Aizawa ga to-ru
秋の秋田駒ヶ岳縦走
今回は、国見温泉〜乳頭温泉の秋の秋田駒ヶ岳縦走である。
最大の目標は、秋の高層湿原を3つ訪れることである。
国見温泉の最寄りの駅は、数駅先だが、JRの列車数が少ないことから、雫石駅で下車しし、タクシ−で国見温泉へ向かう。
30分程で国見温泉に到着する。
横峰のガレ場までは、樹林帯の中の急登が続く。
稜線に出て視界がきくようになると、周囲の山や田沢湖が見えてきた。しかし、大気中の水分が多いためか、遠くの山は見えない。
横峰の稜線に出ると、風がかなり強くなりはじめた。
横岳を越えるまでは、この強風とお付き合いしなければならないようだ。この稜線の風が強いのはいつものことではある。
横岳を越えるとピタリと風が止み、この時期にしては暑いぐらいの心地よい状態が続く。
少し稜線を進むと北の彼方に今回の最終目標の大白森の湿原が見えた。黄金色に輝いている大白森の山頂付近が全て湿原であることがはっきり見える。
ここから笊森までは、岩手山を見ながらの縦走がしばらく続く。北県側の八合目登山口からの日帰り登山者の姿は、途中から殆ど見かけなくなり、秋晴れの縦走路をノンビリと満喫できた。
笊森の頂上からは、眼下に千沼ヶ原の湿原が広がっている。大きさや花の種類などは、特筆するものがある訳でではないが、秋田駒ヶ岳の縦走路の中で一番好きな場所だ。この山は、千沼ガ原を目指して登ることが一番多いのだ。
湿原までの下り坂を心地よい風に吹かれ歩き、千沼ガ原でユックリと雲を眺めながらお茶を飲む。
ここからは、最後の登りの乳頭山を目指す。最後の急登を汗だくになりながら、頂上を目指す。乳頭山は、いつも風が強く、ガスっている、というイメージがあるのだが、今回は、目指す大白森はもちろん、さっき歩いてきた縦走路全てが見晴せる絶好の天候であった。
後は、本日の宿泊予定の田代平へ向かって下るのみ。数年前に建替えられた小屋は、とても綺麗で、以前の小屋しか知らない方が見たらびっくりするであろう。
ここで、いつものごとく、夕食(晩酌?)を始めた。すると、外の気配が・・・
そう、雨である。あれ?このまま明日も天気が悪いのでは・・・
翌朝、その予想は見事に的中し、大白森を断念することにした・・・
一番最後に小屋を立ち、ノンビリと温泉に入り、帰路へとついた。
大白森の湿原は、なかなか手強い存在であった。
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