白 鳥 省 吾 関 連 年 別 データベース 1.11

昭和・平成 NO 4

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年月日

分類

著作名

著者・その他

発表機関・発行元

S7.12.5

大地舎関連

詩集『孔雀』(大崎安勢子詩集)

ペンネーム大崎安勢子 著白鳥省吾の先婦人・ひでこ・昭和9年6月19日死亡・享年38歳

「大地舎」

S7 大地舎関連 詩集『からだ』 浅海陸一著・127頁 「大地舎」
S8 雑誌 『新民謡研究 2』 省吾「東北地方の民謡について」掲載。この中に「石川善助君の追憶」が友人達の手で書かれている。 *

 

S8.1.1 雑誌 地上楽園』一月号第八巻(通巻七十号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「新春雑筆」、「五色温泉小唄」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」
S8.2.1 雑誌 『地上楽園』二月号第八巻(通巻七十一号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「塩釜小唄」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」
S8.3.1 雑誌 『地上楽園』三月号第八巻(通巻七十二号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「海女」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」

S8.3.20

大地舎関連

民謡集『一人の時は』

綱島嘉之助 著

「大地舎」

S8.5.1

童謡関連

『童謡及民謡研究』・百田宗治編著

白鳥省吾「新しい民謡と古いと民謡」

大阪「巧人社」

S8.5.1 雑誌 『地上楽園』五月号第八巻(通巻七十三号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「雁よ何処に」、「小浦小唄」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」

S8.6.10

評論集

『童謡の作法』

白鳥省吾著

「金星堂」

S8.7.1 雑誌 『地上楽園』七月号第八巻(通巻七十四号) 第八巻、昭和八年七月号(通巻七十四号)/毎年七月号は民謡号であったようである。そこから推測するに、七月号があったものと思われる。 「大地舎」
S8.8.1 雑誌 『地上楽園』八月号第八巻(通巻七十五号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「金剛山の小唄」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」

S8.8.25

詩集

『昭和詩選』

詩集・編 白鳥省吾編

「新潮社」

S8.10.1 雑誌 『地上楽園』十月号第八巻(通巻七十六号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「羊蹄山を望む」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」
S9.6.19 私事 妻ひでこ死す。享年三十八歳 「地上楽園」創刊より大崎安芸子のペンネームにて詩作し、詩集『孔雀』の著あり。遺児一男一女。 *
S9.11.1 雑誌 『地上楽園』十一月号第九巻白鳥秀子追悼号(通巻七十七号) 図書目録に載っていない。白鳥秀子追悼号。同人舎友の追悼録、並びに故人の短編小説『ラヂオ』を載せる「白鳥省吾年譜」より。第九巻、昭和九年十一月号・白鳥秀子追悼号(通巻七十七号)/白鳥省吾「月」「朝顔(長歌)「妻の墓」「感謝の辞」/ 「大地舎」
S9.12.1 雑誌 『地上楽園』十二月号第八巻(通巻七十八号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「反語」、「詩壇漫筆」、「東北飢饉」。この年は二冊出したのみ。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」

S9.12.25

雑誌関連

『明治大正詩書総覧』 本文編

山宮允

「東京啓成社」

S9.12.25

雑誌関連

『明治大正詩書総覧』 図録編

山宮允

「東京啓成社」

S9

評論

「民衆詩の始源と発達」

『日本文学講座』第九巻 白鳥省吾 掲載

「改造社」

S10 雑誌関連 『青年太陽』 吉川英治・省吾の『人生茶談』「秋風の峠」の中で「その巻頭にいつも私が詩を書いていた関係で、頼まれて倉田百三氏と三人で三陸海岸の宮古、釜石方面に一週間の予定で同行した。中略・吉川氏は宮古に泊まって三日目あたりに、東京で入院中の夫人から電報が来て、取るものも取り敢えず…云々」と書いてある。吉川英治記念館のホームページにもこの時の模様が描かれている。(吉川英治は昭和10年日本青年文化協会を設立し、会長となって、機関誌「青年太陽」を発刊、農村青年に対し発言を始める。8月、「宮本武蔵」を東西の『朝日新聞』に執筆、その後の自身の文学の方向を決定づけた。) *
S10.1.1 雑誌 『地上楽園』一月号第十巻第一号(通巻七十九号) 覚書、図書目録に載っていない。省吾「樅の樹陰」。「白鳥省吾年譜」より。 「大地舎」

S10.1

雑誌関連

長編叙事詩『彼女の浮彫』

1月号より6月号まで連載 白鳥省吾著

「家庭」

S10.2.1 雑誌 『地上楽園』二月号第十巻第二号(通巻八十号) 第十巻、昭和十年二月号(通巻八十号)/覚書、図書目録、年譜に載っていないが、3月号が第3号とあるところから、二月号があったことが予想される。 「大地舎」
S10.3.1 雑誌 『地上楽園』三月号第十巻第三号(通巻八十一号) 図書目録に載っていない。省吾「詩は神ではない」、「浅春カフェー街」。「白鳥省吾年譜」より。広瀬充「僕と酒と芸術と」他六名。詩十二名。民謡四名。「覚書」より 「大地舎」
S10.3.15 雑誌関連 『現代詩の研究』 昭和十一年七月十五日再版発行、昭和十一年九月十五日三版発行。三木露風「日本詩の通ってきた道」、「明治大正詩壇の思ひ出」の中に、島崎藤村「若菜集時代」、蒲原有明「有明集当時の思ひ出」、横瀬夜雨「きれぎれの思ひ出・文庫時代」、川路柳虹「明治末期詩壇の思ひ出」、加藤介春「自由詩社とその前後」、萩原朔太郎「感情を出した頃」、白鳥省吾「詩話会の思ひ出」、挿し絵として「日本詩集第一回の集ひ」の写真、その他雑誌の写真が掲載されている。 「河野成光館」

S10.7.7

随筆集

『詩心旅情記』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S10.9.10

評論集

『現代詩の観方と鑑賞の仕方』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S10.9.22

評論集

『新国語読本の詩の鑑賞と教育』

白鳥省吾著

「賢文館」

S10 旅行・歌碑 * 白鳥省吾歌碑・伊勢志摩国立公園、英虞湾麦崎

「小夜更けの 志摩の片田をそぞろ行き 銀河の下に 遠海を聴く」建立年月日不明

 昭和十年当時、省吾は片田村に佐藤惣之助、室積徂春、渥美清太郎、翁久允と一緒に訪れている。省吾の著書『人生茶談』『世間への触角』『文人今昔』にこの時の模様が書き残されている。これは室積徂春の主催する句会「ゆく春」の「会員達の多い志摩町片田」に、徂春の文壇句会「東風会」の旅行で出かけたものあった。

*

S11.2.15

詩集

長編叙事詩『結婚の詩』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S11.3.20

民謡

新調民謡『天城越え』

このほか3作品有り〜1459まで白鳥省吾著

「日本音楽更新会」

S11.3

評論集

『現代歌謡百話』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S11.5

詩集

長編叙事詩『結婚の詩』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S11.6.5

随筆集

随筆『世間への触角』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S11.6.20 雑誌関連 キング文庫『昭和イソップ集』 この中に省吾の「地蔵様の立場」、「山の評判」掲載。他28名 「大日本雄辯會講談社」

S11.8.18

評論集

『諸国民謡精査』

白鳥省吾著

「東宛書房」

S11.91

雑誌関連

『文芸春秋』新民謡欄 担当

昭和11年より昭和14年5月まで担当。白鳥省吾新民謡欄を烏水生・江南生の匿名で4年間執筆。

「文芸春秋」

S11

雑誌関連

『学芸随筆・鯨肝録』 白鳥省吾編、363頁 市島春城

S12.3.5

随筆集

『詩の農村を語る』

白鳥省吾著・財団法人、佐藤新興生活館発行の新興生活叢書第13輯にあたる。佐藤新興生活館の運営する伊豆の「聖農学園」の取材記。

「佐藤新興生活館」

S12.3.20

詩集

新潮文庫『昭和詩選』

白鳥省吾編

「新潮社」

S12.7.1 雑誌関連 白鳥省吾著「単純生活を語る」『新興生活第三巻第七号』 財団法人、佐藤新興生活館発行の『新興生活第三巻第七号』に省吾著の「単純生活を語る」が発表されている。 「佐藤新興生活館」
S12.9.1 雑誌 『地上楽園』九月号第十一巻・復活号(通巻八十二号) 図書目録に載っていない。省吾「詩壇近事」、詩「太平洋の突端にて川原湯小唄」「白鳥省吾年譜」より。山田岩三郎「僕らのアウトライン」。網島嘉之助「歌謡展望」。詩二十名。民謡六名。 「大地舎」
S12.10.1 雑誌 『地上楽園』昭和十二年十月号(通巻八十三号) 図書目録に載っていない。省吾「戦争の詩と軍歌」、詩「天翔る人」「白鳥省吾年譜」より。楜澤龍吉「秋風」。詩十四名。民謡三名。 「大地舎」
S12.11.1 雑誌 『地上楽園』昭和十二年十一月号(通巻八十四号) 図書目録に載っていない。省吾「詩壇近事」、「東歌民謡譯」、「古詩民謡譯」。詩「江南の秋をうたえる長歌」「白鳥省吾年譜」より。詩十四名。民謡四名。 「大地舎」
S13.1.1 雑誌 『地上楽園』昭和十三年一月号(通巻八十五号)

省吾「詩壇近事三項」/松本侑子「我亦紅(短歌・遺稿)」/桑山太一「里謡三階節考」/月原橙一郎「愛国行進曲落選」/詩・杜甫(意譯)、白鳥省吾、泉浩郎、嫩葉俊夫、白石軍司、佐藤総右、藤原美憲、遠藤奈加志、月原橙一郎、小暮妙子、丸山狂、泉脩一、青柳かずを、園部研一、畠山千代子、木村信吉/民謡・柿木青蛙、泉漾太郎、福島貞夫、秋葉欣一、網島嘉之助、廣瀬充/・・・「覚書」

/「覚書」には載っていないが「年譜」には、この他に「兵庫行」が挙げられている。/図書目録に載っていない/

「大地舎」
S13.2.1 雑誌 『地上楽園』昭和十三年二月号(通巻八十六号)

省吾「新日本詩の確立へ」「皇軍恩愛譜(長歌並短歌)」/木暮妙子「女の癖」/詩・泉浩朗、月原橙一郎、白石軍司、丸山狂、畠山千代子、青柳かずを、藤原美憲、佐藤総右、園部研一、遠藤奈加志/民謡・泉漾太郎、網島嘉之助、中山抱月、福田一男、古賀良雄、小夜川葉平、稲田新一、秋葉欣一/・・・「覚書」

「目録」に載っていない。

「大地舎」
S13.4.1 雑誌 『地上楽園』昭和十三年四月号(通巻八十七号)終刊号

省吾「詩壇不振の原因一二」、「村に帰る支那人」、「カケスは啼く」/・・・「年譜」より/

「覚書」、「目録」に載っていない/終刊号・支那事変等の社会情勢の推移で、昭和十三年四月号通巻八十七号を以て休刊した/

「大地舎」
S13.7.1 雑誌 『地上楽園』昭和十三年七月号(通巻八十八号)終刊号

省吾「長江」、「帝釈峡小唄」、作詩「 島の乙女」/

省吾は前号で終刊を伝えているが、幻の『地上楽園』が見つかったので、通巻八十八号となる。これが終刊号と思われる。

「大地舎」
         
S13.11.20 雑誌関連 キング文庫『昭和イソップ集』17版 この中に省吾の「地蔵様の立場」、「山の評判」掲載。他28名 「大地舎」

S13.11.15

詩集

新潮文庫『ホイットマン詩集』

白鳥省吾著  翻訳

「新潮社」

S14.3.10

評論集

『詩に徹する道』

白鳥省吾著

「日本評論社」

S14.5.1

雑誌関連

『女学生新聞』第1巻 第1号〜第12号

第1号から12号まで島崎英世編集 

「大日本聯合婦人会」

S14.8.26

随筆集

『聖戦歌謡読本』

白鳥省吾著

「人文閣」

S14.9.10

詩集

『ホイットマン詩集』

白鳥省吾著 翻訳「白鳥省吾先生の事績」には「聚芳閣」と有る?

「新潮社」

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