梅雨の時期です・・
お茶の上手な保存法
お茶は温度や湿気、そして移り香にとてもデリケートです。
いつでもおいしく香り高いお茶を楽しんでいただくために茶葉の保存方法は、密閉性の高い容器に入れ直射日光を避けて、温度変化の少ない場で保管してください。
開封前のお茶を保存する場合は、冷凍または冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。
開封前にはしばらく常温にしておいてください。冷凍・冷蔵庫から出したてのお茶は急な温度変化でパッケージの表面が結露します。あわてて開封して茶葉が湿らないようご注意してくださいね。

お茶缶のルーツは?
○VS□
 茶筒型といわれる丸い蓋付きのブリキの茶缶は、日本のお茶の間でおなじみのロングセラー。
このスタイルは元々はお茶の道具として使われていた「挽き家」というお茶を大きな茶箱や茶壷から少量づつ移し替えて保存するための容器だったそうです。丸い蓋は機密性が高くお茶を湿気から防ぎ、耐久性にもすぐれることからお茶缶のデザインは生まれ長く愛用されてきました。
ちなみに西洋の紅茶缶はいまも四角いキューブ型の缶が多いですね。大航海時代に東洋から海を越えて運ばれたお茶は高価な貴重品でカギのかかった茶箱に納められていたそうです。
やがて「TEA CADY:ティーキャディ」というお茶缶の用途をはたす容器が生まれました。当時は角缶に四角い蓋で、運搬中に凹んだり開閉がしにくいことから、より機能的に優れた蓋へと変わっていったそうです。


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