蔵王連峰 後烏帽子岳(1,681m)

平成23年2月23日(水)



屏風岳の壁


休日と好天が丁度かみ合った。
前回、登山道を少し外れて一部藪こぎをしたので、今回は、その検証を兼ねて、またスキー場のゲレンデを歩いて山頂まで行くことにする。
駐車場の標高が695m、ゲレンデトップが1,350m、山頂が1,681mで往復約2,000mの高低差の徒歩である。。

先週の水曜日同様、きょうも抜けるような青空である。
ゲレンデ歩きが2時間、登山道歩きが1時間と予想する。


     ゲレンデの青空が眩しい

ゲレンデを歩いている人は勿論だれもいない。
3人ほどのスキーヤーから声をかけられる。
きっと奇異な目で見ているに違いない。


     山頂が見えてきた

     行程中の最大の難所

全行程中の最大の難所であるコブ面のコースを登る。
何度も休みながらスキーヤーの滑走を見る。
所詮、私にはコブ面の滑走は無理であるが、つい見入ってしまう。

 

     何とか登りきる(下りは非常に怖かった)

何とか急坂を登りきって一息つく。
と同時にリフトやゴンドラの上からの、妙に気になった視線からも開放された。
ここまで来ると、本日の目的はほぼ達成された感がする。
後は比較的なだらかな登山道である。

ゲレンデトップから本格的な明るい樹林帯の登山道になる。
パンとコーヒーで腹ごしらえする。
ここまで2時間10分である。


     本格的な登山道に入る

     樹氷は完全に解けている

     もうすぐ山頂

     熊野岳を見ながら登る

3組の登山者とすれ違い、その都度声をかけられ足を止める。
真面目に、素直に、丁寧に応対する。


     山頂に着く

登山道をつぼ足で歩くこと1時間20分、ようやく山頂に着く。
屏風の壁はさすがに圧巻である。
雄大な壁の眺めを独占して、ラーメンを煮て昼食とする。


     宮城県の最高峰の屏風岳と左奥に不忘山

     先週登った熊野岳

     熊野岳と北蔵王連峰

下山は山頂からゲレンデトップまで40分、スキー場歩きが1時間10分を要した歩き応えのあった登山であった。
温泉に入った後、しばらく中断していた“ガリガリ君”が復活した日であった。


     今回のコース