の仕方が美しいと思った。メロディーがいいのは前からだけど、深みが増しタ。エフェクトもおもしろいし、しみるメロ。
こりゃあなかなか素晴らしい。

このラブクライのアルバム「平凡/ラブクライ」、女性パンクばっかりリリースしてるベンテンレーベル系のビシャモン・レーベルから発売されている。
やったねえ、三沢君。いいアルバムだよう。


10月19日(火)

以前の日記にも登場した、高校時代ボクが生徒会会長をしてた時の顧問教師で書道家の鎌田Tと会う。教師と今も付き合いがあるのは妙だろう。生徒会会長をしてたって言ってもその頃からライブハウスに入り浸っては朝帰りも常だったボクと付き合いのある教師、、なんて言うとひどいか。不まじめというわけじゃあなく、ただ個性の強い教師でありアーティストだと言っておこう。

その鎌田Tのクルマで、青森の郊外にある平内という場所へ。ボクは初めてこの平内とい場所へ行った。ここには彼がデザインした作業場のような別荘のようなウッディな山小屋がある。

途中の車中で美しい海が見えてきた時、何でか鎌田Tの方から自殺を選ぶ人の自由ってことについて、迷惑をかけないのならそれは自由ってことになるんじゃあって、そう言ってきた。それについて、そうかもしれないがその時、自身への課題を残したままだったり逃げだったりするのは生命とか宇宙自然への逆らうこと・冒涜のような何か反したことにはなるまいか?などと答える、、が、ア!!もう11年前のこと、ボクの近しい間柄の人が自ら命を断ち発見されたのが、この平内の海だったのだけど それはここにくる前にわかっていたが、こうゆう話題になるもんだからちょっとびっくり。それを思い出す。
ボクはそのことを言うと鎌田Tもエ!?って顔。(実は鎌田Tの知り合いは、この近くでやはり自殺したとのこと)

で、話を続け、ボクは「自殺はやはりしない方がいいけども、した人を弱いヒトだとかそれはいけないとかは言えないんじゃあないか。人によって傷の深さとか悩みや悲しみの大きさは違うし、、、でも、今ここに自殺をしようって人がいたら止める。っても死が最後とも怖いとも思わないけど、、。。」
ってなことを答えた。まあ明日これについての答えは変わる可能性もあるけど。

ここへは初めて。昨日、平内へゆくって親に言ったら「あそこの海で、、」って教えてくれた。あ、そういえば墓参りはしたし葬式にも出たが海へは行ってなかったなあ、じゃあ拝んでこようかな?ってキモチもあった。でもこうゆう話になるとはね。
。。。。。。。。。
別荘へ到着。いいところだ。ウッディで安らぐ佇まい。ここは数人の芸術家の共同出資らしい。新聞でも紹介された「隠れ家」。アースデイの時は海のゴミを拾い集め、その後はこの緑に囲まれた家の周りでキャンプして大人数で食事したとか。

2時間ばかりこの静かな空間で宇宙・奇跡・人間の話など。
家路。途中、海のとこでクルマを降りて夕焼けの海を眺める。キレイだ。で、ここであのヒトの抜け殻が上がった。それにしてもキレイな海だ。ボクは海に向かってほんの一瞬、手を合わせてみた。あの魂は今どうしてるのか。新しい身体を持ち又暮らしてるのだろうか、わからないけど。そんなことがふと頭をかすめる。

「いやあ、天気もいいし。寒いけどこの辺りはいいなあ。住むのはこうゆうとこがいいのかも、、、」とかなんとか話し又クルマへ乗り込む。キレイな海をあとにして今度はホントに家路。

追記>>ところで鎌田Tとの会話で印象に残ったこと。
「作品が時が経っても色褪せずに残るとき、それはただその時の作者の腕の記録であるだけじゃあなく、そこに何かしらの偶然性が付加されてある、、そうゆうものがあとあと目にしても古びた感じがせずに新鮮さをずっと感じられる、、」。
そうだろうと思う。ただボクはその偶然性がただの偶然のような気がしない。そこに意志を感じるし何か宇宙との共同作業というか、セッションと言うか、 ここ最近は特にそれを意識するしそれと一つでありたいって思う。 作品、ライブってそうゆうもんなんじゃあって、そうも思う。意識せずに、でも感じてるというか。 で、常にそう生きられたらと思う。毎日が瞬間が、歌で音楽でありライブでありセッションである、そうゆう生き方。


10月20日(水)

いまだ意識がないままの祖母が入院している病院の数件隣りにあるリサイクルショップへ足が吸い込まれるように中へ入るボク。広めの店内の奥へ歩を進めて、 オッ!8畳程の区切られたスペースに並べられた中古のギター、ギター、ギター、、、。全部で40本はあるだろうか。アコギにガットギターにエレキにベースにマンドリンや三味線やお琴まであってどれもが低価格。5000〜2,30000ぐらい。どれも国産に限られるけど。早速一本一本をチ ェックする。ガットギターを重点的に。

そうしていたところへ、一人の学ランを着た中学生が現れすぐそばの椅子へ腰をかけギターを弾き出す。 G〜D〜Em,,G〜D〜C〜、、これ、まるでナラの「東京ラブソング」だ、、。しばらくギターを鳴らす彼を黙って見てしまった。その彼は急にそこで手を止め、強く、でも伺うような目線をボクに投げつけた。ボクはといえば、なんと言っていいかわからず黙ってその彼と目を合わせていたが、そうしている間に彼はそそくさとどこかへ行ってしまう。
何か気の効いたコトでも言ったらよかったんかなあ、とか、でも違う曲かもなあなどと思いながら、 しばらくしてボクもその店を後にした。 この時、又数日後に彼と会うことになるとは思ってもいなかった。

病院へ見舞い、その後昔よく行ってた中古レコード店へ。「新聞出てたねえ、この間」「あ、どうも」「又ライブね」とか言葉を交わしつつCHECK。 ここともう一軒で久し振りにCDを購入、どれも1000円以下で\680や\800とか。
「Nobody's Fool/ダン・ペン」「Cool Bossa 2/V・A」「the subtle body/アート・リンゼイ」「I just wasn't made for these times/ブライアン・ウィルソン」「Life On Planet Groove/メシオ・パーカー」。 アートとブライアンはテープで持ってたがCDでも欲しかったし。ダン・ぺンもちょうど聴きたかったところ。 しかしめっちゃ安いなあ。 でもここで財布の紐を締めとかないと、、、。


10月21日(木)

15:19青森駅発普通列車、16:08弘前駅着。
弘前地元のCDショップJOY-POPSの店長が迎えてくれて、クルマでまずJOY-POPSへ。そのビルには、ボクが東京でよく利用するナチュラルハウスも入ってるし近所の下北沢にある洋服の店の商品も売ってたりして、なんか不思議に近い気がする街だぜ弘前。

ブラブラしてたら時間。今日のハコ、ORANGE COUNTY(オレカン)へ。
先に今日一緒に出演するハシケンがリハをしていた。彼とは以前に一度ライブハウスShowBoatで紹介されたことがある。もう4〜5年前だったと思う。

ハシケンはTVのエビオンバトル(「えびす温泉」)っていう番組で勝ち抜いてCDデビューして今にいたる沖縄的な音階を聴かせるシンガー。アコギや三線やジャンベを持ち変えて野太くも繊細な声でオリジナルから沖縄民謡までを歌う。イイカンジ。ちなみに今ナラのバンドに参加してくれてるトランペットはハシケンでもやってる。

で、オレもリハ。「真っ赤なゼリー」で使うギブソンを鳴らすアンプを選ぶのにいろいろ試し、結局アコースティックのベースアンプに決める。少しずつチェックしてリハを終える。次に、今日のオープニングアクトってことになっている「たんばりん」という二人組。一聴してゆずを思い出す。聞くとやはりゆずのコピーから始めてオリジナルをしだしたという。弘前の路上で歌ってるらしい。タンバリンとアコギで陽気に歌う。

そうこうしてオープン。
おうなんと、前売り売れてなかった割には人いてくれる。外へ買い物に出る時、前も来ていただいた人が挨拶してくれる。ありがたい。

で、最初のたんばりんが演奏し始める。短いライブで和ませてくれた。
そしてハシケン。彼は北海道から単身クルマで南下してきていて関西へも行くらしい。いいなクルマ運転できれば、そうゆうツアーもありだしって思うが大変なこともあるだろうけど、、。
客参加型でタフな好演で盛り上げる。

で、ボク。
ヴァン・モリソンのSEで登場して一曲目「日曜日」 もう、すぐ手拍子。やあ、なんかいいムードってゆうかありがたい。でもナラの曲は手拍子は難しいんだ。2曲目の「砂漠の中のくじら」の途中でやはりみんな手拍子断念したようだ。なんかワリーけど、、。これリズム変わるからねえ。いいムードはでも、そのまま。YEAH!!

「キスしたい」「僕らの日々」う〜ん、いいかんじ。
青森のライブハウス だびよんの話をして「だびよん」「虫のうた」「寒い朝」「真っ赤なゼリー」でぐ〜ってきてラストの「東京ラブソング」。
「YEAH!!」って前の女の子から声も上がる。二人にCDのジャケにサイン。
だがゆっくりはしてられない。列車の時間、あと14分?げ。これあかんちゃうの?JOY-POPS店長のヒロシさんは、でも大丈夫、って言う。

大急ぎで片付けて来てくれた人たちにロクに挨拶もできずに店を後にする。
みんな「え?もう帰るの?」なんていうようなことを言ったりそうゆう顔をしている中を大急ぎでクルマに乗り駅へ。

ギリギリで弘前駅へ到着。間にあうか?
OH,GOD!! なんと列車が3分遅れている。途端に余裕が出てくる。
ヒロシJOY-POS店長「前より明るくてパワーもあっていいライブだった。」と言ってくれる。そうか、そいつは何より嬉しい。と、ここで列車着く。
礼を言い、会場にいる今日来てくれた人たちへ「どうもありがとうと伝えて」と伝えて別れて最終列車へ乗り込む。

サンキュー弘前、オレカン、JOY-POPS、城下街。又来ます。


10月22日(金) 其の一

祖母の入院する病院へゆく前にそのすぐ近くの、つい先日も行った中古のギターが大量にあるリサイクルショップへ。この間も気になってたギター数本を再度チェックしていた。そこへ又、先日の中学生が今度は友人を伴って青いジャージ姿で現れる。陳べてある商品の中古ギターやベースを彼らはあれはどうでこれはどうだなんて言って楽器談議している。それはなかなか懐かしい光景だった。

しばらくして、その少年がアコギを手に取り弾き始めた。この間と同じくG〜D〜Em〜G〜D〜C、、やはりこれは東京ラブソングそのまんま、、。今度は僕も聞いてみようと思って「あの、それって、もしかして何て曲、、?」
すると少年、少し慌てたようなビックリしたような表情でイスに座ったまま僕を見上げて

「あ、あの、、ナラカズヲ、、さんの、、東京、ラブソング、、、っていう、、」

「あのう、それ僕なんですけど。」

「あっ、、やっぱり。この間もそうかなって、、。似てるなって。」

「あ、どうも、、。」

「この間、FMのライブでも聞いていいなあって思って、、家、、隣りで、、。」

そう言えば最近、実家の隣りから楽器の音がしているようだった。そこは僕が彼ぐらいの時、僕の歌とギターがうるさいって理由でその家の人が引っ越して行ってしまったんだけど、その後に誰かが引っ越して来て、その又後の後ぐらい一年前に彼の一家が越して来たらしい。

それにしても、僕の歌を知らない人がギターで弾いてるってことに何より驚いたし嬉しいことで少しこそばゆいような。しかもこのバッチリなタイミングで2度も。しかし近くの病院に祖母が入院してたからここに来たわけで、ついなんやかんやと遅くなって今のこの時間になった。とっても何か、サンキューって気分。よかったらライブへと、チラシを渡す。
「あの、ギター何を使ってるんですか?」

「あ、マーチンとギブソンのアコギと、グレッチのエレキとかいろいろ。」

「はあ、すごいですね、、」なんて初々しい会話も。

。。。。。。。

で、とりあえず、僕は赤城ガットギター\9600を購入。ほかにもバランスのいいものもあったが、そうゆうよく出来た、でもよくあるやつよりも選んだギターは低音が出て温もりも感じたのでマル。

お金を払う時、レジのとこへさっきの少年の友だちの方がサインをと言い、さっき渡したチラシにサイン。なぜだかソワソワしていたレジのお姉さんもサインをと言うので、何だかやたら小さい紙にサインをさせて頂く。
礼をされるが、こちらこそ、だ。店を後にして病院へ祖母を見舞い、しばらく居て、一度家へ戻る。

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18:00今度はFM青森へ。番組の収録をさせて頂くためだ。マーチンD-28(アコギ〜)持参だ。ロックディレクター佐藤氏に迎えられ早速スタジオへ。前もやった日曜の55分番組「リゾートファクトリー」だ。用意してきたCDとギターを準備。

かるく打ち合わせして本番スタート。テーマのあと、挨拶しつつ今日の1曲目「真っ赤なゼリー/ナラカズヲ」。そしてBECKの「トロピカリア」をバックにトーク。今年のこと最近のことこれからのこと。そして次「日曜日/ナラカズヲ」をかけて今度はハース・マルティネスの「5/4サンバ」をバックにトーク。新曲の話を。そんで今度は持ってきたギターで新曲の「君の声が聞きたい」を歌う。続けてアルバムから「僕らの日々」。

ヴァン・モリソンの「Naked in the jungle」をバックに僕が前やってたバンド天然ビートのラストライブのテープから「新世界」。これは4人中3人青森で、あとのもう一人も父親の実家が青森っつう。
で、その彼、親戚の結婚式で弘前へちょっと前来たのだという。で、クルマに乗りカーステレオを付けてビックリ。ボクが喋ってたっていう。いつもラジオで喋ってるってわけじゃないのにね。

実は僕も前、普段聴いたコトがなかったのになんとなく付けたFM番組でインディーズバンド紹介してて彼のやってるバンドが丁度その時オンエアされビックリしたことがある。くされナントカってやつだろうか。

ちなみにこの「新世界」って曲、ギターのフレーズは青森ねぶたの囃しのメロディーになっている。

音質はよくないが臨場感はあったと思う。

又ギターとハープで「砂漠の中のくじら」を歌う。で、オーティス・レディングの「Try A Little Tenderness」のライブをバックに今日あった出来事〜中学生が僕の歌をギターで弾いていた〜を話し、アルバムから「東京ラブソング」を。

最後に感謝を伝えてギター一本で「おやすみ」を時間まで。いやあ、終わった。慌しかったが、まずはホッ。ひとりで喋るのは楽しいがけっこうコレ、、あんまうまくいかない。プロのDJってたいしたもんだ。って変に感心したり。

今度は他局、AMのRAB青森放送へ。少し時間まである。FM青森佐藤氏のクルマで祖母の病院まで送ってくれた。ありがたい、何から何まで。ここなら祖母を少し見舞ったあとRABまで歩いていける。


10月22日(金) 其の弐

20:40頃RAB青森放送到着。スタジオへ。
4月以来に会うディレクター小山田氏と挨拶を交わす。ギター準備。番組はクイズのコーナーだった。この後CMを挟みナラの番だ。ちなみに、けっこう笑えるこの番組は「金曜ワラッター」という。

いよいよCM。ギターを肩にかける。どうぞと言われてスタジオへ突入。いきなりギター一本で「真っ赤なゼリー」をかます。で、挨拶。久し振りの面々。なんだったかいろいろ話す。学校のときのこと。コブラツイスターズのことも聞かれたな。前よく一緒にやってたしギターの相馬は僕と学校同じだし。それとさっきの中学生の話もして、CDから「日曜日」を。
そしてせっかくだから1曲って言われて「おやすみ」を生演奏。これ、なかなかイイカンジだったと思う、少し間違えたけど、、、。

そして最後にやはりアルバムから「東京ラブソング(バンドバージョン)」。やあ、なんだか40分も喋って歌ってCDをオンエアさせてもらった。DJ夏目氏はボクの高校の時のバンド仲間と付き合いがあって、明日その彼の結婚パーティーの司会をするっていう。じゃあヨロシク伝えてください、とオレ。

いろいろ話してるうちに呼んでくれたタクシーが到着、オレはRABを後にした。帰りのそのタクシーで僕のココロにはさあ、エコーの効いたありがとうが響いたよ。ハハハ、やあホント。

出会った中学生の彼、又ナラのうたを練習してくれよ。FM青森の佐藤氏いつもホント応援してくれてありがたい。RAB小山田氏、夏目氏も又ぜひに。
みんなみんな、よろしゅうです。

追記:家へ戻る。高校の時の地理の教師・とっても反体制なロックなノリで生徒に人気があった葛西Tよりの連絡、明日葛西Tが現在勤務する平内高校の学園祭にて歌ってほしいという。おう、そりゃあいいやってんでOKの返事。明日はシューだびよんでライブだが昼ならいいだろう。しかしそれにしても。先日も行って海に手をあわせてきた(10年前近しい人が身を投げてその身体が発見された場所)あの平内に又しても行くことになってしまった。縁というか因縁とでも言うのか、、。


10月23日(土) 其の一

13:00 僕の高校時代の地理の教師だった葛西氏が迎えに来た。葛西Tとは高校卒業以来、、いや、そのあと僕が高校でライブをした時に一度顔を、、まあとにかくえらく久し振り。今年春のライブを見にきてくれてたけど顔をあわせてなかったし。

で、なんで迎えにきてくれたかってえと、昨日の夜の電話で急遽 現在葛西Tの勤務する高校「平内高校」の学園祭でのステージが決定したんだ。夜はシューだびよんでライブだからダブルヘッダーってわけだ。
ラジオもCDもちゃんと聴いてくれてるっていう。早速クルマで平内へ。

つい先日もやはり高校時代の鎌田Tと平内へ来たばっかり。その日記にも書いたけどここは因縁なんか、僕の近しい人が死んでここの海に上がった。
この短い間に2度も平内。美しい景色に挟まれた道を通り抜け辿り着いたそこ、平内高校。

体育館ではドラゴンアッシュのコピーバンド。
それを見てる女子はぴょんぴょんジャンプしてる。

ささあと用意して、14:00過ぎ、紹介されてステージ中央へと歩く。かすかなドヨメキとクスクス声の中、かるく挨拶をして、歌いだした。

「日曜日」。妙なムードの中ではあるが、みんなじっと聴いている。終わって拍手。その場を去る者もいたが、来る生徒もいる。

そして「砂漠の中のくじら」。

なんかワイワイした雰囲気で「フ〜ッ!!」とか「ギャーッ!!」って中で、とてもバラードってカンジじゃあなかったが、ここはあえて「寒い朝」を。
バラードが始まってすぐ場を去る者もいたがそれならそれでヨシ。

ギターチェンジ。マーチンからギブソンに持ち換えギターとハープでアドリブをかまし「真っ赤なゼリー」。やはりこうゆう曲はストレートに反応がかえってくる。歌い終わると「いええッ!!」に濁点ついてて男子学生がちょっとふざけた感じでステージ前へ走り寄り握手。

ラスト「東京ラブソング」やってアンコール。だがそのアンコールがくる。感謝!!で「虫のうた」で本当に最後。
歌い終わって、高校生と会話。将来ミュージシャンになりたいという二人も。

又葛西Tのクルマで実家へ戻る。
手を振る高校生に囲まれその中をクルマでゆく。


10月23日(土) 其の二

汗をかいたので髪の毛を洗ってパンを少しつまんでライブハウスシューだびよんへ又しても葛西Tの車で。ひとりで行ける、大丈夫だからって言ったのだけど、だびよんまで送るのが今日の自分の仕事だと言ってゆずらない。これでもありがたいけどなんかワリーなって気も。それにしてもこの間の日記にも書いたけれど、平内という場所は僕の近しい人が(おそらく合浦公園で)海に入って、発見された場所。そこにこの短い期間で2度も訪れてしかも今日は突然歌ってきた。因縁というか何というか、、。
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16時半頃シューだびよん到着。ん?シューだびよんの前にもう誰かが、、あっ、ホームページやってくれてるTOYOだ。こっちへくる。あ、や、どうも。え?いや、いい、いいって。荷物を運ぶのを手伝ってくれる。サンキューサンキュー。電子マネーについて説明してあるプリントと「六甲のおいしい水」ミニペットボトルを5本も差入れして頂く。好物なので嬉しい。

さあ、本日2度目のステージのリハ。ゆっくり準備、ギターの弦も換えて、新しい曲の練習も兼ねてサウンドチェックとリハーサルをした。

今日は前回に比べてチケットが売れてないって聞いていた。今回〜があって行けなくって、、っていう知らせもあったり。うん、やはり今日は超満員だった前回よりずっと少ない。でもだからこそ、今夜ここへ来てくれた人達が来てよかったと思ってくれる歌を届けて、いいライブをって秘かに思う。そして、どうゆう状況だろうがまっさらな自分でいつでもちゃんとやるっていう当たり前のことと、思考ストップ瞬間空間を楽しむのだと、開演を前に集中、自分に約束。OK、イイカンジになってきた。といっても、あちこちでやってるとお客が少ないってことあるし、まあまあいるんだけどね。何と言っても、この間、楽器店でナラの「東京ラブソング」をコピーしてて驚かせてくれた中学生も来てくれている。しかも一番前のド真ん中に。

まず、先日青森ケーブルTVでオンエアされた番組とその時かかった「真っ赤なゼリー」のプロモビデオをカウンターのでかいTVモニターで流す。
そしてヴァン・モリソンの「愛さずにはいられない」をSEに登場、挨拶、1曲目「日曜日」。うん、なんかいいムードじゃないか。

そんで「砂漠の中のくじら」。なんかオレ盛り上がる。

最初っからとばす。


10月23日(土) 其の三

そしてスローな「キスしたい」、POPな「僕らの日々」と続ける。
暖かなムードに支えられている。

ミディアムナンバーの新曲「(仮)hey hey hey」が評判よかった。

そして前回も好評だった「だびよん」。今日の会場(以前はただの『だびよん』という店名だった)の以前の様子と亡くなったここの以前のマスターのことを歌った歌。ラストの方で「(亡くなった)マスターは今も元気かなあ、きっと元気さ、うん、だびよん、、〜」と歌う。ちなみに「〜だびよん」と語尾につけると「きっと〜だろう」っていう意味になる(津軽弁)。
今日はブルースハープでブルージーに。ブルースハープをちゃんと演るようになったのは今年だが最近ハマッてる、かな。

そして「ラーメン・メディテーション」。
これは梅ヶ丘にあるラーメン屋のおじさんに捧げる軽快なナンバーってやつ。今じゃベジなナラなもんですっかり食しなくなってるが、以前はラーメンならまかせろっていう男だった。あ、カレーもね。

とにかくラーメンの味にうるさいナラがココと断言したのがそのラーメン屋で、ここのおじさんは、スゲーテンションで気功のように、あるいは岡本太郎のようなすさまじさでもってとっても深い味わいを創造して人々を魅了し、ボクはといえば深い瞑想状態になる程に骨の髄まで感動してた。ラーメンを食べなくなった今でも、このおじさんはすごかったし(今は、味はかなりだがテンションは落ち着いてるっていう)素晴らしいアーチストだと思う。
ジョン・レノンやボブ・マーレイと共に。

で、又しても新曲(正確には自作のリメイク)「君の声が聞きたい」。これはとっても評判よろし。そんで久し振り「風が吹くのを感じて」「虫のうた」と続け、「寒い朝」。

そんでハイテンションで「真っ赤なゼリー」、ラストは「東京ラブソング」。いややはり、もう1曲、先日\9600で購入したばかりのガットギターでマイクから少し離れ気味の「おやすみ」で終演。

以上14曲、終始いいカンジで出来た。みんなに感謝。
JOYFULというショッピングセンターの中にあるCDショップの店長が来てて、そっちでも即売しましょうって言ってくれる。今日会場で即売してくれてる(ありがたい)音楽堂の池野さんとも話す。

弘前のオレカンでライブを見て今日も来てくれた、ハシケンを青森へ紹介したっていう人とも話し、彼が買ってくれたCDへサインさせて頂く。

もらったアンケートには、最近駐車違反で罰金とられてキツかったが今日のライブ来てよかったってのがあってコッチが元気付けられた。来てくれた友人達ともあれこれ話し、夜も更け家路。しかし、このホームページ主催のTOYOは八戸へ帰れずに一夜を青森で明かしたようだったが、、、。

明日昼の飛行機で帰るオレは荷物の用意で忙しかった。
このツアーが一段落した、やっと。でもすぐに千葉でもあるが。

何しろ又してもいろいろな人たちに助けられての旅だった。

そしていろいろと運命や何か大きな繋がりを感じる、そんな旅だった。

{追記}実は次の日、宅急便の荷物の何やかんやでギリギリになって飛行場へ到着。そしたらバンドもやってた高校時代の同級生とばったり。彼はこの青森空港で働いてるとのこと。ほんの少しでも時間がちがってたら会えなかったろう。

そして、羽田空港へ着いてビックリ。やはり高校時代の友人が出口で待ちうけている。なんでオレを?って思ったら、彼は自分の奥さんが青森から東京へ戻ってくんのを待ってたようだ。なんだ同じ飛行機だったんか。
始めまして、、って挨拶したり。ふたりともかなり久し振りで会う、なんかおもしろいねえ。会う人とは会うんだよね。