◆「グイン・サーガ」とは?◆
作家・栗本薫によって1979年に全100巻を目指して開始された大河ファンタジー小説。
24年経った現在89巻+外伝18巻が刊行されている。(03年6月4日現在)これはギネスブックにも載っている、一人の作家によるシリーズ
もの小説の世界最長記録である。
自分が13年前に読み始めた時にはすでに31巻(+外伝7巻)まで出ていた。その頃は刊行ペースが年2冊程度に落ちており、こりゃあ完結
なんて無理だなあと思っていたのだが、ここ数年は隔月ペースという怒濤の勢いで刊行されており、このまま行けば05年には100巻に到達
しそうな気配である。
しかし、ここで新たな問題が発生している。100巻では到底完結しないのである。つーか200巻くらいまで行きそうな気配さえあるのだ。
そんな超ロングシリーズだが、魅力はやはりその長さ故の数多の登場人物たちの運命模様であろう。
主人公グインと第1巻で運命的な出会いをしたリンダ・レムス・イシュトヴァーン。4人は90巻近い大河物語(作中時間では10年弱が経過)の中で成長し、挫折し、結婚し、子供を授かり、愛する者を失い、王になり、笑い、泣き、怒り…運命の荒波にもまれ続けている。
運命に操られた彼らが織りなす歴史という名の絢爛なタペストリー。この壮大な物語に貴君も飲み込まれてみては如何か?
今なら、月に1冊読んでいけば…9年で読み終えられる!
今なら、週に1冊読んでいけば…2年ちょいで読み終えられる!
今なら、毎日1冊読んでいけば…3ヶ月半で読み終えられる!
無問題!「こち亀」よりは短いぜ!!!
▽追記▽
05年4月、ついに第100巻発売!!!
第1巻刊行から26年での異形…もとい偉業達成である。当初は年5冊刊行で20年で達成という予定だったようだが、年1冊しか出なかった
年があったのにも関わらず、100巻+外伝が20冊も出ているのにも関わらず、わずか6年遅れでの達成というのはすげえなあオイ。
しかーし、当初の予定であった大団円の100巻を迎えたのにも関わらず、話はぜーんぜん終わる気配がないのが困ったところ。
これ、200巻でも終わるのかねえ?
ともあれ、運命に操られた彼らが織りなす歴史という名の絢爛なタペストリー。この壮大な物語に貴君も飲み込まれてみては如何か?
今なら、月に1冊読んでいけば…10年ぽっきりで読み終えられる!
今なら、週に1冊読んでいけば…2年ちょいで読み終えられる!
今なら、毎日1冊読んでいけば…4ヶ月で読み終えられる!
無問題!「こち亀」よりは短いぜ!!!
▽戻る