A灯火類のチェック
スモールライト、ヘッドライト(ロービーム&ハイビーム)、左右ウィンカー、ハザード、ブレーキランプ、バックランプ、ホーンの作動具合を検査します。係員は車両の前後に回り込んで確認しますから、指示にしたがってレバー類を操作します。
Bサイドスリップ
最初の検査は「サイドスリップ」ですから、まっすぐ慎重に微速前進させます。もしも斜めに入ってしまった場合は、あせってバックなどしないで係員の指示に従います。
車を所定の場所まで移動させて、いったん停止します(エンジンはかけたままです)。すべての指示は電光掲示板に表示されますので、タイミングを外さないように注意して見ていましょう。表示が「待機」から「進め」に切り替わったら、ステアリングに軽く手を添える気持ちで、ゆっくりと進みます。(ポイントは白線があるので窓から顔を出し、タイヤがラインの内側をなぞるように進ませることです。また、私のGT-Bにも付いているのですがシートリフターを最大に上げてやることで窓から顔を出した際にとても見やすくなります。)
C排気ガス検査
車を4輪ローラーから出して、所定の位置まで車を前進させて停止します。電光掲示
板には 「排気ガス測定 プローブを入れる」 と出ていますので、プローブ(検査棒;長さは約60cmで、ラインの脇に置いてあります。)をマフラーの中に入れて結果を待ちます。
素早く車から降りてプローブをマフラー内に差し込みます(約60cm)。この間、必ず電光掲示板の表示が「計測中」になっていることを確認します。
排気ガス検査が終了すると、結果をいったん「自動車検査票」に記録させます。車から降りて、ラインの脇にある自動記録機に用紙を挿入します。その際、差込方向が決まっていますので間違えないように注意します。
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