熊野岳(1,841m)
平成25年1月21日(月)
青空に映える樹氷
8:15
2,500円の往復乗車券を購入し、蔵王ロープウェイのゴンドラ始発に乗り込む。
今日は、青空が一番似合う樹氷の写真を撮りにきた。
天気は午後から曇る予報なので、午前中が勝負なので、家を早めに出る。
ロープウェイ駅からは山頂部は雲がかかっている。
情報では山頂駅は無風で、気温は-11℃と記してあった。
8:52
山頂駅はさすがに寒い。
支度をして雲の中、地蔵山を目指して登り始める。
どうやら登山するのは私一人だけのようである。
晴れるのを待ちながら、ゆっくりとしたペースで歩いていると、一気に雲が切れ真っ青な空が現れた。
青空が顔を出した
8:59
地蔵山直下の樹氷原にに入り、チャンスとばかりにカメラのシャッターを切る。
今日ばかりは、一眼レフの出番である。
後に、電池切れになるとは全く予想もしてなかった
樹氷 その1
樹氷 その2
樹氷 その3
樹氷 その4
もう直ぐ地蔵山山頂
朝日連峰方面
地蔵山山頂より月山
飯豊連峰
雁戸山方面
9:12
地蔵山から少し下り、熊野岳に向かう。
それにしてもいい天気である。
ここでカメラの異変に気がつく。
シャッターが切れない、何も作動しなくなった、いわゆる電気切れである。
いつもは予備の充電済み電池を持って来るのだが、何故かきょうは忘れた。
ここからはコンデジの予備のカメラで撮る。
シャツのポケットに、携帯カイロと一緒に締まっていた。
ところが、予備のカメラも使えなくなってしまう事態が後で起きる。
熊野岳方面
後方は登ってきた地蔵山
10:12
稜線の避難小屋に着く。
宮城県側は完全に曇っているが、刈田岳登って行く登山者が数人確認できた。
お釜が見える所まで下りていく。
雪だるま状態の避難小屋
氷結したお釜
小屋まで登り返す
熊野岳山頂の神社
10:36
本日の目的地である熊野岳山頂に着く。
ものすごい強風である、目出し帽を被る。
風の弱い場所を探してパンを食べながらコーヒーを飲む。
手が冷たくなって痛くなってきた。
ネックウォマーの息で濡れた部分が凍ってきた。
長居は無用である。
下山の前に飯豊連峰をもう一枚撮る。
最後の1枚(飯豊連峰方面)
11:04
下山に取り掛かる。
コンデジが寒さのため作動しなくなった。
暖めてもダメだった。
登山者数人とスライドする、その都度、二言三言の言葉を交わす。
地蔵山をトラバースして、雪原を闊歩し山頂駅に着く。
と同時に雲が覆ってきて、先ほどまで綺麗に見えていた樹氷が霞んできた。
12:20
ゴンドラに乗り込み駐車場まで下りてくる。
駐車場の係員から『雲を連れて下りてきたな』と、からかわれる。
上空を見上げると、太陽はすっかり雲の中へ隠れてしまって、天気予報のとおりとなった。
近くにある温泉で、雪見露天風呂と洒落込む。
天気に恵まれた最高の樹氷鑑賞の日になり、満ち足りた気分で家路に着く。
今回のコース