|
#10 「ココロの栄養」 いつになってもいい音楽ってのは尽きない。 ロバート・ワイアット。もともとソフトマシーンというバンドのドラマーとして活動していたが、事故のため下半身不随となりオルガンを弾いて歌う表現に転向。次々に素晴らしい作品をリリース。 それに今ヘビーローテーション、ギタリストのビル・フリーゼルの『ナッシュビル』『ゴースト・タウン』『グッドドッグ、ハッピーマン』どれもカントリー・テイストのジャズギター。シンプルで美しく和む、宝石のような音楽。 ブラジルのミルトン・ナシメント&ジルベルト・ジルが二人で作ったアルバムもよかったしハワイのスラック・キー・ギターのケオラ・ビーマーや、シリル・パヒヌイ&ボブ・ブロウズマンのアルバムも夜寝る前に聴くととっても沁みた。 あと、図書館で借りて聴いたCDで『黒人霊歌集/ジェシ・ノーマン(ソプラノ)』も感動したな。オペラ版ゴスペルってかんじだけど、もうオレ、クリスチャンになっちゃおうかって思うくらい。 でもねえ、最後に紹介するのが一番ハートにきたなあ。本人を知っているからってんじゃあないよ。 *ちなみに富樫春生さんの『ピアノソングス/十月の天使』(FTRA-1014)は、2000年1月から毎月、それぞれの月にあう曲(唱歌やオリジナル、森 雪之丞さんのポエトリー・リーディング含む)を集めリリースしていたアルバムです。 |
2001.1.24/ナラカズヲ (ナラカズジャーナルVol.6より転載)