Diaries 2002 February

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2月1日(金)

南青山マンダラにて富樫春生さんのピアノ・ライブ。前半の『雪やこんこん』の前の曲からぐんとノリ出した。CDピアノソングスで聴かれる、癒しなムード、それが激しさを纏い宙を乱舞した龍のように見る者・聴く者を釘付けにした。鬼気迫るというか。しかしそれは、なだらかな地平に辿り着くまでにどうしても通らなければならない道だったような。して、だんだんと平和に満つる宇宙の楽園に至ったかのような静けさに到達する。
いつものピアノソロよりもGroovyかつJazzyであった。富樫さんが、「みんなが心を平和にすれば世界も平和になる」と言ってたのが心に残った。

途中挟んだポエトリーリーディングも面白い。さいとういんこさんの女性ならではの視点、そして尾上文さんのテンポ・リズムがかっこいいポエットが色を添えたし、いつもbom'bocoで一緒の田中くにかずSAXplayerの(珍しく)バリトンはシンプルな響きがかっこよかった。あとで本人と話したらバリトンは不慣れだって言ってたけど、もしかしたらそれ故なのかシンプルで美でよかった。 
富樫さんのピアノが胸を打つのは、いつも愛のことで頭がいっぱいだからかもしれない。
ソロピアノの時のリリカルで純度の高い宇宙的ラブ度、おだやかな波、宇宙創生エネルギーの様々な景色のつづれ織り。ステキな夜だ。

富樫さんとちょっとだけ会話して家路。


2月3日(日)

Organ Language(日本のクラブ/アンビエントなアーティストCalmの別名義ユニット)にハマッてる。これはファンキーなクラブジャズ。曲いい、ループ感、キモチイイ、かっこいい。Calmもいいけどこれ、かなりいい。好き。それにJAZZANOVA(ドイツのブラジリアンフュージョンノリのクラブジャズ)これも実にグルービーでかっこいい。両方とも、曲がいいとかってゆうのととにかくバイブレーションがいい。
エネルギーがいい。最近ほんとよく思うのは、結局音楽はエネルギーだなってこと。キモチいいエネルギー、ラブでピースなバイブレーション。きっとアーティスト側が普段、何を考え、何を思い、どう生きてるかってことだなあ。それが伝わる。ただ単にキャッチーだとかの以前に、聴き手にフィットする音楽って、そうゆうエネルギーなんじゃないかな?


2月8日(金)

千葉ANGAにてライブ。ナラカズヲUnitSUNとしては初ANGA。”富士見町”ていうタイトルのアコースティック・イベント。といってもボクラ、もちろんアコースティック楽器を使ってるし聴かせる歌もあるけど、ループありフリーなタッチもありのジャンル分け不可能ミュージックだしそれでいいって思ってる。自分たちというジャンル、それでいい。

さてさて、この日はいい演奏が出来た。そして反応もよかった。 1.かんたんにいこう、レンジ変えてちょいモータウンなリズムにした 2.コノママ 3.global、効果音トラックをバックに 4.inoriuta 5.東京ラブソング 6.虫のうた 7.宇宙のハーモニー(青森の南部鉄器の鐘を後半で鳴らす。キモチイイ。

いつも来てくれる人たちも楽しんでくれたみたいでよかった。久しぶりの友人も来てくれた。初めて来て聴いた人はライブで気に入ってアルバム『東京ラブソング』を買ってってくれた。サンキューです。家でじっくりゆっくりかみしめて何度も聴いてほしいです。

ライブ後、CD『東京ラブソング』をかけてもらってたら、誰かが曲に合わせて「♪ラブソンッラブソンッらぶそんっ♪」って歌ってた。ん〜イイカンジだ。楽しげでいい。いいライブだった。