白 鳥 省 吾 関 連 年 別 データベース 1.11 |
明治・大正 NO14
年月日 |
分類 |
著作名・その他 |
著者・その他 |
発表機関・発行元 |
T14.12.25 | 詩壇関連 | 日本詩劇集の会 | 聚芳閣版日本詩劇集の会、浅草にあり、会するもの、福田正夫、高梨直郎、南江二郎、井上康文、清水暉吉、白鳥省吾。「年譜」 | *
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T14.12.25 |
詩集 |
散文詩集『蒼空を見る』 |
白鳥省吾著 |
「文芸日本社」 |
T15.1.1 |
雑誌委員 |
『日本詩人』第六巻 新年号 |
詩話会編 白鳥省吾委員5月号は野口米次郎記念号。白鳥省吾二月から六月まで五会にわたり「日本詩劇史」連載。1697〜1701まで・第6巻、1月号〜7月号まで2,4を除く5冊。1887〜1890まで。8月号より11月終刊号まで |
「新潮社」 |
T15.1.1 |
詩集 |
詩劇集 『日本詩劇集』 |
省吾・正夫編 合著 |
「聚芳閣」 |
T15.2.1 | 雑誌委員 | 『日本詩人』第六巻二月号 | 白鳥省吾『日本詩人』に2月から6月にかけて(5回)「日本詩劇史」を連載。 | 「新潮社」 |
T15.2.28 |
随筆集 |
『詩と農民生活』 |
白鳥省吾著 |
「春陽堂」 |
T15.3.5 |
随筆集 |
『詩と農民生活』農民文芸叢書 第一集 |
白鳥省吾著 |
「春陽堂」 |
T15.4 | 雑誌 | 『詩人倶楽部』 | 白鳥省吾編発行・51頁に「詩壇雑記」がある。この中に『地上楽園』を発刊することになった経緯が記されている。それによると「詩人倶楽部のこと」は一巻を出して「文藝日本社」の都合により廃刊となった。その替わりとして『地上楽園』を発行したと書いてある。 | 「文藝日本社」 |
T15.4 | 雑誌関連 | 『築館中学校学友会雑誌』第16号 | 白鳥省吾、旧制築館中学校創立25年記念講演(大正14年10月5日)の速記録 | 「旧築館中学校」 |
T15.4.22 |
詩壇関連 |
旅行同行八人下田に遊ぶ |
旅行同行八人下田に遊ぶ。川路柳虹、室生犀星、萩原朔太郎、千家元麿、佐藤惣之助、福田正夫、百田宗治、白鳥省吾、修善寺温泉の新井、下田の平野屋、湯ヶ島の落合樓に宿る。後年このときの縁で佐藤惣之介詩碑がこの地に建立される。「年譜」。下田市のホームページより |
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T15.5.1 |
雑誌関連 |
『詩歌時代』創刊号 |
若山牧水編。省吾詩の選者となる。 |
「創作社」 |
T15.5.12 |
雑誌委員 |
『日本詩集』1926年版 |
詩話会編 白鳥省吾委員 |
「新潮社」 |
T15.5.15 |
詩集 |
白鳥省吾詩集『野茨の道』 |
白鳥省吾著 |
「大地舎」 |
T15.6.1 |
雑誌関連 |
『日本詩人』第六巻六月号 | この中に、「地上楽園」創刊号の広告が1頁大に載っている。この中の「麦秋記」に「川路柳虹、白鳥省吾、福田正夫、井上康文、勝承夫、陶山篤太郎諸氏は五月二十三日城南女学校の詩の講演會に出講された」の記事、萩原朔太郎の「中央亭騒動事件」、白鳥省吾の「日本詩劇史(完)」有り。 | 「新潮社」 |
T15.6.1 |
雑誌関連 |
『詩歌時代』第2号 |
若山牧水編6月白鳥省吾「天城の鶯」掲載。7月「肖像画」掲載。「年譜」。1802〜1806第2号6月号〜第6号10月号まで6冊「図書目録」、10月号をもって休刊。 |
「創作社」 |
T15.6.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』 六月号 創刊号 |
白鳥省吾編発行「年譜」には7月1日創刊するとあるが、高橋たか子氏の「覚書」にも6月創刊号とある。年譜の誤植である。「討議近代詩史」年表にも記事有り。創刊号は白鳥ナヲエ氏所蔵。省吾「叙事民謡の研究」、「下田ゆき」、その他清水暉吉、犬田卯訳、松村又一、久野武之、三石勝五郎、鈴木貞嗣郎、細江忠逸掲載。詩・中村恭二郎、大沢重夫、千石喜久、小田俊夫掲載。「年譜」「覚書」 |
「大地舎」 |
T15.6.4 |
大地舎関連 |
「文明の宣布」の出版記念会 |
富山県東水橋町の千石喜久氏(大地舎同人)の第一詩集「文明の宣布」の出版記念会のために東水橋町と富山市に赴く。永見町、長岡市を経由、八日帰郷。 |
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T15.6.10 |
大地舎関連 |
詩集『文明の宣布』 |
千石喜久著・『地上楽園』第1巻7号、7月号の新刊紹介欄に「古くは『帆船』に、最近は本誌の同人として活躍しつつある著者の第一詩集で、社会愛と家庭愛との美はしい感情で、一貫されている。哲学的の味触のあるのは当今の新進には異色である。(六月十日、大地舎発行、四六版一八〇頁、値一,二〇)」とある。 |
「大地舎」 |
T15.6.15 |
童謡集 |
童謡集『黄金のタンポポ』 |
白鳥省吾著・「詩の創作と鑑賞」中には 『黄金の蒲公英』と広告している。以下にその内容を全部揚げる。「白鳥省吾氏は童謡界の第一人者であり、また兼ねて児童教育にも一過言を持つ氏の近作童謡数十篇を集め、武井武雄氏の美しい装幀を施したものである。童謡は目下大流行であり、児童の情操教育に多大の効果を示しているの時、真に勝れたる童謡を持つことは、よき示唆ともなり又必要なことでもある。是非この一本を斯界に贈りたいと思ふ。 |
「金星堂」 |
T15.6.20 |
大地舎関連 |
童謡集『栗鼠の顔が見たかった』 | 小田俊夫著・『地上楽園』第1巻8号、8月号の新刊紹介欄に「若々しくて純粋で夏の朝の泉のやうな童謡を四十余篇集めたもので、殊に連作風のものは維までの童謡界に未だ見ざる境地である。子供の発声に近い作為の童謡が多い今日に、この童謡集は一種の清新味を与えるものであらう。(六月二十日、大地舎発行、四六版二百頁、値一,五〇)とある。 | 「大地舎」 |
T15.7.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』 第1巻2号、7月号 |
白鳥省吾編発行・図書目録は通冊2233〜2298まで66冊・〜2238まで、7月号、8月号、9月号、10月号、11月号、12月号まで6冊。創刊号が欠けていると思われる。創刊号は白鳥ナヲエ氏所蔵。「白鳥省吾先生覚書」高橋たか子著に一覧がある。省吾「ある村の事件」「北陸遊記」「詩壇漫言」掲載。「年譜」。「覚書」には「詩壇漫言」が載っていない。その他清水暉吉、佐藤清、中村恭二郎、大沢重夫、佐伯郁郎、胡麻政和、鈴木信治、大槻憲二、中西悟堂掲載。詩・国井淳一、泉浩郎、中田信子、田中清一、楜沢竜吉、関根重太郎、高橋たか子、小室郁太郎、大桑文蔵。民謡・大関五郎、中村孝助掲載。 |
「大地舎」 |
T15.7.7 | 童謡参加 | 『日本童謡集』1926年版 版元は「新潮社」白鳥省吾委員 |
「童謡詩人会」審査編集委員、川路柳虹、北原白秋、白鳥省吾、竹久夢二、野口雨情、三木露風、『地上楽園』第1巻8号、8月号の新刊紹介欄に「大正十四年に成立した童謡詩人会の童謡年鑑、一九二六年版、第二詩集である。会員三十八氏の大正十四年に発表せる童謡のうちから各五編以内を自選寄稿したものの外、会員以外の投稿を審査委員が選抜し二十七氏のものを採録し、日本に於ける童謡作品を網羅したものと言ってよい。附録として童謡作品表を附してある。(七月七日、新潮社貴発行、四六版三〇二頁値二,〇〇)」とある。 | 「新潮社」 |
T15.7 |
詩集 |
詩集『憧憬の丘』 |
白鳥省吾著 再販 |
「金星堂」 |
T15.8.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』第1巻3号、8月号 |
8月号省吾「漁夫」「詩壇雑記」、詩・「死刑囚の話」。佐伯郁郎「郷土詩人ジヤン・パブテスト・ベイル」、清水暉吉「猫と月・舞踊詩劇・イエーツ」、他2名。詩・三上英生他18名。民謡・松村又一、大関五郎、小田俊夫掲載。「年譜」。「覚書」には8月号の「詩壇雑記」が載っていない。 |
「大地舎」 |
T15.8.1 |
雑誌委員 |
『日本詩人』第六巻八月号 |
詩話会編 白鳥省吾委員 |
「新潮社」 |
T15.9.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』第1巻4号、9月号 |
白鳥省吾編発行・9月号省吾「詩壇雑記」「渋民村を訪ふの記」、詩・「旅情八篇」。大沢重夫「滅亡か甦生か」、中村恭二郎「青雲荘雑記」、他3名。詩・三石勝五郎他18名。翻訳・木川新太郎・清水暉吉。民謡・中村孝助、大関五郎、松村又一、掲載。「年譜」「覚書」。 |
「大地舎」 |
T15.10.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』第1巻5号、10月号 |
白鳥省吾編発行・10月号省吾「詩壇雑記」、詩・「諷刺四篇」「田圃から」。清水暉吉「現代英詩講話(1)ハロルド・モンロー」、国井淳一「愚感一束」、中村恭二郎「青雲荘雑記」、福田正夫「盆踊りと燈籠流し」、他6名。詩・木川新太郎他28名。民謡・童謡・松村又一他4名掲載。「年譜」「覚書」。 |
「大地舎」 |
T15.10.2 | 雑誌関連 | 『農民文学十六講』 | 農民文芸界・犬田卯編・この中の、第十四講農民詩、三大正時代の自由詩523頁〜527頁に白鳥省吾をとりあげている。同年10月30日再版より | 春陽堂 |
T15.10.15 |
評論集 |
『詩の創作と鑑賞』 |
白鳥省吾著 |
「金星堂」 |
T15.10.24 |
大地舎関連 |
支部講演会 |
高田市師範学校にて大地舎支部の講演会。「年譜」 |
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T15.11.1 |
雑誌 |
「日本詩人」十一月号(六巻11号)終刊号 |
詩話会編 白鳥省吾委員 詩話会解散、「日本詩人」11月号終刊号。委員、川路柳虹、佐藤惣之助、千家元麿、多田不二、萩原朔太郎、福田正夫、室生犀星、百田宗治、白鳥省吾の九氏11月号に感想を述べる。当時の会員は委員の他河井酔茗、高村光太郎、佐藤春夫、富田砕花、野口米次郎、服部嘉香、正富汪洋、尾崎喜八等66氏。「年譜」 |
「新潮社」 |
T15.11.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』第1巻6号、11月号 |
白鳥省吾編発行省吾「詩壇雑記」、詩・「秋の彼岸他10篇」。清水暉吉「現代英詩講話(2)」、他5名。詩・国井淳一他32名。民謡・松村又一、中村孝助、渡辺波光掲載。「年譜」「覚書」。 |
「大地舎」 |
T15.11.23 |
詩壇関連 |
詩話会委員最後の声明書 |
『地上楽園』昭和2年新年号(大正16年1月1日発行とある)のなかに、詳しい経過と、声明書が掲載されている。 |
* |
T15.11.28 |
詩壇関連 |
講演 |
福田正夫氏と共に信州上伊那郡に講演に行く |
* |
T15.12.1 |
雑誌 |
詩誌『地上楽園』第1巻7号、12月号 |
白鳥省吾編発行12月号省吾「大正15年の詩壇概観」、民謡「開墾人の唄」。清水暉吉「現代英詩講話(3)」「詩壇新更の機運」、中村恭二郎「青雲荘雑記」大沢重夫「自由詩の矛盾観念その他」。詩・千石喜久、高橋たか子他16名。民謡童謡・松村又一、中村孝助他6名掲載。「年譜」「覚書」。 |
「大地舎」 |
T15.12.1 |
伝記 |
『工学博士辰野金吾伝』 |
白鳥省吾編輯。自著『文人今昔』に紹介記事在り。 |
「辰野葛西事務所」 |
T15.12 | 詩壇関連 | 山村暮鳥忌句会 | 山村暮鳥忌句会を田端「大龍寺」にて催す。北原白秋、窪川鶴次郎室生犀星、千家元麿、百田宗治、佐藤惣之助、福田正夫、霧島空谷、白鳥省吾出席。 | 百田宗治「炉辺詩話」 |
S1.12.25 |
改元 |
改元 |
大正15年12月25日をもって昭和元年となる |
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S1.12.25 |
評論集 |
『新しき詩の国へ』 |
白鳥省吾著 |
「一誠社」 |
著作権は「白鳥省吾を研究する会」事務局にあります。 最終更新日:01/08/08
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