Monster Allocation Center Movie Award Climax 2006
◆2006年度モンスター配備センター映画大賞




05位:「トム・ヤム・クン!」
「マッハ!!!!!!!!」の衝撃再び
トニー・チャー(映画秘宝表記)シドニー上陸!驚異の長回しノンストップアクション戦慄を通り越して
笑えてしまうサブミッション地獄
など前作以上に見所満載。
正直前作の「タイ人の仏像への思い入れ」というのはピンと来なかったのだが、今回は仏像の代わりが象の子どもなのでずいぶん感情移入
できるし、「タイのビートたけし」氏もウザくない役なので前作よりもスッキリしているかな。




04位:「ユナイテッド93」
911テロに巻き込まれ、絶望の中で果敢に戦った名も無き一般市民たちの疑似ドキュメンタリー
疑似ながらドキュメンタリータッチを貫いており、終盤のハイジャック機内の臨場感・緊迫感はあまりにも強烈

今年一番劇場で汗びっしょりになった作品



03位:「ゆれる」
今年の”ウチのサイトに似合わない上位作”。
地味な人間ドラマながら
俳優たちの名演が冴える傑作。香川照之がかいま見せる弱さと狂気、新井浩文の眼光、キムキム兄やんのえげつなさ
など実に印象深い。
兄弟の秘めたる確執なんてテーマを見事に描いてのけたのが女流監督(脚本も)というのが興味深い。




02位:「時をかける少女」
今年の夏のアニメ映画三本勝負
は、一番ぶっちぎりで上映館数が少なかったこの映画が一番ぶっちぎりで完勝。まあ作品ではなく商品を
作ろうとした二作品と比べちゃいかんわなあ

かつての話題作故にそのブランド名に縛られていた「時かけ」を解き放ったのは
鬼才・細田守
健康優良スーダラ女子高生・真琴の一夏の恋あり涙あり笑いありの成長物語をアニメだからこその表現で描いた傑作ジュブナイル。








01位:「THE 有頂天ホテル」
今年も突き抜けた一本がなく混迷の首位争いだったのだが(毎年同じこと書いてるな)、三谷幸喜監督のオールスター年越しムービー
栄冠に。とはいえ頭抜けているわけではなく薄氷の勝利という感じ。
まあでもしかし、面白かった。
正月映画たるものかくあるべし!



・各部門賞

・最下位〜6位

・総括