@外観および同一性のチェック
検査ラインでは、まずは 「同一性の確認」 ということで、車台番号と外観のチェックから行われます。検査ラインに並んで順番待ちしている間に、あらかじめボンネットのフックを半開きにしておきます。順番がきたら(係員が来る)、係員に必要書類一式を手渡し、運転席から降りて自分でボンネットを開けます。
係員が、車検証の車台番号と実際のシリアルプレートの車台番号に相違のないことを確認したら(確認が終わるとボンネットを閉めて下さいと言われる)、自分でボンネットを閉じます。その後は手渡していた書類を受け取って、急いで運転席に戻ります。
係員が車両のまわりを回って目視確認します。車両寸法を越えるようなパーツ取り付けの有無や、ホイールのオフセット(フェンダーからのタイヤのはみ出しは違反です!)、最低地上高、ウィンドウフィルムの状態などをチェックします。
通常、検査を受ける場合は(検査官の言葉を聞き取れるように)運転席の窓を全開にするため、運転席の窓ガラスにフィルムが張ってあっても見逃される(チェックされない)場合が多いようです。しかし、後部座席以降に濃いめのスモークフィルムが張ってあったりすると、「運転席の窓も上げるように。」と検査官から目をつけられ、運転席もフィルムのチェックが入ることがあります。