YOMIURI ONLINEでも知られる山本昭彦さんが
2008年に講談社より出版した文庫本
「死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン」
「飲まずに死ぬと後悔する10本」
「一生に1度は飲みたい10本」
「1年に1度は飲みたい10本」に分けて
現地取材に基づくお気に入りの30本を紹介しております。
紹介されたシャンパーニュはジャック・セロスやクリュッグ、クリスタル
コント・ド・シャンパーニュ、クロ・デ・ゴワセ等選りすぐりの30本。
アンドレ・クルエのシルバー・ブリュット・ナチュールも
「一生に1度は飲みたい10本」として紹介されました。
[掲載内容抜粋]
若者が独自の着想で醸すブラン・ド・ノワール
ブラン・ド・ノワールが広まらないのは、数が少なくて、高いからだ。
ブジーに本拠を置くクルエのシルバー・ブリュットは
手頃な価格で安定した品質。
1974年生まれのジャン=フランソワ・クルエは、自信と創造力にあふれている。
「僕の哲学をモダンなテクノロジーで表現している。
誰の真似でもない。すべて自分の創造力の産物だよ。
忘れていけないのは、バリックはスキン(皮)にすぎない。
ワインこそがボディ(肉体)なんだ。両者のバランスがとれて初めて
完璧なものができるのさ」
肉体のもとになるブドウ畑の大半は、ブジー北部にある斜面の中腹にある。
樹齢が高く、排水性と日照に恵まれている。
濃密で骨格のしっかりしたピノ・ノワールが生まれる。
シルバー・ブリュットのラベルはいぶし銀をベースにした古典的デザインだ。
かすかなピンクを帯びた黄金色。アンズやリンゴの蜜のふくよかな香りがあり
重心が低い。重いだけではない。中間から終盤にかけて柔らかい質感に包まれて
振り返らずにはいられない余韻が残る。
初めての人はこれがノンドゼといわれても信じないだろう。
「ピノ・ノワールは世界で最もファンタスティックなブドウだ。
ブラン・ド・ノワールは、シャルドネとはまた違う魔法のような何かを宿している。
日本料理や寿司との相性がいいはずだよ」
実際に、マグロのトロやカツオと合う。
エグリ・ウーリエのように引っ張りだこになる前の今がチャンスだ。
神の雫に掲載
人気ワイン漫画「神の雫」2011年7月14日発売号にて
シルバー・ブリュット・ナチュールが取り上げられました。
作中では「倍の値が付いてもおかしくないワイン」と絶賛されております。