◆4月6日(水)
6時半起床。
快晴。やっぱ日頃の行いだな。
朝飯を食い早々に集合。
ヴェネチアを離れバスで次なる町へ。
さらばヴェネツィア、我が心のアクアマリン。
バスは高速道路へ。
これがまた左側通行か右側通行かの違いくらいで、非常に日本の高速道路と似たような作り。
それもそのはず、イタリアの高速道路は1960年のローマ五輪に合わせて整備されたもので、その次の五輪の開催地の東京が
それを真似たのだそうで。
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走行中の車窓から工事現場をパチリ。
バスに3時間半揺られてたどり着いたのはフィレンツェ。ルネサンス華やかなりし都。
でもねえ…オイラは大本命のヴェネチアですっかり燃え尽きてしまったのですよ。カメラマン役も降りておかんに任せて傍観者気取り。
まずは町が一望できる小高い丘の上にあるミケランジェロ広場のそばのレストランで昼食。
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この辺になるとツアーの面々も皆わかってきたようだが、こっちの食事ボリュームありすぎ。女年寄りはまともに付き合うと死ぬ目に遭う。
にもかかわらず女性に大盛りを持ってくる女性に優しい国イタリア。
前菜で見慣れぬ野菜が出現。ネギでもないしアスパラでもない怪しい野菜の炒め物。
給仕さんに何かと尋ねると「チコリ」とのこと。おお、ならいただこう!じゃんじゃん持ってきてくれたまえ。
だって、チコリと言えば、「ねえ、ねえ、ねえ、王子さまー、ボクと組もうよぉ」じゃあないですか!
苦みがあると言われたがそんなことはなくたいへん美味しくいただきました。
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皿の右側に乗っているのがチコリ。
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本日のパスタ。
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レストランや広場にあった街灯。
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脚が面白い。
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広場に立つダビデ像(レプリカ)のケツ。
市街地に降りるとバスは乗り入れ不可とのことで、徒歩で移動。
まずはドゥオモとやらへ。本当にフィレンツェについては全く勉強してこなかったので何があるのかわからんのです。
オイラにとってドゥオモいうたらあまりにDVDの売れ行きが悪くて途中で単巻発売が打ち切られた「シャングリ・ラ」のアジトのことだわい。
アニメはちょっとアレだけど原作はいい意味でも悪い意味でも暴走しすぎているいい小説ですよ。
とか思いながら足を運んだのだが、
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で、でかっ!!!
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中も荘厳!美麗!
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残念ながらツアーではドーム部に登らず。
ちょっとこんなとんでもない建物は現代では費用対効果がどうとかで建てられないよなあ。
重機もないのに昔の人はよく建てたよなあとか感慨にふけることしきり。
度肝を抜かれるとはこういうことか。
ヴェッキオ宮殿の横を抜けウフィッツィ美術館へ。
つーかなにこの彫像の群れ。
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つーかチンコばっか。
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これは彫像ではなくパフォーマー。
日がな一日固まっていて通行人からおひねりをいただく。
ヴェネチアでは見なかったが、この後観光地ごとに似たようなのを見ることになる。
さてウフィッツィ美術館。中は撮影禁止。
………いきなりドゥオモなんて馬鹿げた大きさのものを見せられて感覚が麻痺してしまったので印象薄し。
美術の教科書に載っているようなオイラでも知っている有名なのはボッティチェリの「ビーナスの誕生」くらいだったし。
教科書に載っていたのって真ん中のビーナスだけで両側ってカットされてたよね?
その後ツアーで日本人スタッフがやたらいる革製品の店に案内される。他のツアー客が目の色変えて買い漁るのを尻目に、外に
出て角の店でジェラートを買って食べていると、しばらくしておかんも出てくる。
日本に出す絵ハガキと切手を買うと言って隣のアバッキオタバッキオ(タバコ屋)に向かったおかんだが、何やら首を傾げて出て
きた。
ガイドブックによると、日本へハガキを出す時の切手代は0.85ユーロのはずだが、タバッキオのおやじに「1.6ユーロに値上がり
した」と言われてその額面で切手を売りつけられたとのこと。
添乗員さんや革製品の店の人も郵便金額のことなど知らず、でも値上げしたっていきなり倍額はないだろうということで、おかん、
添乗員さんを連れて返金交渉に赴き、切手を半額叩き返してくる。
が、直後、話を聞きつけて現れた革製品の店の別の店員さんによると、本当に急に倍額に値上げになったらしいとのこと。
今更買い直すわけにもいかず臍を噛むおかん。つーか外国まで来て恥を晒すのではない。
まあいきなり倍プッシュするイタリア政府もどうかしてると思うが。
夕方になったのでバスに戻り、ホテルへ。ずいぶんと郊外。遙か遠くにドゥオモの屋根が見えた。
夕食はホテルのレストラン。イタリア中部の名産であるキャンティワインのちょっと上等なクラシコがなかなか美味で、赤ワインが苦手な
オイラも結構飲んでしまった。
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本日のパスタ。
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メインの肉料理、びすかって・あっら・ふぃおれんてぃーな。
結果、部屋に戻ってすぐ寝てしまったわけだが、実はホテルのすぐ近くにゲーセンがあったと翌日になって他の人から聞いて
ちょっと悔しい思いをする。
◆4月7日(木)
フィレンツェの朝。出発は今日も早い。
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おかげで朝焼けを見ることができた。
快晴。やっぱ日頃の行いだな。
またもバスで高速に乗り長い移動。
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道中のサービスエリアで食べたビスケットアイス。しょうことも…なし。
CDやDVDも売られていたが、日本と同じく万引き防止のディフェンサーに入れられていて、どこも状況は同じかと暗澹たる気持ち
になる。
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車窓から見える12世紀の建物に実際に今も住んでいるという町。
道中添乗員さんがいろいろ話をしてくれた。正直寝かせてくれという気がしないでもないのだが。
その中でちょっと面白かったのが、日本の稲がこっちでも品種改良して育てられているという話。
コシヒカリだったらイタヒカリ、ひとめぼれだったらイタめぼれという名前らしい。
しょーもない。
そんな話を聞いていると、バスを追い抜いてったトラックの左側面に次元大介の痛ペイントが!
一瞬の出来事だったのでカメラは間に合わず。本当じゃ、ワシは見たんじゃ、信じてくれ!
そんなこんなでバスはまたも3時間半掛けて新たな目的地、ローマへ。
が、ローマ大渋滞。フィレンツェは世界遺産の部分は観光バス乗り入れ禁止で、ヴェネツィアはそもそも島自体に自動車乗り入れ禁止
だったのだが、ローマは規制が緩いようで車が多い。
まあ観光都市である前に首都だからねえ。
景観を損ねるので地上に立体駐車場も作れず、少し掘ると遺跡にぶち当たるので地下駐車場も作れず、結果として路上駐車
が溢れかえって凄惨。これでも更に南のナポリとかよりは整然としているらしいけど。
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道路の両端の車列は全部駐車している車。
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信号が変わって一気に動き出すバイク乗り。
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交通整理の婦警さん。逮捕しちまうぞ。
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車窓から。イタリア最高裁。車窓からなんで全体像を撮れなかったのだが、ものごっつい建物。
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車窓から。ヴァチカンの城壁。この中はまた別の国。
渋滞をかいくぐりようやっと昼食。イタリアということでピザ。
日本人観光客も多く使う店らしく、メニューにも日本語表記があったが意味不明なものも多々。「カップッチーノ」とか、残念賞。
ピザはマルガリータかミックスピザかきのこのピザの3種からどれか1つをチョイスとのこと。
ここは当然マルガリータを頼んでアリア社長や晃さんのようにチーズをにょ〜と伸ばして食べるのが筋だったのだが、他の人も注文
してたし具があんまり載ってないよねとか打算が働き、きのこのピザを選んでしまう。
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が、出てきたのはきのこが一欠片も載っておらず、小さなアンチョビが申し訳程度に数切れ
載っているだけの3種類の中で一番貧相なピザ。
ぬなっ!
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これがミックスピザ。この差は一体…。
結局周りのじじばばが1枚食べきれず残飯処理が集中したため3種類とも食べられたが。
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デザート3点盛り。だからそんなに食えねーって。食ったけど。
午後からは市内観光。
まずはヴァチカン市国へ。ここへの道も急に封鎖されてたりでバス立ち往生するも、どうにかたどり着く。
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イタリアとヴァチカンの国境線。つーか道路の端。色が違う所の手前がイタリア、奥がヴァチカン。
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サン・ピエトロ大聖堂。世界で一番大きい大聖堂だそうで。昨日見たフィレンツェのドゥオモもデカかったが、あれで世界4番目というんだから、
どんだけー。
中に入るのには空港ばりに厳重な荷物チェックあり。
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中はとてつもなくきらびやかで、呆れるほど。
これを建てるのに金が足りないから免罪符なんてインチキ商品を何も知らない貧乏庶民に売りつけて資金を作ったってぇんだから
罰当たりな話だ。
こんなものを建てちまうシュウキョウというのは一体何なんだろうかと薄ら寒くなって建物を後にする。
幸福の科学やPL教団のケッタイな建物も何百年か後には史跡になっちまうんだろうか。
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警備のスイス人傭兵部隊。
次なる目的地へ向け、またバスに乗って移動。
道中次から次へと観光名所が現れもうお腹いっぱい。
紀元前の史跡があって、その隣のアパートで普通に人が生活してるって、なんとも混沌としていて少し気味が悪い。
もう住民郊外に全部追い出して全部掘り返しちゃってよユー。
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コロッセオに到着。
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向かい側も遺跡。亀井勝一郎先生は「明日香路はみな墓場だ」とおっしゃったそうですが…あたしにいわせりゃ、ローマ路はみんな
お墓なのよ。(ひでえガイド…)
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コロッセオ内部に侵入。
転がってる巨石で戯れるようぢょの図。登っていいものなのかどうかはともかく。
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ここはシュウキョウ色が薄かったので素直に楽しめた。つーかとびきり残酷で下司な娯楽施設だったわけで。
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車椅子のポルナレフはいなかったがグラディエイターはいた。
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トレビの泉に向かう途中に。スパーの看板を発見。な、なんだってー!日本ではほぼ絶滅したのに。
まあこっちのスパーはコンビニではなくスーパーマーケットだけど。
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つーわけでトレビの泉。観光客でごったがえしていた。コインを投げたらとっととどかんかい。
この頃日本の家は震度5の余震に襲われていた。
PCの上に物が落ちてないか心配だったが、悩んでもちかたない。
夕食前に一度ホテルにチェックイン。が、何回カードキーをかざしても部屋のドアが開かない。
おかんをフロントに行かせて、いろいろ試していると壁からその部分がもげ落ちそうになって慌てる。
結局カードキーが不良品らしく、新しいカードキーで部屋に入れた。
どうも他の部屋でも同じく入れなかった人がいるらしい。他の部屋ではトイレの水が止まらなかったらしいし、高い金払ってる
んだからしっかりしてよ。
夕食は下町の老舗レストラン。
どうもウチらが今期になって新しいツアーの最初のパーティらしく、今回のレストランも新しく契約した店なようで、添乗員さんが
道に迷いかけながら先導していて不安だった。
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前菜に生ハムメロンが出た。…別々に食べた方が美味しいと思うんだけどなあ。
オーナーのサバティーニさんというじいさんがカタコト日本語でご挨拶。女性陣にめっちゃセクハラしてた。流石イタリア。
◆4月8日(金)
快晴。やっぱ日頃の行(ry
本日は丸一日自由行動。
カプリ島は青の洞窟に向かう人も。オイラも行きたかったのだが、おかんのたっての願いでヴァチカン美術館へ。
今頃になってデジカメのズーム機能の使い方をおかんが思い出す。もっと早く思い出してほしかった。
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中庭に鎮座する巨大松ぼっくり。
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チンコもげてる。
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らおこーん。
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床もすげえ。無数の色の付いた石で仕上げたモザイク。
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天井もすげえ。
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あてねのがくどう。
そしてシスティナ礼拝堂へ。写真撮影禁止。
その手前の喫茶コーナーにて一人で一休み。何か飲もうと思って、調子こいて「オルゾー」(大麦)なんて注文してしまう。
以前ドトールでアイスオルゾーラテなんて頼んで美味しかったので。
が、出てきたホットオルゾーは甘くもなく苦くもない微妙な味。そりゃあドトールのと違ってラテが入ってないからねえ。
気を取り直して礼拝堂に入場。騒いでいると警備の人に注意されるぞ。
天井の「天地創造」と入り口の壁の「最後の審判」を仰ぎ見る。
「天地創造」は凝視していると首が痛くなるので「最後の審判」を主に見る。
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ミケランジェロが描いた当初は皆すっぽんぽんだったが、宗教画でみんな全裸はまずいだろうとミケランジェロの死後勝手に衣服を
付け足されてしまったというのは有名なエピソード。
近年の絵の修復に伴いその付け足し部分を剥いで元の状態に戻しているそうで。
執筆している時、絵を盗み見た儀典長が、教皇に裸ばっかの絵を描いているとチクッたのに腹を立てたミケランジェロはその儀典長の
顔を地獄の亡者として絵の中に登場させたそうで。しかも修復で衣服を剥ぎ取ってみたらそのチンコは蛇にガブリと噛み
つかれていたそうで。
美術の素養もないし興味もあんまりないので大層なことは言えないが、今まで見てきた中ではミケランジェロが一番いいな、と思う。
なんつーかこう、みなぎっている感じがして。
礼拝堂を出て昨日訪れたサン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(丸屋根)に挑戦。
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この写真の上の窓がある部分に登るのであります。
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まあ、この部分まではエレベーターでサクッと登れた。
が、実は本命はこの更に上で、そこへは階段でないと行けないのであった。
問題はそこがドーム状ということで、上に行くごとに狭く狭くなっていくのだ。
終盤は階段は狭くて急だわまっすぐ立ってられないわでしんどかった。
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しかし苦労して登っただけあって、絶景かな。
しかししかし、展望台人多すぎ。見たらとっとと降りろや。
…そのせかせか気質が日本人なのかねえ。
まああの狭くて急な階段を今度は降りると思うと気が進まないのはわかる。
その階段をヒヤヒヤしながら降りて無事地上に戻ると流石に左膝がガクガク。
なにせ5ヶ月前には車椅子に乗ってた身だでなあ。よくまあこんな難所を突破できるくらいに回復したこと。
ヴァチカンからイタリアに戻り徒歩にて近所のサンタンジェロ城へ。
道中のピッツァリアで足休め&水分補給。暑いくらいの陽気なので真っ昼間からビール。
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風雲サンタンジェロ城。
しかしローマもフィレンツェもヴェネツィアでさえも、川の水が濁った緑色で残念。
さらに歩いて街中のナヴォーナ広場へ。高い建物の裏手に回るといきなり大層な広場になっていて面食らう。
この広場には3つの噴水があり、周囲はレストランがたくさんあり非常に賑わっていた。
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ネプチューンの噴水。
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一番大きい、四大河の噴水withオベリスク。
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ムーア人の噴水。ただしケツ側から。なんか中央のケツの人はイルカと闘ってるらしい。
四大河の噴水のそばのレストランで昼食。
おかんが前回ローマに来た時に寄って、よかったとのこと。
つーかおかんは今回で三度目のイタリアらしい。どんだけ金あるんだ。
店名を冠した明らかに真っ昼間から飲むもんじゃないカクテル(カルアとベイリーズともう一種類くらい似たようなのの
コーヒー割り)とサラダとパスタとピザを頼む。
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カクテルは四層に分かれていて綺麗。ただ混ぜないで飲んだら下の方がすごいことになった。
快晴!適温!美味!絶好のロケーション!ということでテンション大いに上がる。
なんといっても日本人観光客の集団がいないのがなんか嬉しい。
今までツアーで行った観光名所やレストランは必ず他のツアー客がいたからなあ。
ようやっと外国に来たという感じがする。
ボラれることもなく満足満腹して広場を後にする。
歩いて近所のパンテオンへ。
これも普通の町並みを歩いていると突如遺跡が出現するという狂った光景で目眩がする。
2世紀の建造物だが、ろくな写真が撮れてなかったので割愛。
やはり日本人の姿はなし。その代わり修学旅行の学生どもが多かった。
中にラファエロの墓とかあったのだが、気づかず。ガイドがいないからな。
ついでに近所にあったサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会にぶらりと寄ってみる。
入場無料のそれほど大きくない教会で、観光客も少なく、静かで快適だった。ひっそりと建っている割には中は
充実しており、得した気分。ミケランジェロの彫刻まであったのね。気づかんかったけど。ガイドがいな(ry
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中のステンドグラス。
更に歩いてヴェネチア広場へ。ローマ市役所の階段を登って展望スペースへ。
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高い所に登ってばかりだ。煙かなんとかか。
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くるっぽー。
まだまだ日は暮れる気配をみじんも見せず、時間にたっぷり余裕があるのだが、体力が限界なのでひとまずホテルに戻る
ことに。
おかんが駅の地下にあるスーパーで買い物をしたいというので、タクシーを拾ってテルミニ駅へ。
タクシー、車高低っ!道路も石畳なので乗り心地すげえ悪し。
つーわけでテルミニ駅地下。スーパーはすげえ小さかった。
待ってる間暇なので同じく地下にあったCDショップを冷やかす。ゲームも売っていた。PS3、箱○、Wii、PSP、DSと
一通り揃っていた。恐るべしジャパニーズゲーム。PS3は空港にも試遊台があったなあ。PS2のソフトがワゴン売りされていて
ワロタ。そこら辺の事情も一緒なのね。
テルミニ駅から地下鉄でホテルの最寄りの駅へ。改札でちょっと躓くも何とか無事帰ってこれた。
ホテルで一休みして、せっかくだから個人的なお土産を買ってこようと一人で外出。
おかんに一昨日買い損ねた切手を近場のタバッキオで買ってこいと頼まれる。
日本に絵ハガキを送りたいからその額の切手をくれ、なんてことを英語で話せと?無理だっっーの。
実際カタコト英語でチャレンジするも、店のジジイに面倒くさそうに、今日はもう終わったと断られる。ですよねー。
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ホテルは昨日バスで通ったものごっつい裁判所の裏手。
近くに映画館を発見。何をやっているのかと思えば、「キックアス」に「マチェーテ」と最近観たもんばっかで苦笑。
裁判所の前からテヴェレ川沿いに露店を冷やかしながらぶらぶら歩くと、見たことがある建物に。
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気のせいか、つい数時間前にここに来たような…。
帰り道、小銭を作ろうとホテルの近くのスパーに立ち寄ってジュースを1本買う。
10ユーロ紙幣を出したらすげえ嫌がられた。1,000円札で99円のジュースを買おうとしただけなのに。
しかしこっちは横断歩道が少ない。道路を渡るのに苦労する。
無事ホテルに帰還して晩飯に繰り出す。
美味いんだが、いい加減パスタに飽きて米が食いたいので、先ほど地下鉄の駅からホテルに戻る途中に見つけた
中華料理店へ。ろくでもない料理が出てくるのは目に見えているが、それでもご飯が食べたかったんだようおう。
入ってみるとなかなか繁盛している様子。客は皆地元民な感じ。
メニューを開くと、中華料理店なのにSUSHIのページが。天ぷらはおろかウナギの蒲焼きもあった。
チャーハンと餃子と青菜の油炒めととんかつを注文。………とんかつ?中華料理店なのに?
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ジャパニーズビールもあったので迷わず注文。
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青菜はレタスだった。………あおな?
チャーハンはふつー。餃子は臭かった。
写真がないが、とんかつは日本で出したらぶん殴られるほど肉の厚みがなく、衣が揚げすぎでカリカリだった。
まあそんなもんだろう。
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