茶臼岳スキーツアー報告 2004.1.31

メンバー:北(3年,リーダー),府金(6年),斉藤(OB),山口(3年),壺内(1年),
成松(茶臼組),菊地(茶臼組),吉田(岩手八幡平SS),東(顧問,茶臼組)
ルートおよびルートタイム:2004年1月31日(土),ルートは上図参照
9:30 八幡平観光ホテル駐車場集合
9:52 出発(リフト利用)
10:45 大黒森(1446m)
11:09 恵比寿森(1496m)
11:42 茶臼山荘(1548m)
−57 休憩,昼食
12:10 茶臼岳(1578m)
12:53 アスピーテライン合流点(1360m)
13:30 雪庇踏み抜き地点(1099m)
 −59 救助
14:12 駐車場
弱層テスト:茶臼山荘東斜面,茶臼岳東側1450m付近東斜面の2ヵ所で実施.雪面から20〜30cm部分に
やや弱い弱層あり(手首から肘).雪質,斜度等から雪崩の危険性は低いと判断.
特記事項:●雪庇踏み抜き事故.怪我なし.雪庇基部の亀裂(ヒドゥンクラック)に、二人転落.
うち一人は自力脱出,もう一人はすっかり落ちたため,雪庇崩落・雪崩の危険性を考慮し,補助ロープで転落者を確保した後,
別のロープで装備を先に引き上げ,雪シャベルを渡して自力で脱出させた.最終的な転落深度は約2〜3m.地面に足が付いた.
●成松氏が携行していたロープ(φ8mm)とシュリンゲがなければ安全な救出が困難であったと考えられる.
 事前に装備の確認が必要である.
感想:天候,雪質,メンバーとも申し分なく,楽しいツアーであった.今回は成松氏のおかげで事なきを得たが,
レスキューについて考えさせられた.
報告:東,一部成松

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