鉢森山を越えて小原温泉かつらの湯へ
2009年5月10日 9:30発

数日前から水が張られた水田で、田植えが始まる様子を横目に、「ゆっぽ」の北緯38度線の看板の下を通って鉢森山の登山口に向かい進みました。

道が登りはじめるとすぐ「わらびを取らないで下さい 取って行く人わ 判っています」の看板が…確かに日当たりがよくワラビがぞくっと生えてきそうだ! 

倒木が道をふさぎ、杉林の根元にはシダ類が生い茂っている。そこに!コブラ草?蝮草というらしく、画像にはありませんが、根元の茎のような部分の柄がマムシで、鎌首を持ち上げたような様子からのネーミングではないそうです。「コブラ草」で検索しても探せるくらいだから、形でいったら「緑のコブラ」だよね!

春は、花の季節。 くっ熊の爪あとか?しだの葉に白蛙…普通に緑じゃないことが主張なの?

早くもてんとう虫が出てきたのか?越冬したのか…春の山はにぎやかになってきました。看板がいろいろあり、高圧天然ガス管埋設のため掘削注意のお願いがありました。なぜこんな山中の急な坂道の脇に埋めたのか?日本地図から見ると東北地方の日本海から太平洋を結ぶ最短ラインがこの地を通るからじゃないかと想像できます。

植生が変わったのか、道端には先ほどまでのシダ類から蕗が多く見られるようになりました。まもなく頂上です。残念ながら画像に納められませんでしたが、帰り道にこの付近で「カモシカ」と出会いました。どこからか視線を感じると、分かれ道辺りにカモシカが1頭いて、しばし目線が合いました。ソ〜〜〜っとカメラに手を伸ばしているうちに、道を山のほうに引き返して行ってしまいました。看板 たきびたばこに御用心。

やまぶきの花が咲く。10:20頃、鉢森峠到着。今回の行程で気が付いたのは、石碑の多くは、眺めが良い所に向いてあることです。先日の下見のときは、霧のため気が付かなかったのですが、峠の石碑の前に立ち振り返ると…!

手前は白中のグラウンドと二小の校舎、中央は寿山から緑ヶ丘 右側は、鷹ノ巣あたりが見えました。

手前下には、大平の八ツ森山が、続いて中央から奥に大鷹沢三沢の田んぼが広がっています。

看板 休猟区 TEMPORARY GAME PRESERVE AREA。常磐幹線 三叉路のR4は国道4号線の市街地方面、R113は国道113号線の小原街道へつながり、96はおそらく電力の鉄塔の番号で更に別の尾根に続いています。ここから小原方面に向かいますが、山頂へ登る道が別に右側に分かれていました。

小原方面に降りはじめると道の様相は一変して、絶えず水の流れる音が聞こえる沢沿いの砂利道になりました。何箇所も山から水が湧き出る所があり、それぞれが合わせれて小川が出来ては沢に合流していました。またこれまで見かけなかった大きな石の岩が目立ち、道端に丸い岩がいくつにも割れた不思議なものもありました。

小原側の道は、白石側が曲がりくねっていたのと比べて直線的で、途中から舗装されていました。山道の出口には古い石碑がありました。

視界が開けて  沢水は、田畑をも潤します。11:20

スパッシュランドのつり橋を通って 碧(みどり)の白石川の清流を眺め、川岸には野生の藤が咲いていました。

小原温泉郷に架かる昔からのつり橋には、鯉のぼりが飾り付けられていました。いよいよ目指していたかつらの湯の入り口です。入湯料200円で、岩盤に湧き出る温泉のため、浄化槽を設置できないので、川に棲む岩魚やヤマメなどの魚たちや環境に配慮して、石鹸・シャンプーは使用できません。

岩が突き出ているかつらの湯男風呂内部です。ちょっと熱めの源泉かけ流しの温泉が沸々と湧き出して、熱めの湯が好きな私も、そう長く入っていられません。脱衣所は、風呂の横にあります。

湯上りを「こじゅうろうくん」に出迎えられて、薬師堂の前を通って帰り道に…

小原の家の壁に古そうな看板がありました。青森営林局のデザインは、緑の山を炎になった手が今にもつかもうとしているものでした。遠くに蔵王が見えました。13:15

帰りは、ひたすら歩いて約2時間!意外と山を越えた後の下りがきつかったな。15:05 5時間半あまりの往復でした。下見のときは3人、今回は1人だけ山道で行き会いましたが、霧の中からヌッと現れたおじいさんも原付で坂を下りてきたまたおじいさんも、山で出会ったマナーみたいに、「こんにちはー」と声をかけていただきました。ドキッとしました。