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秋の夜長は、ゆったりとお風呂を楽しみたいものです。 いまや数百種類ともいわれる入浴剤。 ここでは身近にある素材を上手に使ったさまざまな入浴法をご紹介しましょう。 |
寒くなるとお風呂が何よりたのしみです。 牛乳風呂やレモン風呂などの楽しみがありますが、手軽に美容と健康にいいのがお茶風呂です。 お茶にはビタミンCやカフェイン、タンニンなどが含まれているので疲れを心からほぐし、血行をよくします。湯冷めをしないのも特徴です。 お茶風呂をたてるには、まず適当な布袋に湯のみ茶碗2杯程度のお茶の葉を入れます。上等のお茶を使う必要はありません。 使い忘れて古くなったもので十分です。あとは、袋の口を絞って、お風呂に浸しておくだけです。 しばらくすると、かすかにお茶の香りが漂ってきます。 |
昔から夜が一番長い冬至の日にはゆず風呂に入るという習わしがありますが、これはこれから寒い季節に向かうので、風邪などをひかないように、という昔の人の知恵からきたものです。 ゆず風呂は本当に体の芯まで温まりますが、ゆずの代わりにみかんの皮や大根の葉でも効果があります。 みかん風呂の場合は、みかんの皮をカラカラになるまで天日で干し布の袋に入れて湯船の中に入れます。 大根風呂もみかんの同じ要領で干してから細かく刻み、布袋に入れてお風呂に入れます。体を芯までポカポカ温め、しかも湯冷めしにくくなります。冷え性の方にもおすすめしたい入浴法です。 |
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