2月2日(金)
本屋でplayer立ち読む。ナラのってた。
結局購入。短くまとめるせいで若干ニュアンスが違ってしまうのは仕方ない。ただ原稿の段階で指摘してって言われた箇所がNGのままのっていた。
一瞬唸るが、まあしょうがない。これも人生ってか。
ただ、この特集『これが「路上音楽」の本当の姿だ』全体ビューテイフルであったしボクのインタビューのまとめ方なんかも実に愛のある嬉しいページであった。隣りのページにロバート・ジョンソンだしね。
そんでplayerの表紙はビートルズでジョージのインタビューやコステロのページもあったしね。やあ、いいなあ。
前にbounceでレビュー出たときの特集もニューヨーク特集で読みごたえバッチリでミュージック・マガジンのときも20世紀の特集だったかでビューティフルだった。
そうゆう、読みごたえのある記事といっしょに出ると単純に嬉しくありがたい。
ライターの青柳氏に感謝ベリーマッチ。
彼はホームページを立ち上げたとのこと。要Check。
2月3日(土)
とってもとっても独創性に富む焼き芋屋さん来る!! 前から気になっていたので購入することに。
テープなんだけど、メロディー、リズム感、音感、歌詞、いずれもグウウウウッッドオウ!GOODね。天才的なのです。
まずぼくはその焼き芋屋さんを誉めちぎった。ま、日本の5音階ではあるんだが、よそのとは全然ちがう。サイコーにクール!!なんでもこの道ベテランのおじいさんが歌っているらしい。
が、イモは、そんなにおいしくなかったし高かった。値段が。きっともう買わない。でも、もう一度言うが、エンターティンメントとして サイコーである。
隣接する神社で豆まき。参加。帽子でゲットしたのはしかし、豆じゃあなく、ガムやキャンディー。豆まきなのに。
でも、こういう昔ながらのイベントに人がたくさん集まって近所の子どもたちが嬉しそうにしてるのはいいものだなあと思う。
2月4日(日)
スカパーで見たトリロク・グルトゥーというドラマー&パーカッショニストのライブが素晴らしかった。
曲もグーよね。インド人で、ワールドワイドに活躍している。ルックスは、シモキタのラ・カーニャのマスターと加川良さんとを足して割らんで混ぜたようなお顔。
いやあ、基本的にJAZZっぽいんだけど、いろいろミックスされたような音でとってもワン&オンリーでかっこよかったでした。
グラン・ダディーとハイ・ラマズもけっこう流行中、ボクの中で。
2月5日(月)
ナラ・ジャーナル完成す。編集でこのサイトの制作・管理人TOYOくんが、デザインで大串くんが係わってくれた。サンキューでした。感謝!!
2月6日(火)
笹山てるお氏よりメールfromINDIA。インドにつきましたとのこと。
彼、アルバム『東京ラブソング』の”寒い朝”でピアノを弾いてくれたホントはギタリストでシンガーソングライター。元「絶対零度」というパンクバンドのギターで「The
Weed」というサイケ・フォーク・ロックなバンドではキーボードをやってた。
いっしょに何度かライブした。
その彼がいきなり決定したロング・ジャーニー。ひとり旅。猿岩石じゃないけど、あっちこっち行ってる。
一緒に住んでいた彼女は、それにあきれて出ていっちゃったっていう。
彼のメールによると、タイ>フランス(パリ)>ベルギー>オランダ(アムステルダム)>ドイツ(ベルリン)>ポーランド>チェコソロバキア>オーストリア>ハンガリー>ルーマニア>トルコ>イラン>パキスタン、そして今インドへ到着したっちゅう。
すごいねえ。いいねえ。
生き生きした様子がメールからビシビシ伝わってくる。ベルリンの路上で演奏してかせいだり、パブで歌ったとか、イランとパキスタンの国境イミグレーションで演奏したりイランのバスの中でも、、、。
いやあ、とってもいい。
インドにはしばらく滞在するつもりっていう。
行者、サドゥーにでもなったらいいさ。
なんか、ドノバンを思い出す。久し振りに聴こうかな。
2月15日(木)
東中野KingBeeにてライブの日。出かける前にメール届く。インドの笹山さんから。
実は以前ボクがインドへ行ったときにガイドしてくれたMr.ラメッシュとも最近メールのやりとりがあるので、なんかインターナショナルなあ。
ところで笹山さんのメールによると、今バラナシに滞在していてガンジス河のほとりで毎日ギターを弾いてるとのこと。ガンジスが気に入ってしまい、しばらくいるつもりだとか。でもそのうちにはリシケシュに行ってヨガの有名な道場でヨガの修業を2カ月くらいするつもりらしい。
ちなみにこの日のガンジスの光景が描写されていて、ほとりで洗濯をしている人の横でもく浴してる人もいて、同じ河のちょっと向こうでは火葬荼毘にふされた人の灰が流されていて、人の死体が流れてきたらそれを船が轢いてった、、。
とのメール。笹山さん、いい経験してるなあ、いいなあ。いいよ笹山さん。って思いながらライブ会場へ。
この日、ひとりでラストにやる曲をまだ決めてなかったが笹山さんからのメールを見て何にするか決めた。
ざあってリハ。グレッチ・エレキはいいんだが歪みに使用してるサンズアンプの接触がわるいので若干気がかり。
と、そこへ現れたのは見覚え、、、。あれ?なんでここへ?一瞬ここはどこだったっけって思う。
前橋のclubFLEEZでライブのときは必ず来てくれるふたり。関口氏と小泉氏。聞くと、最近前橋行ってないし、3月の前橋んときはふたりとも海外へ移住してて聴きに行けないってことで、わざわざ遠路はるばる来て頂けたとのこと。ありがたいねえ。ほんと嬉しい。先月に引き続き、シリーズ化してるな最近。
でも、ナラの歌をスキになってくれる人って海外や国内でも遠いところへ行ったり、あるいは東京であっても、なんか自分の夢を生きるというのかそういう人が多い。
ちなみにこの二人、関口氏はアメリカのロス、小泉氏はオーストラリア。外国からメール出したいっていう。インドからのメールもあるし、ほんとワールドワイド、ボーダレス。
いいね。
ところで、この日ちょい身体の調子が思わしくないナラだったが彼らや、久し振りに来てくれた、前に渋谷でやってた路上ライブの常連Nちゃん(女性)や旧橋くんとこのスティックベースの西山さんらのおかげでがんばれた。
ライブ終了後は声涸れたが。でもいいかんじで出来た。感謝だ。
[SETLIST]
1.僕らの日々 2.僕らのしるし(以上ナラ、アキオb、笑子dsのトリオで)3.日曜日(ここから旧橋flute,sax参加)4.Na-Na-Na
5.寒い朝(ひとりで)6.東京ラブソング(3,4といっしょ)7.歩く男、朝陽を目指す。(藤原豆子cho参加、8,10も) 8.虫のうた
9.真っ赤なゼリー(choなし4人で)10.名曲1(全員で)11.inoriuta(ひとりで)
後半、盛り上がった。よかったよかった。
次に出たバンドは、矢沢永吉のバックや斉藤誠のバックっていうカンジの集まりでフォーキー歌もの。ベースがよかったな。アンペグのベースっていう。珍しい。古きよき音であった。
ライブ終了後は、前橋から来てくれた彼らとメンバーで席をともに。
いい夜。彼らとしばらく会えなかたり歌を聴いてもらえないのがちょい寂しい。
こうゆうカンジ、続くなあ。
イチゴイチエ。
旅は続く。
2月19日(月)
インドの笹山さんと、この間東京のライブへ来てくれた群馬の関口氏よりメール。
この間のライブで笹山さんがインドからメールをくれて暮らしぶりが書かれてたのを話してそれをメールで報告したらそれへの返事。
ひとりで長い旅をしているので、誰かが自分のことを考えてたり、ライブで話題にしてくれてるのはとっても嬉しいっていう内容。あいかわらずガンジス河で演奏してるとのこと。
もうひとつ、関口氏からのメールはライブの感想、先日購入してくれたCD『ライブな日々』と『奈良和雄路上ライブ』の感想。”だびよん”はなぜか泣いてしまったってある。
とってもうれしい。というかありがたい。
アメリカへ行ってもメールしますってある。
いいねえワールドワイドだ。ボーダレス・ワンラブだね。
2月22日(木)
このサイトを運営しているTOYO'sMOTHERより贈り物が届く。お米とワカメ、それぞれ10キロ。
10キロ、これって結構すごいよ。
干し柿も入ってた。
とにかく、これから数日ボクはワカメ宅配(近場)にいそしむ。
たくさんなので、いっぱい上げてもまだまだある。
しかしこれがね、美味しいのよ。素朴で磯の香り。薫り。
ボクはねえ、2000平方キロメートルあろうボクの庭に敷きつめて寝転んだよ。
したらもう、ワカメから海水がにじんできて、アッと言う間に辺りは海。ボクは泳ぐしかなくってイルカやクジラや、もういろいろな魚と戯れて、、。
まあ、とにかく ホントウありがたいです。感謝します。。
2月23日(金)
とある会社の一室にて会合。、、っていうか対面。ほとんどマンツーマン。初対面の某音楽制作に携わる人。
なぜかブラジル音楽が共通の趣味。あとは'70s。
この会社とどうのっていう具体的な話しはなんもないが、最近東京ラブソングのとき関わったとある人からアルバム制作の話しをなんとなくされた。で、あととある人からの紹介で今日こんなふうに人と会ってみたりしている。まあ、すぐにどうのってことじゃあなくても、あるいは実を結ばない結果になったとしてもそこはなにがしかのご縁。
会ってみて損はない。
そんな幾つかの縁がつながったら面白いかなあと思っている。
とにかく最近いい曲も出来ているし発表してない曲の中でもいいのが貯まってきている。
とある素晴らしいミュージシャン/プロデューサーの人も数曲プロデュースしたいと言ってくれているし長いつきあいのディレクターもやりまっせって言ってくれている。
あとはこうゆう幾つかの出会いがこれからどう転がるのか転がらないのか。。。
これらのことがひとつになると素晴らしいのだが。。
不景気の風は相変わらず吹く世ではあるけれど。
まあレーベルの大小とかじゃあなくハヤリがどうのってことでもない、ただ、自分の納得するもので現代に生きながら不偏でタフで大きなラブミュージック。
それだけ。
結局それだけがボクの生きるっていうこと。
、、、かっこよすぎ?かっこつけてないけどね。
2月24日(土)
先日のライブへ、群馬から来てくれた関口氏のメール。
最初前橋のFLEEZでナラをみたときは1曲目からラストまで身体が震えて止まらなかったとのこと。
そんなことはメジャーデビュー前のブルーハーツ以来だったとか。で、いつでも心の中にナラがいるってまで書いてくれている。
ありがたいことです。
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