A型 B型 ダブルで襲来 インフル 予防の新常識
インフルエンザ目からウロコの新常識とは!?
インフル 列島で猛威 患者100万人超に
インフルエンザ患者が急増していて、11月の2週には2万人だったが、12月の5週には101万人に増えている。日本全国で見ると70カ所の保健所で警報が出ていて、314カ所の保健所で注意報が出ている。吉永みち子は「100万単位になると増える割合が大きくなる」と話した。長嶋一茂は「暖かい地域の人は寒い地域の人に比べて風邪に対する深刻感が低い」と話した。
インフルに異変 A型 B型今年はダブル襲来
インフルエンザA香港型とA H1N1型の例年の傾向は12~1月に流行し、40℃近い高熱・筋肉痛・関節痛を引き起こす。B型の例年の傾向は2~3月に流行し、A型より症状が軽い。昨シーズンはA型97%、B型3%だったが、今シーズンはA型69%、B型31%である。
厚労省「インフル予防法」から「うがい」が消えた!!
インフルエンザの予防方法のポイント1:厚労省のインフル予防法からうがいが消えた。かつては厚労省もうがいを推奨していたが、インフルエンザの場合明らかな予防効果が証明されていない。そのため厚労省では数年前からうがいを予防対策に載せていない。しかし、うがいは風邪の予防には効果がある。うがいについて大谷義夫は「うがい薬は治療で予防にはならない。予防は水うがいの方がいい」と話した。
インフル予防 水ではなく「緑茶」驚きの調査結果
インフル予防にうがいをするときは、水ではなく緑茶のほうが効果があるという。緑茶に含まれるカテキンに抗菌作用がある。水と緑茶でそれぞれうがいを1日3回行った実験では、水だとインフル発症者は10%、緑茶だと1.3%となった。緑茶を飲むことでも効果があるという。緑茶の濃さよりも回数が重要、薄くてもいいのでこまめにやることで効果がある。緑茶以外だと紅茶でも効果がありカテキンが入っているお茶であればなんでも良いという。飲むことでも喉の乾燥を防げる。
インフルエンザ予防にうがい
予防は口から”歯磨き”でインフル10分の1に!!
歯磨きをする時に舌を磨くことでインフルエンザの発症は10分の1に抑えられる。口の中の最近が出すタンパク酵素はインフルエンザウイルスが気道に侵入したり増殖するのを助けるため口の中を舌を含め念入りに歯磨きをすることで効果がでる。
マスクの使い方 7割超が間違い?インフル新常識
マスクを正しく着用できていない人は73%いる。ポイント1:マスクをして鼻を出したりあごにかけたりするのはダメ。大谷義夫は「鼻と口をできるだけ空気の漏れがないように覆う」と話した。ポイント2:マスクを外す時フィルター部分を触らない。大谷義夫は「マスクの外側にはウイルスをはじめ病原体がついている」と話した。ポイント3:外した後は手を洗う。大谷義夫は「人は1日に何回も鼻や口に手をやるので接触感染を防げる」と話した。
A型 B型ダブル襲来 今年のワクチン大丈夫?
今年のインフルエンザワクチンはA香港型・A H1N1型・B型全てに対応している。ワクチンはどれくらい効くのかについて65歳未満は発症を7~9割抑えることができる。65歳以上は発症を3~4割抑えることができるが、重症化を抑えるので死亡を8割減らすことが出来る。長嶋一茂は「ワクチンを打ってインフルエンザにかかったことがあり、それ以来自分なりに免疫力を上げる努力をした。それから1度もかかっていない」と話した。
インフルエンザ ワクチン効果は何カ月?
予防接種は年1回で大丈夫かについて大谷義夫は「ワクチンは5カ月間有効」と話した。5カ月経ったら打ち直したほうがいいかについて大谷義夫は「接種は1度で大丈夫」と話した。玉川徹は「4月にインフルエンザになったからその期間を冬休みにすると言われた」と話した。

モーニングショーより