Diaries 2002 March

最新の日記へ
2002年
1月 2月 3月 4月 5月 6月
  7月 8月 9月 10月 11月 12月
             
1999年の日記へ 2000年の日記へ 2001年の日記へ  

3月6日(水)

ちょい遅れて新宿PIT-INNへ到着。始まってすぐだったようだ。オレンジジュース片手席へ着く。
旧橋くん率いるFLASH STREAM HATTRICK(スペル違ってたらすまん)のライブ。

ちょっと遅れて聴くライブってなんだかちょっと集中しにくかったりするのか前半はちょい冷めて聴いていた。それでもやはりかっこよくキメる。休憩前の第1部は割りかしオーソドックスなフリージャズに感じられた。
ここのピアノは古いジャズの音がする。昔からそうゆう人が使ってたからだろう。そう富樫さんが言ってた。

第2部はめちゃめちゃかっこよかった。前半よりボク好みってことでどっちがイイ・ワルイではない。 最近ドイツあたりのブラジリアン・フレーバー・クラブミュージックをよく聴いてるからかな。フューチャージャズって言われてるようなのだ。コンポスト・レーベルあたりのコンピはサイコー。
2部は富樫さんの美盤ピアノソングの中からの曲でスタートでとろける。して旧橋くんが入り美しのバラードでキメる。そしてstick西山克幸と空手ドラマー小山彰太さんが入り混じり最高のフューチャーJAZZを聴かせてくれボクはとってもハッピーグルービーファンクにヤラレて心地よかった。 ラストは日本の童謡(タイトル忘れた)を穏やかにハートフルにJAZZYにバンドが歌った。
またしても素晴らしいライブにありがとう。

彼らFLASH STREAM HATTRICKの演奏も入った旧橋壮名義のアルバムが夏にスタジオ・ウイというレーベルよりリリース。ちょっと聴かせてもらったが大変大変カッコヨイ心地ヨイハッケヨイなフューチャージャズで音響的な曲もありでなんとオノセイゲンさんがマスタリングしてて最高の出来、と言ってしまおう。FLASH〜名義のアルバムリリースの噂もあり心待ち。

ライブ終わってから旧橋くん富樫さんニシヤンstickerと話したり、お客で来てたフューチャージャズのDJでデザイナーの人と知り合ったり数人と会話。JAZZANOVAやコンポストの話で盛り上がる。
して家路。


3月9日(土)

そしてお茶の水O.C.CアイリーンホールにてナラカズヲUnitSUNライブの日。今日はいつもより多めたっぷり時間ライブ。沢山とは言えなくても久し振りに来てくれた人がチラホラ。今日は天然ビート時代の『新世界』もやるしね。

はじめに中野英明というモーリスのコンテストで賞をとったというシンガーソングライターが歌ってボクラの出番。
まずテツ君と『かんたんにいこう』でイイカンジに、そして旧橋君も入って『砂漠の中のくじら』はイイノリ。そんでアレンジし直した新曲『コノママ』そんでロッカボッサにフルートが絡む『global violence』、そしてちょいコミカルな響きの『歩く男、朝陽を目指す。』で盛り上がった。

と、ここでナラソロコーナー。『寒い朝』、冬のあとは春ってことで『ハリキルハルクル』。そして波の音とカモメの鳴き声をバックに『inoriuta』そして『東京ラブソング』きまる。そして久し振りのナンバー『新世界』三線とバンジョーとギターのあいのこハナローという全く同じものは世界に1台しかない楽器で四国阿波踊りとファンクとロックな気分のハナローの三味ばりリフで始まってそれに4つ打ちのフロアと切れ味鋭いスネア、そしてアラビックな旧橋君のサックスが盛り上げる。後半はアドリブ、おれは笛を吹く。これはよかった。
続けて『WahWahWah』『虫のうた』『名曲1』とノリにいい曲が続き盛り上がり『宇宙のハーモニー』ループとエフェクト駆使で南部鉄器の鐘も活躍してとってもイイカンジで歌い演奏した。
最後はこの不況の中生きる人への参加『生活について』をギター一本で歌いライブをしめた。

CD『路上ライブ』や『うたがすき』のデザインをしてくれてたポップアーティストARATA君も来てくれた。CANDYPOP、カメラのニャラなんかも来てくれてサンキューであった。
ARATAくんはゴールデンウイークにバーで個展&ライブイベントを開く。ナラも出演する予定。4649。
う〜ん、なんだか今日もよかったぞ。
『新世界』も手応えあったし。


3月10日(日)

東京大空襲の日、ピースウォーク、快晴。
この青空、アフガニスタンへもアメリカへも、世界中へと続き、そしてアフガンではこの同じ空の下。爆弾が降ってくるんじゃないかと脅え眺めてるっていう現実もある。
しかしそれでも空は美しい。この美しい空に爆弾模様とはなんてシュールで醜悪なことか。世界は正しく美しくあるべきだ。美しい空が恐怖の対象になるってのは美しくない。

さてピースウォークの前の諸説明のとき、ついこの間知り合ったばかりの元お笑い芸人、地獄のスナフキンこと金谷ヒデユキが1曲歌う。テレビのTonight2に出演したときのことを面白く綴った曲〜テーマが自由ということで〜を歌ってくれる。しかしここで会うとは思わなかった。

さて、前回よりも参加人数はちょっと増えたかな。晴天だしね。説明のあとまず星野さんのメディテーション、そしてウォーク開始。まず沈黙のウォーク。自分がまず平和になって静かな気もちで歩く。パルコパート2のとこで曲がスピーカーから弾ける。いつもの通りジョン、そしてスライ、CSN&Y、誰か日本のRAPの曲。いずれもLOVE&PEACEな選曲だ。
この日の誘導の警官はこの間よりも優しい人でよかった。この間はとっても、、、、いやまあ、でも今回はよかったからいいや。
ちなみに今日は記者やカメラが多かった。東京大空襲の日だからか。
にしても、アフガンではいまだに空爆は続きアメリカのブッシュ大統領は核爆弾の用意もしてるというニュースが流れ込んできてる。

それにしても歩いてると以前よりも冷ややかな反応のような気がする。気のせいか、、。それでもこのウォークを見て途中参加したおじいさんもいたからいろいろか。明治通りに流れる。和プロジェクトのフルカワさんが力強いスピーチ、そして表参道では星野さんが宇宙エネルギー同化パワーないきまくったしゃべりで盛り上がった。表現者である。面白くて感動的だ。拍手が熱い。
そのあと原宿駅近くでオレ、『かんたんにいこう(ゆるめバージョン』を歌う。また拍手が熱い。いい。
カメラの前、テレビ用のコメントもちょいしゃべった。CHANCE発起人のひとりでサイエンス・ライター小林一郎さんがスピーチ、クールかつ熱い。「自分の周り、生活の中に小さな暴力がないか、それをまずなくしてゆくことが大事〜」など。戦争のエネルギーはそれを産む。ハートからくる言葉それが命だ。

さて代々木公園に到着。今夜新宿のLOFT plus1にてあるCHANCEのイベントで1曲歌ってってことでありがたくお請けした。

さて、このアチコチでパフォーマンスしてるこの公園の中の通りでフリーにスピーチする時間となった。ハンドマイクで数人が喋る。すると途中、近くでポエトリーリーディングのパフォーマンスしてたという十代か二十代前半の男が飛び入り。どうやらさっきまですぐ近くできもちよくパフォーマンスしてたがピースウォークの一団が来て自分の平和が乱されたってことらしい。
そして自作の詩を叫んだ。少しラップ調だ。
平和主義者の偽善を刺す内容の詩。
詩い終えて彼は大きな拍手を浴び、「OK、和解した!!」とちょっと複雑な笑顔で場を後にした。そのあともまた少しスピーチは続いた。 やがて、ひとまず解散、あとはLOFT plus1で、ということとなった。

ボクはCHANCEのメンバー数人とCAFEにてお茶、スピリチュアルな話題。ボクは、結局宇宙は本来すべて一つのものですべての人は同じ宇宙の根源エネルギーで出来ていて一体でしかありえないものだっていう観点でしかホントの平和と平等は語れないんではって話したりした。まあでも、現実味がないって感じる人も多いのだろうけども、、、。

さて、CHANCE!のスタッフの人たちは先にLOFT plus1へ。ボクは友人のやっている原宿のライブハウスRUIDOへ。久し振りに話したあと新宿へ。会場へ着くとすぐにトークライブは始まった。司会はスリルというかっこいいバンドのプロデュースなどで知らてる純シキタ氏、それとスピーカーゲストは〜朝まで生テレビにも出てたりする宮台慎治氏・作家でルポライターの吉岡忍氏(以前NHKのドキュメントで出たとき面識あり)・作家勝元氏が父で映画監督の早乙女愛氏・大塚モスクのクレイシーハールーン氏(男性)・アラブ文化のエキスパートであられるジャミーラ高橋氏(女性)・そして東京大空襲を体験して民間(軍人以外)の犠牲者に対する国の扱いへ憤り軍国少年から市民運動へと転じた東京遺族会の星野ひろし氏・そしてCHANCE!呼びかけ人のひとりのサイエンスライター小林一朗氏というメンバー。

トークはなかなかさく裂、というか、わりとアメリカへ対する思い切った発言。やはり今までのアメリカが他国へしてきたことを思うと、アメリカがあのテロの一方的な被害者とは言いにくい。証拠もなくあんまりラディカルな予想をここではしないけど、実際、割りと多くの人が世間からすれば大胆な予想をしていてそれはおそらくあんまり外れてないのではと思う。常に経済的理由で戦争を作ってきたのはドコなのか?答はまたしてもヤブ(Bush)の中か?

にしても宮台氏はほとんどひとりで喋りまくった。司会のシキタ氏が「このチラシ見て、あんまりにひどいんで持ってきちゃいました。{アメリカがアフガンを平和にしたという}この内容を読売新聞が書いてるんですよ。子供見たら信じちゃいますよ。」と発言。それに対しすぐさま宮台氏は「あ、読売とフジグループは自民党系ですからね昔から。しょうがないですよ。」みたいにクールに早口で応酬。大体どんなことにも早口でクールに言い切る。 そんなカンジ。
星野氏の東京大空襲の体験談はとても胸に穴があくほどリアルで悲しかった。ジャミーラさんはやはりアラブ文化に対しての非常にせまい見方が世界を覆ってることやアメリカとイスラム諸国との歴史という見方に立っての分析は親切だった。クレイシーさんも同様。
吉岡氏は今の政治家のスキャンダル報道の加熱ぶりの陰にあるものをも示唆して、さすがであった。小林氏はやはりアメリカの横暴ぶりへの発言もあってそのとおりと思った。
これらの会話には詳しく触れないけど、まとめきれるわけがない、それでいてなかなかの濃さを滲ませるライブであったかと思う。
NHKテレビにコメント写された。

全体はこれらの人たちの(ひとりかな)話が長びいてオシオシであった。第3部のオープンマイクの前、小林さんと橋本さんから紹介を受けボクはギター片手に前へ。トーク用のマイク(1本は内山氏持ってくれる)2本で『かんたんにいこう』を歌った。難しいというかカタメの話しのあとだからオレはかんたんにやるのであ〜る。ジャンプしてエンディング。拍手、感謝。

様々な人がオープンマイクで語る。そのときに自主映画の女性監督も話したのだが、その人ボクに話しかける。あ、そうか。昔会った、、。CD『路上ライブ』『うたがすき』の録音してくれた鈴木さんのスタッフだった女性。今は監督しててやはり鈴木さんと活動してるって言う。今度公開か、うん、見に行きます。映画のタイトルは『犬猫』かあ。中野武蔵野、ひさしぶりに行きます。
そのほか、地域通貨のことをスピーチする人もいたり、アフガン難民の話し、と続き、CHANCE!へ今回のライブに対して苦言をする人も(いつもここに来てこうゆうこと言う人であるらしい)いたりしてそれにロフトの店長が「それは単なるイジワルです」と発言したりの場面を重ね、トークライブは幕。オレ、今日はかなり疲れた。。最近いろいろ続いてあったし。
家路。眠い。


3月13日(水)

テツ君とスタジオでリハ。イイカンジ。曲つなぎの。
リハ終えてスタジオの廊下へ出ると、POINTERのGのジミーとバッタリ。えらい久し振りだ。POINTERのリハだっていう。やってたのか。ライブは今ぜんぜんらしいがスタジオはやってるらしい。
他のメンバーも元気そうだ。他のメンバーはAUTO-PILOTというバンドで昨年のフジロックオンエアで見た。共通の知人の話題など。
前にPOINTERとやったのはもう6年は前。天然ビートだったからなあ。ジミーは金髪から黒髪へ。オレは逆。年月、、。じゃあまた、元氣で。

さて家へ帰り、今日オンエアってことの先日のLOFT plus1のイベントが紹介されるNHK首都圏のニュース録画したのをCHECK。オレ映ってたが、発言はいっぱいカットされてて、なんだか言いたいことが伝わるのかな?ってカンジであったが、ま、いいか。
この日はあと、青色申告の計算でおおわらわ。


3月15日(金)

前橋clubFLEEZにてライブ。ナラカズヲUnitSUNでは初めての前橋ライブ。村田しげ写真マンもいっしょにレンタカーで。ちょっとした小旅行気分もあり。
この日はいつものここでのメンバー、しんえもんもん、グリーン・リーブス・アパートメント、それに初めて会うギタリストの下山亮平。この彼、インストで年若い素晴らしい才能。曲もいいし。ビル・フリーゼルとジョン・フェイヒーを思い出すが、ちょいニューエイジモードのタイトルとムード。和む。
CD頂いたが、それもくつろげてイイカンジのアルバムだった。

さて、ボクラのライブ、よかった。民謡トランシーロック、かな?『新世界』も反応がよくてよかったし、ボッサロック『global violence』もいい反応。そしてループの『宇宙のハーモニー』もイイカンジで出来た。1.かんたんにいこう 2.global violence 3.真っ赤なゼリー 4.東京ラブソング 5.新世界 6.虫のうた 7.宇宙のハーモニー

終わってから下山ギタリストと話した。ヴァン・モリソンの話題、ジョン・フェイヒーのこと、など。
そして今はアメリカに暮らす人、オーストラリアに暮らす人が楽屋へ訪ねて来てくれた。いつもライブへ来てくれていたが最近は前橋どころか外国住まいで来てなかったが、今休みで日本へ来てるのでこの日のライブにも来てくれて話した。いろいろ。

このふたりの内のアメリカで歯科医をして生活してる彼のほうによれば、アメリカ人の大多数は愛国モードで戦争(アフガン空爆)を支持していて、相変わらずラジオではジョンのイマジンはオンエアされないという。日本の一部報道ではそうでもないような、つまりアメリカには落ち着ききと自由が戻ったような報道のされかたがされたり、かと思うと女子学生が"No more War"の自作のTシャツを来ていき学校から締め出され、裁判でも敗訴したっていうとんでもないニュースが飛び込んでくる。もはや報道は国家の作戦の一部、いや主要で重要なものかもしれない。この日本でもそれは決行されてるのだから、真実を読みとる力を養う必要がるだろうな。どちみちそれは、この人生で役に立つ、というよりその意味そのものにもつながる。ボクラはどこから来てどこへゆくのか。たった今ボクラはこの宇宙で何のために生きているのか。
まあ、そこの視点へ立てば世界・宇宙というこのドラマは大きくその意味を変えて迫ってくるんだけど、、。
しかしそれでも、たった今どこかで誰かが苦しんでるってときには気にせずにはいられなかったりする。

さて、彼らと話したあとまたひとり楽屋へ訪ねてきてくれた人がいた。それは、ついこの間まで高校生だった、奇妙で個性的な天性のノリを持って「ナラっこぅ!ヨカッタヨ!!」てアンケートに宇宙人的なイラストを添えてくれるような不思議系で背の高い女の子。
なんだか別人の様の佇まい、着る服もバイブレーションも落ち着き、それは個性が失われたっていうよりも、成長して内面がひとまわり大きくなったっていう、そんな気配。
今は、福祉関係の学校へ行っているという。そんで身体を悪くした老人の介護をもしてるという。(アタマに父親の顔がかすめた。)
そうか、それでなんだかシッカリした人に見えるのかと納得。施設では、コトバによる、あるいは別の形のギャクタイがよくある、それは残念だが本当だ。それで、そうゆうことがなくなるように運動・活動もしつつ介護をしてるという。ああ、ステキだなあ。それで前よりうんと輝いてるんだ。キレイな服やメイクやアクセサリーなんかでは人は輝けない。どう生きているか、それだけだ。
チラシ、ナラナラジャーナルで読んだのかピースウォークのことをいろいろ聞いてきたり平和について話したり。別に親せきのおじさんじゃあないけど、久し振りに会ってシッカリ成長してるのを見てなんだか、なんとも言えず胸にくるものがある。
いろいろ、ライブなどの活動やCD『東京ラブソング』から力をもらってるとか、歌の力はすごくて絶対何か変えられるパワーを持っている、そんなことを話してその女性は帰っていった。
ライブに来る人が何かひとつ前に進んだり、真剣にコトにあたってるのを、見て感じてぼくは、嬉しくなる。

この日のライブの反省もしつつクルマで家路。


3月16日(土)

夜中、音楽チャンネルをふとつけて眺めてた。
おっ。バンド”初恋の嵐”のクリップが流れている。
アルバムやデモの録音やライブにも何度もギターで参加してくれた玉川裕高くんのやってるバンドでコモンビルのベースをずっと弾いてる西山くんというベース&ボーカルのやってる別のバンドでけっこうインディーでヒットしたらしいバンドだ。
ほほーん、、って見てた。と、画面の下にテロップが流れた。
「3月2日、初恋の嵐のボーカリスト西山達郎さんが急性心不全でご永眠なされました。ここにご冥福をお祈りします。」

驚く。ただ驚く。そして時間が経つと、段々と淋しくなった。別に親しくしたこともないし、数回ライブのあとで言葉を交わしたぐらいであったが、そのぐらいである。付き合いも別になかった。でもちょっとなんか穴が空いたみたいな。どんと、そしてやはり2年近く前亡くなったよく世話になった山ちゃんを思い出す。
人はちょっとしたスキをつかれて時の向こう側へ連れ去られてしまう。見える世界が全てではないし、ボクラに見えなくても彼ら逝ってしまった存在からすれば、なんてことはない、元気ニヤッテルゼ!!ってもんかもしんない。
そんでもやっぱし急に行かれるとさみしかったりする。玉川くんなんかはもっともっと淋しいんだろな。電話はしない。もっとだいぶ時間経った頃に、かな。
あとで聞いた話だが、彼ら”初恋の嵐”というバンドは3月3日からメジャーデビューシングルのレコーディングの筈だったそうである。
冥福を祈る。


3月21日(木)

大阪、親戚の結婚式に呼んでいただき歌わせてもらった。スーツにネクタイである。これはなかなか氣に入ったりした。もう何度でも結婚式に呼ばれたい。スーツ着てネクタイをしたい。
初めて人の結婚式への参加。披露宴でさえもいつも金なくて参加しなかったり、遠かったり都合悪かったりで、なかなか行けたことがない。披露宴にしても数える程だ。
そのあとの披露宴では司会の人から紹介されて歌った。「このふたりがこんなに幸せなら、ここから幸せと愛と平和のエネルギーが世界中へ伝わって世界から戦争が消えて平和になるんではないでしょうか。」と話して、『かんたんにいこう』。
なんだか、妙に、盛り上がる。小さなダンサーがいたのであった。。。

食事は、ボクのを完全ベジタリアン仕様にして頂いたのだが、まあほぼ大丈夫ってカンジで食べられないものもった。だがクレームつけるのもなんなんでソっと残した。
そんでもとにかく、感動・涙とラブ&ピースな結婚式及びパーティーであった。


3月23日(土)


万博公園へ。広い。太陽の塔がかっこいい。バンド太陽の塔の面々を思い出す。


3月24日(日)


先日の結婚式で、たった一回しか着てないスーツなんかも入ったカバンを小田急の電車の網棚の上へ忘れた。見つからず。ショックショック!!


3月25日(月)

昨日、電車の中で忘れた荷物が無事見つかった。よかった。安心。拾ってくれた人よありがとう。宇宙に感謝。


3月27日(水)

CHANCE! cafe at 2's YOSHIHASHI。ピースウォークのCHANCE!が渋谷のオンエアの隣りにある2's YOSHIHASHIというCAFEを会場にCHANCE! cafeというイベントを開いた。これは話題の有事法制について勉強するイベント。有事ってのは日本が戦争に突入、あるいはその危険があると首相が判断したときのこと。その際の法律。これは戦争に協力しないと罰則があるという、平和を大いに蝕む恐れがあり、国民を大きく縛るうえにどんどん日本を軍国化させる、とても危険なものだ。それを「備えあれば憂いなし」などと言葉を濁し今国会で通過させようとしてるのが今の政府だ。

ちょい押し気味で始まったイベント。まずOPENINGでひとりで歌った。昨日メロが出来たばかりの新曲でまだタイトルのない、日本で強制収容されてるアフガン難民のことを歌った歌を1曲目に。ちょい地味ではあるが反応はよかった。そして2曲目は11月に出来た『こたつ』という曲。〜今は寒いからこたつで暖まろうよ。拳をほどいて笑い合おう。この光は誰をも差別しない区別しない。だからここで〜ってゆうような曲。
これもイイカンジ。
そしてテツ君とふたりで春の歌『ハリキルハルクル』、そして旧橋君も加わって『東京ラブソング』で最初のステージ終了。お〜拍手、感謝。セットチェンジしてトークライブへ。

この日のライブは日程・詳細が直前に決定したので突然のお知らせだったのだが、よくライブへ足を運んでくれるタマさんが来てくれた。でも用事があるので1部のミニライブだけ参加でトークライブと後半のライブを見れないのを残念がっていてくれたが、それでも少しでもと来てくれたのには感謝であった。

11月んときの「報復戦争に反対する目黒集会」のとき歌う場を設けてくれた大久保青志さんが現れた。あのとき以来、久し振りであった。いろいろと話す。
ここの2's YOSHIHASHIをCHANCE!に紹介したのは大久保さんだったようだ。この日の会CHANCE! cafeを担当した海南さんと随分前からの知り合いらしい。

大久保さんは、ボクにここの店のママさんを一度紹介したかったんだって言う。なんでも、エンケンさんの元奥さんってことだ。どおりでメニューにピラミッドカレーがあるわけだ。エンケンさんとは一度ライブでいっしょだったしそのあとも楽器屋で会ったな。でも別に話題にはならんかったがそのママさんと話した。パワーを秘めたようなカッコイイ女性であった。

さて小休憩のあとはトークライブが始まった。有事法制を研究してる評論家の男性がメインで解説して海の(輸送の?)仕事をしてる男性と日本赤十字の看護婦さんとの3人でのトーク。それぞれの立場から、有事のときどんな仕事を強制されて拒否したらどうなるのか(罰せられます)などをわかりやすく。でも評論家の人の話はとっても難しかった。資料を見ても、、。
そんでも有事法制の話は他で見聞きしてることもあったりするので多少は補えた。もし、「日本が戦争に巻き込まれる可能性がある。」と首相が判断すれば個人の土地やモノであろうが企業のものであろうが差し出せと言われたらそうしないといけない。拒否すれば罰則。
JALだろうがJASだろうが飛行機で弾薬を運ぶという仕事もすることになる、すると一般の人が乗る飛行機がテロの標的になる可能性が生まれてしまう。など、様々な不自由というか非平和が生まれてしまう。興味ある人はnowar.jpだったかな、CHANCE!のサイトでチェック出来るらしい。

さて、トークライブのあと今日途中から来たイチローそっくりのパフォーマーのチビローさん(アフガン難民の支援活動をしている)がパフォーマンス、そしてオレラ、ナラカズヲUnitSUNのライブ。はじめちょい遠慮気味な気もちだったがすぐにガア〜っていい演奏出来た。

1.砂漠の中のくじら、で賑やかに、そしてナラひとりで 2.寒い朝、をしっとりと、再び3人で 3.global、これはかなり迫熱のハードボッサロック。
そして 4.inoriuta、ここでCHANCE!のメンバーでバンド”うたのゆ”の内山隆ジャンベマンとヒーラーのtakuギターマンと星野ゆかシンガー、そしてパフォーマー&アクターでイチローそっくりさんのチビローさん(ユニフォーム着てヒゲのメイクもしてる)の4人も参加して 5.かんたんにいこう、盛り上がった。めちゃいいバイブ。
そんでここでメンバー紹介してチビローさんにはバットのスイングの真似をしてもらいまたみんなで 6.虫のうた、これも盛り上がりラストはやはりループでぐるぐるの 7.宇宙のハーモニー、心地よく昇るかんじで終わった。アルバム東京ラブソングを買ってくれた人がいて嬉しかった。

いやあ楽しかった楽しかった。またこうゆうのやりたいなあ。CHANCE!cafe。この日の仕切り海南さんはじめみんなおつかれさま。また呼んでね。
みんなと話す。アフガン難民を支援しているチビローさんが見せてって言うんでアフガン難民のうたの歌詞見せる。どうかな、アフガンの人たちの情況とズレはないかな。こうゆう情況らしいやっぱり。

さて、時間ももう遅い。方向が同じCHANCE!のメンバーそしてテツ君らと電車、家路。楽しかった。そして有事法制、こりゃあ大変な法律が用意されてしまったもんだ、、。


3月28日(木)

牛久の収容所へ見舞いたい。歌が出来てしまって歌い出した以上、実際会いたい。連絡して支援する人たちと一緒に今度の火曜行くことになった。
出来れば生の声を録音したい。そして歌の中にそれが出てくる、、それはいいかも。訳も乗せるか歌うかして、出来るだけ多くの人たちに知ってほしいし。
サイトとかで聴いてもらうとかして。


3月31日(日)

花見をしている世間を横目に献血。考えたら初めてだった。高校生んときに授業さぼれるってんで献血志願したら、血が薄いってことで断られた。それっきり献血は向かないって思い込んでたが、出かけた先でやってたんでこれも縁というか、ヤレということと思い決行。
なんと今では立派ないい血だということで400ml。はじめての献血手帳。ジュースとお茶頂く。美味い。