安達太良連峰:鉄山(沼尻登山口より)

福島県

登山形式  回遊

山行日 2003年9月14-15日

1泊小屋泊 山行者1人


沼尻登山口〜船明神山〜鉄山〜胎内岩〜沼尻

以前より泊ってみたいと思っていました鉄山の避難小屋に行って来ました。

14日の午前中はいろいろと用事を済ましていましたので常識外れの時間になってしまいました。

町場は両日とも晴天だったようですが山頂ではガスに巻かれてしまい期待していた夕景や星空は望めませんでした。

 

14日   晴れ

  沼尻登山口 13:25出 ⇒ 14:05 沼尻湯元上展望地 ⇒ 15:21 障子ヶ岩巻道 ⇒ 

  △船明神山 16:00 ⇒ 16:25 牛の背 

  △鉄山(1710M) 16:55 ⇒ 17:10 鉄山避難小屋

 秋晴れの安達太良西稜

15日   晴れ(上部はガス時おり霧雨)

  鉄山避難小屋 10:00出 ⇒ 10:05 石楠花の塔 ⇒ 10:25 胎内岩のピーク ⇒

  10:45 胎内くぐり ⇒ 11:40 沼の平廃道出合

  12:10 沼尻温泉湯元 13:00出 ⇒ 13:20 白糸の滝上 ⇒

  13:30 沼尻登山口

 

 午後1時過ぎの遅い出発、天気は快晴。沼尻の登山口には登山者と滝見の方々の車で埋まっていました。
登山口を出てすぐに滝見の展望台に出る、そこからは階段状の登りで稜線に、しばらくは穏やかな登りが続く。
左手に展望が開くと、障子ヶ岩の崖の上沼の平に端を発する硫黄川の流れと沼尻温泉の湯元の作業小屋が眼下に広がる。

登山道の周囲には白玉の木の白い実と竜胆のつぼみが目を引く、登山道が巻いている沼の平の周囲は障子ヶ岩・胎内岩などの落差数十メートルの断崖が取り巻いており、時おりその姿をあらわす。障子ヶ岩の最上部を過ぎ次の断崖に差し掛かると道は右に巻きふたたび沼の平を望むと船明神山の下部となる。

この頃から上空の雲の動きが速まり、風も強まってきた。船明神から牛の背までは穏やかな稜線歩き、牛の背から鉄山間は沼の平からの吹き上げの西風に煽られ、鉄山避難小屋に到着した頃には視界は数十メートルにまでなっていました。

今夜の小屋の住人は、4×2+2×1+私の11人、外は強風の為小屋内での夕食となるが、隣はすき焼きだったり炭火の焼肉だったりと、なんとも困ったものです。

夜7:30頃には若干星が見えたが、そのまま3:30頃起床するまでぐっすり寝てしまって(12:00頃には星空が見えたらしい)星空は見れませんでした。

朝方も風とガスが残り、時折雨が混じる、天気次第では安達太良山まで往復も考えていたけれど、中止したので今日は降りるだけ他の人たちが出発のを見送り遅い出発、プロペラのついたケルン(石楠花の塔)を過ぎ降って行くと胎内岩のピークに取り付く、胎内くぐりすぎ、標高1450mほどの地点でやっとガスの下に出て視界が広がる、硫黄川までのザレ場を気を付けながら降って行くと後はなだらか降りとなる、湯元でゆっくり昼食をとり水も補給、温泉の湧出口から100mほど下った川が入浴には良さそうな温度ではあったがとりあえず今日は沼尻温泉まで行ってから入浴することにする。

湯元からは、温泉の管を見ながら、廃坑跡、白糸の滝をと下る。

渓谷の紅葉もまもなく

  

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