#4  「ライヴビデオ」

其の時々の想いを勢いのままに綴るこのコーナー。この題材はずっと前から考えてたもの。

私のような地方在住者にはライヴビデオは非常に有り難いものです。なかなか思うようにライヴは行けないし、またライヴビデオだと何度でも繰り返し観れるのもメリットです。値段の方も1回分のライヴチケット代ですから(其のミュージシャンにもよりますが)コストパフォーマンスもなかなかのものです。それにもう既に亡くなってるミュージシャンのライヴを観るにはライヴビデオと言う形でしかないんですよね。

ライヴビデオにも色々ありまして、そのライヴツアーの各会場、場面場面を切り取った形のもの、またはツアーの中の1日をそのまま切り取る、というちょっと考えただけでも二つ在りますが、私はどっちかと言うと1日そのままの方が好きです。なんというか見てて息遣いが聞こえてくる・感情移入しやすい・のめり込みやすい、という感じを受けます、個人的には。

あと、これ別に関係ない話ですがTHE BOOMの10周年記念ライヴのビデオには「大阪でもまれた男」でドラムの栃木さんが曲間のMCラップが終ったとこで私の「とっちー」って声が入っておりまして、ちょっと嬉しかったりします。

話ずれてしまいましたが、軌道修正して。
ただ1日を収めたものは必ずしも全部の演奏が最高っていうわけじゃあ無いんですよね。ツアーの全ての映像から選んで行くと演奏の面ではかなり良い内容になる、、、と思います。あまり自信もてないけど。ただ選ぶ側にすると大変なことですよね。選ぶ際に色んな感情が入ってしまったりして、必ずしも思ったように行くかどうか。

完璧に全員を満足させるライヴビデオは永久に出来ないんじゃなかろうか、と思ったりします。なぜなら収録曲や演奏・メンバーの角度など、色々挙げてくときりがないくらいですが、それぞれの内容に対する人の好みってバラバラですし、又その人の想いにもよって変わってきますから。

21世紀も間近。これだけ様々な技術が発達してきている世の中だから、出来なくも無いんじゃないかと思ってるものが一つあります。
それは、、、、完全オーダーメイドのライヴビデオ。これ出来たらホント良いなあ、と、ちょっと妄想じみた感じですが。いやホントねえ、本気で欲しいですよ、これ。どっかで創めてくれないですかね? と、うまくまとまったところで完。


2000.4.7 Toyo/Iemasa Noda@管理人