石巻緑のハイキングロード(京ヶ森・水沼山)
平成23年2月2日(水)
水沼山山頂
石巻市の東北方にある標高2〜400m位の馬蹄型の峰々が連なる全長24キロ余りのハイキングコースがある。
京ヶ森〜小萩山〜雄勝峠〜水沼山〜上品山〜籠峰山と縦走できる。
今回は、まだ歩いたことのない京ヶ森〜水沼山間の登山道を歩き、復路は林道〜町道を歩き、車に戻るという計画である。
山登りは、昨年の10月以来である。
京ヶ森の登山口がある集落の集会場に車を置かせて貰い、準備に取り掛かる。
果たして、ここに戻る時間が何時になるか、想像もつかない。
ただ、天気がよく風もないので絶好の登山再開日和だ。
先ずは京ヶ森(281m)を目指す。
小・中・高の遠足に何回か登っているし、大人になっても数え切れないほど登っている。
山頂から見る景色は、住んでいる町全体が見渡せ、結構、気に入っている。
最近まで本当の名前が京ヶ森とは知らなかった。
ずうっと私も含めて、周囲の人達のみんなは、京ヶ峰と呼んでいた。
京ヶ森山頂より
気温は0℃位で、汗が出るほどではない。
いつもの山頂は相変わらず静かだった。
写真を撮って先を急ぐ。
山頂は館跡になっている
ここから先は、完全な雪道になっており、登山道か伐採の作業道か判明できない状態が続く。
その為に何回か道に迷ったり、間違ったりした。
目指す水沼山が見えた
しばらく行くと左手に目指す水沼山が見えてきた。
遠い、行けるか、アクシデントがなければいいが・・・等、頭をよぎる。
登山道全体が雪
13時過ぎに何とか目的地の水沼山(375m)までたどり着く。
暫くは山頂からの展望を楽しむ。
今回はパノラマ写真用にと、意識してシャッターを切る。
登山靴の中が濡れているのに気がつく。
定番のインスタントラーメンを煮て昼食とする。
水沼山頂よりのパノラマ
水沼山頂より
水沼山頂より
ここまで12.8キロ、よくもまあ懲りなく来たものだ。
じっくりと歩いてきた山並みを眺めて見る。
歩いてきたルート
13時50分、下山に取り掛かる。
この先は、退屈で淋しい林道と、舗装された町道歩きである。
うんざりする位長い距離である。
足が痛くなり、歩くペースが落ちる。
夕暮れが迫ってきた16時30分に、ようやく朝に止めて置いた車に辿り着く。
GPSでの歩行距離が24.5キロだった。
家に帰って足の裏を見たら、マメができていた。
山歩きして、マメのお土産を貰ったのは初めてである。