マウンテンバイクツーリング日記
平成6年(1994)10月11日(日)
日帰りツーリング
十和田湖編
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平成6年、私が高校2年の時にツーリングしたものです。 YAMAHAのマウンテンバイクから、GIANTのマウンテンバイクに切り替えて間もなくの旅でした。 この日に備えて1週間前から計画を立てて、買い出しもきちんとこなし、自転車の整備もしっかり行い、実行直前には忘れ物はないかなど全員でチェックしました。 日帰りのツーリングはもちろん、キャンプを兼ねた連泊ツーリングも計画、準備などはしっかりと行いたいものです。 なぜなら旅先でのトラブルは極力避けたいからです。 さて、この日もすばらしい天気でした。 私の自宅を6:00に出発。 鹿角市の大湯温泉郷で6:30頃メンバー全員と集合し、十和田湖へ向かいました。 発荷峠までは延々と登りが続くので、待避場などを見つけて休憩をとりながら行きました。 |
右の写真は大湯温泉から15km地点の道路沿いで休憩しているところです。 この道路は交通量が激しいくせに歩道がなく、気を遣いながら走らなければなりません。 特にこのような道を走る時は大型トラックや、観光バスなどに気をつけます。 道幅が狭くクルマ同志がすれ違う時に幅寄せされることがあるのです。 また、クルマが走り去っていった後に風にあおられ、自転車がふらつくこともありますが、私はこれが一番嫌です。 トンネルの中を走る時は最も注意が必要です。 この時の旅ではトンネルは無いのですが、平成7年8月に行った象潟ツーリングでは、途中の二ツ井という所で3ヶ所くらいトンネルがありました。 この時はお盆だったこともあり交通量もとんでもなく激しく、トンネルの中へ入る前ははっきりいって恐怖でした。 |
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そしてここは大湯温泉から約20km地点の所にある、北東北最大の観光地である八幡平国立公園の十和田湖です。 青森、秋田両県にまたがり、海抜400mにある二重式カ ルデラ湖で、伝説と神秘の湖と呼ばれています。青藍色の湖面に急峻な断崖が迫り、ヤマザクラやツツジ、フジの花開く春、深緑のけむる夏、燃えるような紅葉の秋、 墨絵の世界の冬と、四季折々の自然美を見せてくれます。一帯は渓流、森林、温泉と多彩な魅力にあふれる日本有数の観光地です。 遊覧船に乗船すると、陸上からでは眺めることのできない景色が満喫できます。 左の写真は発荷峠(はっかとうげ)という展望所から撮ったものです。到着時間は9:00でした。日帰りツーリングのためか、荷物が比較的軽量だったことで思ったより早く着きました。 |
ここには公衆トイレ、お土産屋さん、食堂もあります。 私達はここでしばらく休憩をとりました。 ここまで登ってきた分、下まで一気にダウンヒルです。 以前乗っていたYAMAHAのマウンテンバイクでここを下った時は、ブレーキが効かず怖い思いをしたことがあったので慎重に下りました。 しかし、新車はやっぱり違います。各部の剛性からシフトフィ−ル、ブレーキのダイレクト感や制動性などは抜群でした。 安心してゆっくり下ることができました。この先2ヶ所の峠越えをすることになりますが、自転車のほうは余裕でした。余裕でないのは私達の体力でした!!! |
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