道具と材用

急須、茶碗、湯冷まし(並級品の場合は使わなくても可)茶葉(一人分の目安は上級品なら2g並級品なら3g)

 一般に沸騰したお湯を使いますが、甘みをだしたい場合には、70度くらいに冷ました低めのお湯で淹れます。そうすると渋みの成分が出にくくなり、通常より強めの甘みが感じられます。上級品は若葉の香りがあり、濃厚で旨みが多い。並級品は渋みや苦みが強めなので薄めに出してください。

器に湯を入れる

 急須と茶碗に湯を入れて暖めておきます。

湯冷ましに湯をそそぐ

 甘味を出したい場合のみ。そうでなければそのままで。

そのまま置く

甘みを出したい場合のみです。

茶葉を急須に入れる

 急須に茶葉を人数分はかっていれます。

湯をいれる

 湯を急須にいっきにいれます。

茶碗に注ぐ

 蒸らし時間は、うまく淹れられた時の色をめやすにします。

茶碗の底を拭く

 茶碗の底をふきんで拭いてから茶托にのせます。

最後の一滴まで絞り切る

 2煎めをおいしくいただくために、急須を振って最後の一滴まで絞り切ります。湯が残っていると茶葉が変化してしまいます。

●甘みを好まないときは熱い湯をそのまま入れる

 煎茶の持ち味である渋み(タンニン)を生かすなら熱い湯で1分くらい浸出させます。


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