25.竹久夢二歌碑・白鳥省吾筆 S41.9建立
千葉県山武郡九十九里町「宵待草」詩碑・白鳥省吾筆
「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさこよひは月も出ぬそうな」
同文の碑が故郷岡山県邑久町にもある
<九十九里浜町の作田川河口近くに『宵待草』の詩碑がある。竹久夢二が読売新聞の記者をしていた明治40年(1907)頃、九十九里浜を南から北へ、福島・仙台まで旅をして『涼しき土地』と言う紀行文を連載。その中の『九十九里へ』でこの辺りの風景を書いている、これが作田川河口にある『宵待草』詩碑建立の根拠になっているのであろう。昭和41年(1966)9月建立。高さ3.5m,幅1.2m、詩碑は風格があり、碑表には『宵待草』の詩が、白鳥省吾の筆で刻まれ、碑裏には、『涼しき土地』一節が刻まれている。>
(千葉ハローネットジャパンのホームページより転載、作者:千葉県歌人クラブ会員、短歌結社『軽雪』同人金光直敏氏)