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#4 「やはりいつになってもいい音楽は尽きない」 Vol.2 それにしてもここ1年で沢山の豊かな音楽と出会うなあ。いやいや前から、生まれてからずっとかも・・・。 それと現代音楽の巨匠スティーブ・ライヒもはまった。『ベスト』『ライヒリミックス(テクノアーティストのリミックス盤)』『6台のピアノのための〜』を聴くと時代を越えて新鮮でときめかせられる。エレクトロミュージックへの影響でかし。 ドイツのラップトップミュージシャンOVALのアルバムもどれも似たような音か
もしれないけど好き。実験的かつ美しい。初期のは和む。クラブフュージョンのイアン・オブライアンのCDも心地よし。ナチュラルカラミティー『ピーチヘッド』も美しくかっこよく和んだ。ドイツのプログレバンドNEU!も大雑把に言うとアナログ人力テクノってカンジで単純にかっこよし。スペーシー。ジョン・マクラフリン・シャクティーのライブ(タブラ/ザキールフセイン)やトリロク・グルトゥ(インドJAZZ)のライブ映像もかっこいい。ボブ・ブロウズマンのカントリー&ハワイアンフレーバーの味わい深いギタープレイも映像で堪能。これ観たあとはなんかオレもギター上手くなった気分。北海道のラップのようなポエトリーリーディングあるいは説教あるいはアンチテーゼ・アジ演説のようなブルーハーブもきたな。うんってカンジ。 SetFireFlamesの妖しさ+スペーシーってのもよかった。アフガニスタンの音楽を集めたレコードもスペーシー。かっこいい。米軍の空爆で喘ぐ人たちを思う。ああ、もうスペースがない、、、。いやいや、スペース・宇宙はここ、ぼくたち全ての中にある。音楽は人と人の内在するスペースを繋ぐ。OneLove。音楽の気もちよさを味わえば味わうだけ、もう憎しみ合うことから卒業する道をみんなで歩いてけるようにしようぜって、そう言いたくなってしまう。みんな同じ宇宙の分身なんだからね。 |
2002.1.7/Kazuo Nara