宮城・山形県
登山形式 縦走往復
山行日 2013年9月18-20日
1泊テント1泊ホテル 山行者1人
蔵王山頂レストハウス〜熊野岳 / 刈田峠〜屏風岳・不忘山
18日 晴れ
二本松IC 8:30出 ⇒ 東北自動車道 白石IC ⇒ R4 r12 遠刈田温泉 ⇒ 蔵王山頂レストハウス 10:30
山頂レストハウス 11:00 ⇒ 刈田岳(1758.1M) ⇒ 馬の背 ⇒ 熊野岳(△1840.5M) 12:10 12:55出
地蔵山(1736M) 13:30 ⇒ 三宝荒神山(1703M) 13:50 ⇒ 熊野岳避難小屋 14:33 ⇒ 山頂RH 15:09
蔵王坊平高原キャンプ場 泊 023−33−2215
蔵王温泉 大露天風呂(450円)
19日 晴れ
刈田峠 7:15出 ⇒ 杉ヶ峰(1744.9M) 8:07 ⇒ 後烏帽子岳分岐 8:42 ⇒ 屏風岳(1825M) 8:58
南屏風岳(1810M) 9:35 ⇒ 不忘山(御前岳)(1705.3M) 10:07 11:25出
南屏風岳 11:55 ⇒ 屏風岳 12:25 12:45出 ⇒ 杉ヶ峰 13:24 ⇒ 刈田峠 14:18
遠刈田温泉 神の湯(300円)
松島 ホテル壮観泊
20日 晴れ
松島〜塩釜〜三井アウトレット仙台港〜仙台空港 ⇒ 白石IC 東北道 二本松IC ⇒ 自宅
車移動距離 18日 166Km 19日 110Km 20日 179Km 合計 455Km
台風18号が通過し快晴のなか、蔵王連峰と松島に行ってきました。
日本各地に被害をもたらした台風18号が通過し、雲ひとつない快晴のなか、8時すぎに二本松を出発。東北自動車道を北上し、途中国見SAに立ち寄りながら、9時23分白石インターを通過。スーパーに立ち寄り、昼食用のお握りとつまみ類、一の蔵の特別純米酒を購入。県道12号から遠刈田温泉を過ぎ、蔵王エコーラインへ。10時10分滝見台通過、蔵王ハイラインの料金所で520円を支払い、10時半に蔵王山頂レストハウスの駐車場に到着。平日ではあるが、第1駐車場は半分以上埋まっている。
山頂RHから御釜周辺、刈田岳はかなりな人出であった。刈田岳避難小屋を覗き、刈田岳の階段を降り、御釜を右手に望みながら、馬の背をめぐり、熊野岳避難小屋へ。ルートは降雪の目印の木の柱が連続して立っているので、迷うことはない。
10分弱で熊野岳山頂に到着、熊野神社に御参り。広い山頂には到着時は20人ほどの姿がある。RHから1時間弱で来れるため軽装の人が多い。昼食にチーズかまぼことナッツ類、お握り、ビールの缶を開ける。青い空にすじ状の雲が広がる。そろそろ出発しようかと準備をしていると、刈田岳の山頂でも会った、30人ほどの小学生の集団がやって来た。山頂から地蔵山方面に降りきると、山姥の石像が迎える、長年首なしだった像を平成23年に修復し開眼したものだ。熊野岳から35分ほどで地蔵山に到着、途中出会ったのは、測量をしていた人以外、登山者は女性一人、山頂で一服している時に女性が一人到着。階段状の蔵王ロープウエー山頂駅方面へ蔵王地蔵尊がお出迎え。ザックをデポして、三宝荒神山へ登る。午後2時山頂駅を出発、地蔵・熊野岳道との出合まで木道が続く、熊野岳避難小屋までの間は石組のゆるい階段が整備されている。刈田リフト山頂に立ち寄りながら、3時過ぎにレストハウスに到着。受け付けがいる内にと、蔵王坊平国設野営場をめざす。ナビでキャンプ場を目標に進んだら、目標が解らずに通過してしまった。キャンプ場入口でナビを入れなおすと2キロほど戻ることに、キャンプの受付を済ませ、蔵王ラインを通り「蔵王温泉大露天風呂へ」、渓流沿いの露天風呂で一日の汗を流す。入浴後に温泉街のコンビニで牛タン弁当を見つけ夕食用にと翌日分のお握りを購入。キャンプ場に戻ると、林間は薄暗くなりかけている。他の利用者は3組、適当な距離を取って水場に近い場所にテントを設営する。
愛車のハイゼットワゴンのリアハッチにガスランタンを吊り、テントとの間に椅子とアイスボックス、カーゴボックスを配置し、5リットルのタンクに水を確保、夕食は牛タン弁当にカラアゲ・ウズラの玉子の串揚げフライ・カニ風味サラダ・ジャッキーカルパスやナッツ類のつまみ等々で、ビールと日本酒をいただく。明日は中秋の名月、月が明るく灯り、キャンプサイトを照らす。標高約千メートルのサイトは風が冷たい。
テントの中には、毛布をマット代りに封筒型シュラフの上にマミー型のシュラフで、毛足の長い芝のサイトは寝心地最高。8時前には就寝。夜中に一端目覚めると、1時44分テントの外は、月で明るい。明るすぎて星は余り見えなかった。翌朝は、5時に起床。ガスストーブでお湯を沸かしコーヒーと味噌汁を作る、朝食は、いなり寿司とサラダに味噌汁。今回持ってきたアルファ化米や缶詰等は手をつけず持ち返り。
テントのフライシートは朝露でビッショリと濡れ、サイトの撤収は6時を過ぎてしまう。今日のコースでは無いが、無人の料金所を山頂レストハウスへ御釜の展望に行くと太陽は既に高くに登っている。有料道路から降った場所に、10数台ほどの駐車スペースが有り刈田峠登山口から近い方から埋まり、5台目のスペースに駐車。7時15分登山開始。今日は、南蔵王縦走コースを進む。林間を進み、コース左の奥に高床の刈田峠避難小屋に10分程で着く。前山を過ぎ杉ヶ峰に着き、振りかえると蔵王ハイラインと熊野岳を望む。林の中を降ると芝草平の湿原に出、木道が整備されている。木道と烏帽子岳分岐を過ぎると登り返し、今日の最高地屏風岳に到着。東側は崖で切れ落ちている。ここから先は、低木帯になり、眺望の良い稜線歩きが楽しめる。南屏風からの降りはクサリ場も有り、ガレ場も出てくる。10時過ぎに不忘山到着。山頂にデポし、不忘の碑までのガレ場を往復、高さ5mはあろう大岩に昭和20年3月10日に墜落したB29の追悼碑やかえるの形の岩などがある。
不忘山頂にて1時間以上滞在、持ってきたビールを飲み干す。山頂で会ったのは、白石スキー場からの登山者を含め、10人ほど。 昼過ぎに屏風岳に到着、最後のお握りをたいらげ、20分ほど滞在、出発しようとしていたら、昨日よりは高学年と思われる、小学生の集団が刈田峠から登って来た。2時18分登山口に到着。下山後、遠刈田温泉の共同浴場「神の湯」で汗を流す。
今夜の泊まりは、松島の温泉ホテル。インターネットで探して、町側・景観指定なしの条件で格安の料金。県道47から国道286、釜房ダムを経由し仙台市内。県道8から松島市内へ、6時過ぎホテルへ到着。
部屋は二階のツインルーム、古さは感じるがテーブルセットもあり、広さは十分。早速浴衣に着替え大浴場へ、海を望む露天風呂やサウナもあり、温泉は無色透明。
夕食は、70種類のバイキング食べ放題、焼きたて揚げたてのステーキや牛タン、天ぷらのオープンキッチンもある。ステーキと牛タンは小皿に2枚ずつなので往復が忙しい。隣に座ったカップルはカニばかり大量に食べていた。プレミアルモルツのの中ジョッキ2杯と焼酎のお湯割りで食事もトレイで2回転、たっぷり1時間半をかけ、大満足、大満腹の夕食でした。
ホテルの場所は、街中から離れているので、館内の居酒屋でラーメンでもと思っていたが、腹に余分なし、部屋で日本酒の残りを飲み干し2日で一升平らげた。20日の朝は、5時半に起床。窓の外は霧がかかり、日の出は望めず。朝風呂にサウナに入りゆっくりと過す。7時過ぎ、朝食のバイキング会場へ、朝食は和食メニューを中心に野菜のサラダをたっぷりと、オープンキッチンはアジの開きの塩焼きとネットで評判の良かったフレンチトースト。炊きたてのササニシキのご飯とナメコの味噌汁、一杯目はタラコで二杯目はシラスおろしでいただく。食後のコーヒーを飲み1時間ほどすごす。
9時前にチェックアウト、車を置かせてもらい折りたたみ自転車で、松島の市内を巡る。遊覧船案内所を過ぎ、五大堂へ、遊覧船乗り場を通り、観欄亭横から松島海岸駅で折り返し、松島さかな市場を一回り、駐車場の一角では牡蠣焼きの小屋もある。海沿いに戻り、通行料200円を払い福浦島へ、松島市内から島に渡る橋には縁結びに関する別名があり、雄島への渡月橋は「悪縁を絶つ縁きり橋」、福浦橋は「出会い橋」、五大堂の透かし橋は「縁結び橋」と呼ばれ、市内の円通院には縁結び観音がある。約250mある朱塗りの福浦橋を渡り島を巡る。
昼前にホテルに戻り、塩釜へマリンゲート塩釜をめざす。マリンゲート奥、仮設商店街の食事処「やま登」で刺身定食1200円を頂き、マリンゲートで海産物を購入。三井アウトレットパーク仙台港に立ち寄り、海近くの県道から仙台空港へ、塩害で作付け出来ない、田んぼが広がり、半壊の建物が点在している。
国道4号線経由、白石ICから高速へ乗り、5時過ぎに自宅へ到着