みちのく五大雪祭り

なまはげ柴灯まつり


なまはげ柴灯まつりは昭和三十年代から行われてきたもので、月遅れの小正月行事に合わせて今日まで続けられています。古例の柴灯まつりを基本とし、鎮釜湯の舞と言う独特の祓い神楽からはじまり、なまはげ踊り、なまはげ太鼓、真山お山掛けの古道から松明(たいまつ)をかざして下山する十五匹のなまはげは、幻想的で勇壮な姿を見ることができるすばらしい祭りです。


伝承会のメンバーによるなまはげ踊り

          なまはげ乱入

          柴灯の火

           

日程

@雅楽
奈良時代から伝わる伝統宮廷音楽で竜笛、笙(しょう)篳篥(ひちりき)などの楽器が荘厳な音楽を奏でます。

A湯の舞・ちん釜祭
「湯の舞は男鹿地方独特の祓い神楽を奉納します。「ちん釜祭」は古い伝統的な湯立て神事で、
大釜に湯を沸かし神官が呪文を唱えながらわらボウキで湯をかき回します。この湯立てには
海の波や荒れを鎮めるという信仰があります。

Bなまはげ入魂(PM6:00

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から)
なまはげに扮する若者達が、参道入口の石段に整列し、神官の祓いを受けた神(しん)の入った
面を授かり、身につけます。この儀式で若者達はなまはげと化し、山へ戻っていきます。

Cなまはげ再現
男鹿各地で大晦日に行われている民族行事「なまはげ」を再現するもので、
なまはげが家々を訪れ、訓示を残して帰って行く様子が見られます。

D里のなまはげ乱入
なまはげが参道入口から観客の中へ乱入し、境内を暴れまわります。その時に衣装(ケデ)から
ワラが抜け落ちます。そのワラを頭部や病気の箇所に巻くと無病息災、疾病治癒を祈願できるとも言われます。

Eなまはげ太鼓
なまはげと和太鼓を組み合わせた新しい民族芸能で「家内安全」「五穀豊穣」などを願い、演奏されます。

Fなまはげ踊り
昭和36年に秋田が生んだ現代舞踏家・故石井漠氏が振り付け、息子の作曲家・石井歓氏が曲をつけた勇姿な踊りです。

Gなまはげ下山
松明(たいまつ)をかざしたなまはげが闇の中から現れ、雪山から降りて来るその勇姿な姿は
幻想的で神秘にあふれ、見るものを魅了します。そして、再び観客のもとに降り立ち、
境内を練り歩くまつりの最大のクライマックスです。

Hなまはげ献餅
神に献ずる護摩餅を神の使者なまはげに進ずる儀式で、柴灯火で焼かれた大餅には
神力が宿り、神官の捧げるその護摩餅になまはげは容易に触れる事ができません。
その右往左往する姿はユーモアにあふれようやく護摩餅を手にしたなまはげは
神のもとに帰って行きます。

Iまめまき
ご来場の皆様の今年一年のご多幸、ご健康を祈願し、神官がまめまきをいたします。

Jなまはげによる柴灯ごま餅くばり
柴灯火で焼いた大餅を切り分け、なまはげが皆さんに餅をお配りします。この護摩餅は、
災難除去の御護符(おごふ)として護利益があります

K運の餅抽選会                                

                                  


臨時バスダイヤ 
行き 男鹿温泉発 17:10=> 祭り会場 17:40
 ” 男鹿駅前発 16:50=>羽立駅 16:58=> 祭り会場 17:40
帰り 祭り会場 19:40=>羽立駅 20:22=>男鹿駅 20:30
  祭り会場 19:50=>男鹿温泉郷 20:20


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