rice of saito farm

稲は強い植物。無肥料.無農薬による自然栽培。(30a)

☆肥料は毎年の稲ワラ還元

田んぼには化学肥料や堆肥を入れません。
毎年の稲ワラを還元するだけです。
稲は水を入れて育てるものですから、水の中にも栄養分が含まれています。
収量はあまり多くはありませんが、稲ワラと水だけで十分稲は育ちます。

また、田んぼでは農薬も使用しません。
肥料で無理矢理稲を大きくしないので、病気の心配はあまりありません。
しかし問題は、雑草とどう付き合っていくのかです。
現状では田植え直後のチェーン除草から始め、次に機械除草
最後には手取り除草とかなりの労力を使っています。
将来的にはもっと手がかからない抑草法を試行中です。

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☆天日干しによる自然乾燥

天日干しによる乾燥をしています。
まわりの田んぼでは大型のコンバインがあっという間に収穫して乾燥機に運んで行きます。
うちではバインダーで刈り取り、これを集め、乾燥架に掛けます。これに2日。
更に乾燥を待つのに約2週間。

次の日にはお米になっている慣行農法に比べるとものすごい手間ひまです。
でも、昔のままにお日様だけで乾燥させると稲が気持ち良さそう。

ハザ掛けによる乾燥とハーベスターによる脱穀バインダーによる刈り取り