Monster Allocation Center Movie Award Climax 2007
◆2007年度モンスター配備センター映画大賞
▼ワースト7:コメント字数制限無しでけなす。
42位:「蟲師」
ぶっちぎりで最下位。漫画家出身の監督なのに原作を他人の手でグチャグチャ改悪される痛みがわからなかったのか?
確かに失われつつある日本の自然の息を飲む美しさは見事だが、それならば蟲師という設定を活かしてオリジナルな話を展開すればいいの
ではないか?そうすればオダギリジョーもあんなクソ似合わねえコスプレせんでもよかっただろうし。
自然美やら蒼井優萌えやら良い点もあるが、原作への冒涜が度し難く腹が立って腹が立って仕方なかった。これ以降、江角マキ子の顔
を見るとムカッとするようになってしまったではないか。
41位:「大帝の剣」
ワースト2。とにかくこの2本は観終わってすげえ腹が立ったので別格。
何故にこれだけやりたい放題できそうな材料を揃えて何もしないのか?もったいないおばけが出るってレベルじゃねーぞ!
個性派俳優陣をこれっぽっちも活かせてないし、アクションが見せ方下手糞でグダグダ。
雇われ仕事だからって、もっとちゃんとやれ堤幸彦。今思い出しても腹が立つ。
40位:「ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド」
もうすぐ公開から1年が経つのだが、DVDが発売されていないという時点でこの作品のヤバさの片鱗を味わっていただければ…。
単行本5冊分の内容を90分でまとめようというのだから、そりゃあ名シーンのカットや内容の改変はやむを得ないのだが、「ジョジョ」の魅力で
ある名セリフや擬音をわざわざ全く使わないというのは何故なのか?
こいつ(カントクと脚本)はくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーッ!!
39位:「ゲゲゲの鬼太郎」
まあ妥当なポジションだの。企画オチみたいな作品だから内容や出来についてはわざわざ書くようなこともない。
猫娘の衣装がエロいのはたいへんよろしかったのだが、それを演技派である田中麗奈に演じさせるというキャスティングには首を傾げざるを
得ない。
38位:「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
原作もシリーズ中盤ということでどうしても中だるみな一本につきこのポジション。ここまでの作品全部原作付きだの。
他のワーストは面白い原作をつまらなく脚色したから、というものが多いが、この作品の場合原作からしてつまらない巻だったので仕方が
ない。
巻を追うごとにブ厚くなる原作を消化しきれずダイジェストな脚本にならざるを得ないのがねえ。
加えて見所である魔法合戦シーンの演出がダメダメでまるで盛り上がらなかったので更に減点。
37位:「ベクシル 2077年日本鎖国」
やあ、今年は「APPLESEED」の続編を2本もやるのか………え、違うの?
カントクが長年温めていた企画らしいが、厨房や高校生の妄想レベルで、パッチワークな世界観や黒幕のあまりのショボさに唖然。
微妙に有名俳優を声優に起用しているので当然クオリティは望めず。
ちなみに「APPLESEED」の続編の方が内容はどっちもどっちなのに遥かに上位にいるのは単純に萌え度の差ですよ。声優万歳!
36位:「名探偵コナン 紺碧の棺」
劇場版第11弾は最低の出来。それでも本当は「大日本人」辺りよりはマシだったけど、苦言を呈したかったので敢えてこの位置。
とにかく脚本がヘボすぎる。今までの劇場版のどこかで見たようなシチュエーションばかりで、しかもそれに負けているという。推理がgdgd
なのはいつものことだからいいとして、アクションもキャラの掘り下げも、何一つ良い点がないというのはファンとして見ていてつらかった。
▼35位〜31位:寸評5文字で十分だてめえら!
35位:「大日本人」/うわ、微妙。
34位:「アイ・アム・レジェンド」/説明不足。
33位:「SAW4」/5に続く。
32位:「舞妓Haaaan!!!」/サダヲ濃い。
31位:「魍魎の匣」/何故喜劇に。
▼30位〜26位:寸評10文字で十分だてめえら!
30位:「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」/自分の企画でも適当て。
29位:「憑神」/監督の感性が古すぎる。
28位:「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」/踊る阿呆に見る阿呆。
27位:「不都合な真実」/そして見ぬふりの阿呆。
26位:「図鑑に載ってない虫」/びみょ〜だが憎めない。
▼25位〜21位:寸評15文字で十分だてめえら!
25位:「龍が如く 劇場版」/本筋の悪ノリは楽しいがやっつけ。
24位:「かちこみ ドラゴン・タイガー・ゲート」/ラストの戦いがちょっと淡泊かと。
23位:「どろろ」/原作未見故にわりと上位にいます。
22位:「アヒルと鴨のコインロッカー」/叙述トリックの表現にもう一工夫。
21位:「ゴーストライダー」/ニコラス・ケイジやけにノリノリ。
▼20位〜16位:寸評20文字。折り返し地点。
20位:「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」/三池崇史リスペクト炸裂。オチをもう少し。
19位:「鉄人28号 白昼の残月」/おもろかったがこれもDVD出てないなあ。
18位:「EX MACHINA」/ベクシルより萌えたので。萌えは重要w。
17位:「トランスフォーマー」/原作への愛は足りないがまあ派手でよかった。
16位:「DOA デッド・オア・アライブ」/B級映画かくあるべき。頭が悪くてよろしい。
▼15位〜11位:寸評25文字。惜しくもトップ10入りならず。
15位:「クローズZERO」/男なら、心はいつも中学生。原作抜きにして面白い。
14位:「LOVEDEATH」/北村龍平のバイオレンス闇鍋。刀無しなのはマイナス。
13位:「善き人のためのソナタ」/ありゃこんなに上位か。それだけラストが趣深かった。
12位:「プレステージ」/バレなきゃイカサマじゃない。バレバレだけどなあ。
11位:「夜の上海」/ヴィッキーたん萌えでここまで上位に。雰囲気が好き。
▼10位〜 5位:寸評30文字。トップ10なれど今年は観た本数が少なかったためこの扱いに。
10位:「デジャヴ」/タイムマシンはドラム式?美女の死体のために命を懸ける漢の物語。
9位:「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」/元が面白いんだから面白いのは当然。求めるレベルはもっと高いぞ。
8位:「シッコ」/知られざる米国の保険事情に絶句、そして我が国の保険事情は…?
7位:「キサラギ」/痒いところに手が届く脚本&演出と5人の俳優の名演技。秀作。
6位:「デスプルーフ in グラインドハウス」/ビバ、タランティーノ!あの終わり方は今年最高のインパクト。
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